「2006年SL函館大沼号」撮影フォトをご紹介いたします

蒸気の煙写真館
hakodate-honsen



函館本線 ロマンと歴史がいっぱいの「SL函館大沼号」 2006年8月12日、13日

お盆前に北海道に出掛ける機会があり、8月12日、13日に夏の函館本線(函館〜森)を走るSL函館大沼号をはじめて撮影、乗り鉄してきました。SL函館大沼号は下りは前向き運転で函館〜大沼公園〜森間を駒ケ岳経由で、上りはバック運転で森〜流山温泉〜大沼公園〜函館間を渡島砂原経由で、駒ケ岳を一回りする山あり沼あり海ありの変化に富んだ風景の中を走る列車です。今回牽引する蒸気機関車は2灯ヘッドライト(カニ目)のC11-207号機でした。また、連結している旧型客車は各車両「道南の花」「幕末」「異国情緒」などをテーマに演出してあり、車内ではレトロ調の制服を着た車掌さんや素敵なドレスを着た女性の客室乗務員さんがクイズなどのイベントを出題したりと賑やかな雰囲気でした。
気温が高く蒸し暑く霧雨が降ったりと両日共に天気がなかなか回復せず、駒ケ岳の全景は最後まで望ましてくれませんでしたが、見事な爆煙で走ってくれました。

2006年8月12日(1日目)





姫川駅  Canon EOS 30D / Canon EF24-105o F4L IS USM
◇駒ケ岳をバックに絡めて撮影の予定でしたが雲に隠れて見えませんでした。





姫川駅  Canon EOS 20D / Canon EF70−200mmF2.8L USM
◇駒ケ岳が見えない分爆煙で通過してくれました。





◇姫川駅 スーパー北斗の姫川駅通過です。かなりのスピードで走ってきました。





◇姫川駅 函館本線」を走るDF200貨物列車の力強い走りでした。





「2006年SL函館大沼号」スナップ



折り返し「森駅」(駒ケ岳を望む海沿いの小さな駅)







下りの折り返し駅「森駅」に到着した「SL函館大沼号」は返しの運転に向けて整備点検します。
ターンテーブルが無いのでC11と客車を入れ替えての上り函館行きはバック運転となります。
姫川駅で撮影後55分ほど待って姫川駅12:00発普通列車に乗って森駅(12:06着)に向かいました。
11時13分に既にSLの到着した駅周辺は乗車客で大変な賑やいでした。



上り函館行き「SL函館大沼号」乗り鉄



森駅13:25発函館行きに「いかめし」とサッポロクラッシク買って乗車しました。
ビールを飲みながら一緒の席になったお兄さんと楽しい話をしたり、車内をウロウロ、車掌車に行ったりと
1時間55分のSLの旅を楽しみました。
☆森駅の名物は小振りのいかにお米ともち米をたっぷり詰め込んでじっくり煮込んだ人気の駅弁「いかめし」
 凄く美味しかった!



カフェカー/車内/車掌車








異国情緒にこだわったカフェカー車内では、ゴージャスな衣装の笑顔の素敵な女性客室乗務員さんや戊辰戦争当時の制服姿の車掌さんが当時の扮装で案内してくれます。そしてその衣装で記念撮影にも気軽に応じてくれていました。また、SL車内では戊辰戦争やSLに関するクイズやイベントがあり、さらにSLの旅を楽しませてくれます。
カフェカーの売店ではSL函館大沼号オリジナルグッズの車内販売もあり、運行協力にお土産として協力しました。



車掌車には前後にデッキがあり、煙を浴びながら煤で黒くなるの覚悟でC11207の躍動を直に感じることが出来ます。
自分も真っ黒になってみました。




函館駅到着



森駅から渡島砂原駅、鹿部と海岸線を走り、再び大沼駅から大沼公園駅に戻り、仁山駅方面へと走り、
五稜郭駅を経て終着駅のレトロなガス灯?が並ぶ函館駅ホームにゆっくりと滑りこんで来ました。
函館駅到着後、実際に当日使用したナンバープレートなどの車両装備品の販売もあり、
鉄道ファンには最後まで楽しい一日となります。





2006年8月13日撮影ページへ
函館本線(函館〜森)INDEXにもどる
蒸気の煙写真館トップページにもどる