秩父鉄道 出撃フォトをご紹介いたします

蒸気の煙写真館
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「SLパレオエクスプレス」

日本三大曳山祭のひとつ秩父夜祭が「秩父祭の屋台行事と神楽」としてユネスコ=国連教育科学文化機関の無形文化遺産に登録されて、多くの観光客に賑わった12/3(土)秩父夜祭の余韻の残る翌日12/4(日)に、「SLパレオエクスプレス」の撮影に出掛けて来ました。天候は、薄曇りの天気となってしまいましたが、前日のSL秩父夜祭号よりも、煙に恵まれた撮影となりました。



2016年12月4日







樋口〜野上 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
◇野焼きの煙がどんよりと視界を霞ませた空気の中を、爆煙を上げながら登場です。








樋口〜野上 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF24-105mm f/4L IS USM
◇背景に映り込む電柱をカットするか、そのまま一本だけ入れるか悩むポイントです。
SL位置、煙の上げた場合のスペース考えバランスをとると、このようなフレーミングで落ち着きました。
結果、何とかイメージどおりにSL列車を置くこと出来ました。








荒川橋梁 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF24-105mm f/4L IS USM
◇晩秋の荒川橋梁を煙を棚引かせて走り抜ける「SLパレオエクスプレス」です。
久しぶりに見る爆煙に、しばし見とれて余韻に慕ってしまいました。








浦山口〜武州中川上 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
◇晩秋の霞む武甲山を背景に「SLパレオエクスプレス」を狙いました。








浦山口〜武州中川 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF24-105mm f/4L IS USM
◇この日は薄い煙が風に流されてしまいます。
霞む武甲山も紅葉の部分がなくなり、さらに築堤の木々も落葉して、このポイントも初冬の雰囲気です。








白久〜武州日野 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
◇秩父の峠に実る柿木を絡めて、白煙で通過するパレオともにフレーミングしました。
柿木を主役に大きく取り込んでみました。








樋口〜野上 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF24-105mm f/4L IS USM
◇冬枯れのススキ、葉の落ちて柿の実だけが残ったさびしさを感じる峠に、
秋から冬への季節の移り変わりを感じました。
その中をいい白煙を棚引かせたパレオが颯爽と走り抜けて行きました。








波久礼〜寄居 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
◇秩父、長瀞と走り抜けたパレオは、ここから寄居の市街地に入ります。








樋口〜野上 Canon EOS 5D Mark III / レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM
◇今日は桜沢のオーバークロスから絶気する前の遠方からシャッターを切り始めました。
踏切通過後、約束どおり絶気運転となりました。
晩秋の山並みを背景に静かにオーバークロス下をくぐり抜けて行きました。