ジャスミンの風 旅・たび・旅(海外編)>韓国の旅

                                         
                                           
6月5日 利川(イチョン)





ソウル旅行5日目。
この日は、朝から陶芸の町、利川(イチョン)に向かいます。

利川へはバスで行くので、まず地下鉄で東ソウル総合バスターミナルのある江邊駅(2号線)に行きます。


  ←  地下鉄 江邊駅

     4番出口から出るとちょうど
     東ソウル総合バスターミナル
     前に出る。


江邊駅の前の横断歩道を隔てて向かい側がもう東ソウル総合バスターミナルです。
バスターミナルの中はすごく広くて、人でごった返していました。
まず利川行きのチケットをチケット売り場で購入します。

  チケット売り場     →

1階にはチケット売り場がエスカレーターを挟んで2箇所あるが、
利川行きはターミナルの出入り口から見て左側の売り場で
販売している。


利川へは1人3,500ウォン



バスのチケット

日付、出発時間、座席番号そして一番下に
書いてある数字(27)が乗り場番号



チケット売り場の上に行き先と値段が書かれたボードがズラリと並んでいて(しかも文字が小さくて結構見にくい。)、自分の行き先がなかなか
見つけにくかったですが、なんとか見つけて値段を確認していざチケット購入!!

間違えのないように"利川"とハングル語で書いたメモを見せて無事チケットGET!!
(結構ハングル語しか通じない所が多いので、行き先や店名などはこういうメモを用意するとスムーズにいくか
も・・・)


そして利川行きのバスのりばへ・・・。
チケットを見せて乗車。
それぞれ空いている席に座りました。



乗車してすぐにバスがターミナルを出発しました。
バスが動きだしてから気が付いたのですが、この時乗っていたバスは10:00発だったのですが、じつは私たちは本当は10:30発のバスに乗
らなくてはいけなかったのです。
この時私たちは、乗車するバスの時間が決まっていることも、座席指定だったことも知らなかったのです。(チケットもあまりちゃんと見ていなか
った。)
でもまぁ、チケットを見せた時に何も言われなかったので良しとしよう!


約1時間30分バスに揺られて、ようやく利川に到着しました。


利川のバスターミナルからタクシーに乗ってまず『海剛陶磁美術館(ヘガン トジャギ ミスルグァン)』(2,000ウォン)に行きました。(バスターミ
ナルから約15分、5,700ウォン)


この美術館は、人間文化財に指定された柳 海剛(ユ・ヘガン)氏が、韓国が誇る高麗青磁などの陶磁器文化を後世に伝えていこうと、一生を
かけて集めた陶磁器の展示、研究を目的とし1990年に創立されました。
彼は、約1000年断絶されてきて人々の記憶から失われかけていた高麗時代の青磁文化と製作技術を1910年頃に復活させた人です。

← 『海剛陶磁美術館』


柳 海剛氏(右)と
息子さんの柳 光烈氏(左) →



美術館の1階は、陶磁器の歴史や製作工程などが紹介されており、また海剛氏自身の作品も展示されています。
日本人のスタッフの方がいろいろと説明してくれました。
2階は、海剛氏が集めた陶磁器が展示されています。


同じ敷地内に工房や陶磁器を焼くための登り窯もあり、見学することもできます。

← 工房

↑                   ↑
敷地内にある登り窯



陶芸や陶磁器に興味がある方は、是非行ってみてくださいね。


美術館を見終わって、再びタクシーに乗りちょうど期間限定(2005・4/23〜6/19)で行なわれていた『利川陶磁器フェスティバル』の会場に
行きました。



恒山 林恒澤氏の実演  →

白磁の分野の第一人者だそうです。


← 象嵌の実演


会場内のレストランで食べたかき氷  →

  寒天、あずき、フルーツが入っていて
  ボリューム満点!
  上にかかっているきな粉が香ばしくて
  おいしかった。


← 会場内から見えた利川
   市内。


会場内にある『利川世界陶磁
センター』             →

世界各国の現代陶磁器作家の
作品が展示されていた。


2時間ほど会場をウロウロして、陶磁器文化を堪能しました。


またまたタクシーに乗りこの日最後の目的地に向かいました。
それは、"温泉"!!
そう利川は、陶芸で有名な町ですが、温泉もあるんです。
私たちが向かったのは手軽に温泉が楽しめる『雪峰温泉観光ホテル』(ソルボン ツーリスト ホテル)。

← 雪峰温泉観光ホテル


温泉施設の入り口  →


ここの温泉施設は、ホテルの建物に隣接してあります。
入り口はホテルのロビー入り口とは別で、ロビー入り口の向かって右側にあります。

中に入るとまず料金カウンターがあるので、そこで使用料を払います。
(大人 1人 5,000ウォン)


施設は男女別々で、海外の温泉施設としては珍しく水着は着用しなくてよかったです。
ほとんど日本のスーパー銭湯状態です。
洗い場があって、温度の違う湯船が2つ、水風呂、打たせ湯、ミストサウナ、高温サウナ、ごろ寝サウナ、あと予約制であかすりマッサージもし
ていました。


利用しているのは、ほぼ全員地元韓国人で、外国人は私たち家族のみでした。
施設は庶民的ですが、お湯は結構いいお湯でした。


温泉にしっかり浸かって気持ち良くなったのでそろそろソウルに戻らなければいけないのでバスターミナルに向かいました。
(雪峰温泉観光ホテルから徒歩で約15分で到着)

← 東ソウル行きの時刻表


東ソウル行きのチケットを買うときは、"トンソウル"といえば通じました。


東ソウル行きは、6番のりばから  →
出ます。



すばらしい陶磁器をいっぱい見て、温泉に入って疲れもとれ気持ちよ〜くなって、無事ソウルに帰ってきました。





                                         
                                           


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