ジャスミンの風 カンボジア みてある記>秘境 ラタナリキの旅

                                         
                                           
ラタナキリ 1日目(前編)



カンボジア生活もあと少しとなった2005年 3月7日、秘境ラタナキリに出発!!
機会があれば是非行きたいと思っていた場所です。


ラタナキリは、カンボジアの北東に位置しており、東側はベトナム、北側はラオスとの国境に接しています。
『ラタナキリ』という地名は、《ラタナ》がパーリ語が語源で《宝石》、《キリ》がパーリ語、サンスクリット語が語
源で《山》という意味です。
そう『ラタナキリ』は、宝石の山なんです。
何だかワクワクしてきませんか?


旅行書にもほんの少ししか載っておらず、日本では情報が極端に少ないので、どんな所なのか期待を膨ら
ませつつ『ラタナキリ』行きの飛行機に乗り込みました。
『ラタナキリ』へは、プノンペンからプレジデント航空が週4便(月・水・金・土)運航しています。
所要時間は、プノンペンから約1時間です。


そして、ついに到着した所が・・・





飛行機のタイヤが滑走路に付くと、ものすごい土煙がモウモウと立ち上りました。
そうここの滑走路は、土道なんです。
土道滑走路の空港はテレビでは見たことはあったけど、実際に経験したのは生まれて始めてでしたが、何かミョー
に感動してしまいました。
そして空港の建物はこの小屋のような建物がポツンと一つあるだけ。
これがラタナキリの“バンルン空港”です。


飛行機が止まってからしばらくするとゾロゾロと町の人々や子供達が滑走路を横断し始めた光景にビックリ!!
今どきなかなかお目に掛かれないとってものどかな空港でした。




















 



    ↑
← これが空港施設
  今まで行った空港の中で一番小さかった。


空港施設を出て、ここからホテルまではモトドップ(バイクタクシー)で行ってくれと言われていたので、モトドップが通る
のを待っていたのですが全く通らない・・・。
というか、来る気配もない。
「さぁ、どうやってホテルまで行こうかな?」と思っていると、私達が宿泊するホテルの名前が書かれたジープが一台止ま
っていた。
そしてジープの前に立っていたお兄さんに声を掛けると、私達の名前を書いた紙を持っていました。
なんと私達を迎えに来てくれていたのでした。
声を掛けてみてほんとによかったー!
このまま、このお兄さんと出会えなかったら炎天下の中を荷物を持ってトボトボ歩いて行くはめになっていたかも・・・。



 
← これがホテルのジープ



そして私達ともう一人ドイツ人旅行者の方を乗せて、ホテルに向かいました。
空港から土煙を立てながら町中を抜け、約10分でホテルに到着。


今回宿泊するホテルは、ボンカンサン湖畔に建つ『テラ・ルージュ Terres Rouges』というフランス人
が経営するホテルです。
やはりフランス人の宿泊者が多いそうです。
この時も、フランス人の団体さんが宿泊していました。
フランス語と英語が通じます。










ホテルは、木造の2階建てで、部屋数は12部屋、スイートルーム2部屋、レストラン、レセプション&売店があります。
2階にあるスイートルーム(1泊50$)は天窓があって夜そこから満天の星空を見ながら寝られるそうです。
このホテルはすごく人気があるそうなので、行かれる時は早めに予約を入れたほうがいいかも・・・。


今回私達は、ツインルームにエキストラベッドを入れてもらいました。





部屋は赤を基調とした落ち着いた部屋で、清潔な感じでした。

部屋の外のデッキには部屋ごとに椅子とテーブルが置かれているので、そこでくつろぐ事もできます。(夜
は夕涼みにピッタリ!!)
バスルームは、シャワーのみですがお湯はちゃんとでました。
バスタオルなどもちゃんと用意されていました。
このホテルでは、この環境を満喫して欲しいということでテレビとクーラーは付いていません。(天井扇はあ
ります。)
えっ、この暑いカンボジアでクーラーなしで大丈夫なの?!と思われるでしょうが、天井扇だけでも結構涼し
くて、夜は肌寒いくらいでした。


しばらく部屋で休憩して、お腹も空いてきたのでホテルのジープで町中まで送ってもらいました。




後編につづく


                                         
                                           


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