’04 1/4 天橋立で股覗き
なぜか急にカニを食べに天橋立に行きたくなりました。別に特別カニが好きだとか言うわけではないんですが、今年一度も食べていなかったのと、たまには変わったの食べてみたいと思ったのかも知れません。
で、朝早くから時刻表をぱらぱら。
選択肢がいくつか出てきました。まずは往復とも電車(もち特急無し!)、または往復とも高速バス(鉄道利用より若干安い)。後は、不本意ですが帰りが特急タンゴエクスプローラー利用。
いろいろかんがえた結果、帰りのことはなりゆきまかせにしてとりあえず往きはJR+北近畿タンゴ鉄道にすることにしました。目的地に早く着けるからです。
時間が迫っていたので、とりあえず「A〜!わし今から天橋立行くけどあんたも言ったことないやろ〜?1人行くのも2人一緒やから一緒に行くか〜?」と誘い、「行く〜」と返事があったのでJRの御幣島駅に向かいました。
ここから少し急ぎます。何せ電車の発車まで時間がありませんでした。少しでも早く駅についてみどりの窓口で切符を購入する時間をとりたかったのです(あんまり時間がなかったら初乗り切符だけ買って飛び乗った後乗り越しでもよかったのですが。)。以下、みどりの窓口にて。
私 「すいませ〜ん、天橋立までの往復切符2人分くださ〜い。特急券はなしで、支払いはクレジットカードでね。」
頼んでからやけに時間がかかります。時計をみると頼んでからだいぶたっています。発車時間が迫っている。焦りもって冷や汗だらだらかいていると、
若い駅員さん 「はい、切符。と領収書と間違いの訂正の3枚。」
私 「はい、じゃあ、お世話になりますぅ〜♪♪」
心の中(○メーーー!!!!たかが往復の発行にやけに時間がかかっていると思ったら、手続きとちりやがったな!?
しかも訂正なんぞわしに一言言うこともなく勝手にしや○って!発車10分以上前に窓口に行ったのに切符受けとったん1分前やんけ!)
心の中でさんざん罵詈雑言を○○いた後、ここから7:07分発西明石行き207系JR東西線電車に乗って尼崎駅に行き、別のホームで今では少なくなった大阪ー福知山線直通電車(117系300番台の福知山行き普通でした)に乗り換えて一路、福知山へ。途中の新三田でなぜか長く停車???となりのホームに207系電車が入線してきました。
…………時刻表を見ます。
ようよう見ると、御幣島で7:22分発の快速新三田ゆきでした。(………。御幣島であんなにあわてんでもこれ乗ったらまにおうたんや…………。)
まあでもアマ(尼崎)から乗ったおかげで座れたし、良いか。一人で納得して気を取り直し、そうこうしているうちに福知山に着きました。
ここから北近畿タンゴ鉄道に乗り換えです。いったんJRの改札を出て西に歩くと北近畿タンゴ鉄道福知山駅につきました。ホームは少しこじんまりとした島式1面2線でした。
少し待つと宮津行き普通電車が入線してきたので一番眺望の良い席を取ろうとして車内にはいると、内装にびっくりしました。デッキがないのをのぞくと何ら特急と代わりのないシートなのです。回転クロスシートでリクライニング機能付きでしかも1+2列シート!吊り広告もないし、車体自体も新しく、製造10年と少し。こんな豪華な普通を走らせてると特急乗る客おらんようなるぞ。と勝手に心配し、席だけ確保したら、外に出て停まっている車両の撮影を始めました。
駅舎の写真も撮りたかったので駅員さんに断って外から写真を撮った後、駅に戻ると旧500円硬貨のみ対応の券売機を見ました。??窓口もあるのに?
駅員さん曰く、「今度の新通貨発行のおかげで券売機を更新するとお金がかかる。かといって有人での切符販売にすると人件費もかかるし難しいところやねぇ。」と話してくれました。
キセル乗車者ってホント〜にいろんなとこに迷惑をかけていますね。
ここからは単線電化の軌道をディーゼルカーに乗って宮津を目指します。で宮津で西舞鶴行きに乗り換えて一駅で天橋立で下車。
天橋立ではカニを食べるつもりがなぜかイカをたらふく食べていました。駅近くの神社に参拝し、ボートで海を渡ってケーブルカー、バス(阪急系列)に乗って山の上に。そこから撮影したのがこの写真です。
お土産も買い、天橋立の駅の発車時間を見て、やっぱり電車の方が時間通りに目的地に着くし電車の方が良いや。と帰りも電車で帰ることにしました。
でそろそろ横でうるさいのが騒ぎ出します(笑)。
A 「腹減った。なんか食べに行こ。」
私 「(今までいろんなもん食っとったやろ…。)何が食べたい?」
A「すし。」
私「ここで食べるよか大阪帰って食べた方が安くて美味しいで?」
A「いやや!今食べたい!」
結局言い負けて天橋立の町の中をお寿司屋さんを捜して練り歩きます。何軒か見つけたのですが値段の高いお店ばっかりで安くて美味しそうなのがなかなか見あたりません。Aの機嫌もますます悪くなる一方です。これ以上時間を食って各停に乗り遅れて特急に乗せられてはたまらんので私が「ここにしぃ」と言い、わりと大きな料亭に入りました。
高級そうなのは見た目ばっかりで安くすむかな?と思ってたんですが全っ然期待はずれでした。
いちおう鉄道旅行記なので詳しい話はしませんが2人でエビやカキ、ハマグリの串焼きを食べただけで8000円。新手のぼったくりかレジの打ち間違いと思いました。時価って恐ろしい……。ちなみに値段のわりに全然美味しくなかったです。(尼崎三和商店街の某回転寿司のズワイガニ(2カン¥100円)の方がずっと美味しい。)
帰りの天橋立で「特急のろうや〜。」というAに「どあほ!さっきの店でなんぼ遣こたと思っとるんじゃ(泣)としかりつけ、泣きっ面のまま15:55発豊岡行きに乗り込み、宮津で下車。
レツバン220M、16:09発113系リニューアル車の福知山ゆき(なんでよりによって一日にたった1本のJR車両使用の各停にあたるんや…。帰りもKTRの車両に乗りたかった……。KTRの車両を知ったら113系がとっても貧相に見えてしまいました。)に乗りかえた後いくらかたって、福知山駅の一つ手前の荒川かしの木台(あらかわかしのきだい)駅で長時間停車。理由は対向の特急列車が遅れているため。結局約7〜8分遅れて駅を出ました。
また冷や汗だらだらかきはじめます。やばい……。福知山に着くの遅れたら17:00発大阪ゆきに乗り遅れる。→次の各停(17:54発)に乗って帰る。→家に帰るのが遅くなる→それをさけるために後続の特急に乗らざるを得なくなる………。
それからもう必死です。いかにすれば乗り遅れないですむか。それだけを頭の中で考えていました。改札に近いドアに陣取ろうと車内をちょろちょろしたり、時刻表を読み間違いがないかどうかなんべんも読み直したり、唇噛んであわてふためいてました。で、改札に一番近いドアに陣取ったと思ったらなぜかJRのホームに入線していくし…。(JRの車両だから?)でも、結局間に合いました。あ〜、よかった。(^^;)大阪行きの電車も、ダイヤの影響で発車を送らせていたんです。走って損しました。
後はもうな〜んの変哲もありません。変わったことと言えばこの電車がなんとゆきに乗った福知山行きとまったく同じ電車だったことと、途中の篠山口でAがあきらめ切れなさそうに?追い越しのタンゴエクスプローラー4号を眺めていたくらいです。(まあ今度どっか遠いとこ一緒に行ったときには状況に合わせて特急に乗ることもあるだろうからそんな顔しなさんな?ね?)
なお、今回のレポートの中で一部少しばかりクチ汚い表現が多く、読みにくい文章になったことをお詫びします。(笑)