ジャスミンの風

                                         
                                           
タイの旅
-4- バンコク


4月17日(木)

よく晴れた青空に太陽がキラキラ輝いています。
今日もホテルでしっかり朝食を食べて出発です。
ガイドのチャイさんのお迎えで、ホテルの船着場から、チャーターした船に乗ります。ロング・テイル・ボート(ルア・ハンヤーオ)とよばれる船で、幅は狭く
細長い船です。この細い船で、けっこうなスピードでとばします。側面は水しぶきをよける囲いがしてありますが、スピードが出ると、けっこうかかります。
でも楽しいんですよ。
チャオプラヤー川から少し細い運河へ入り、水上マーケットへ向かいます。
運河へ入ると、さっそく物売りの船が近づいてきます。可愛い小物や、民芸品等をのせ、三角の笠をかぶったおばさんが、慣れた手つきでしっかりこちら
の船をつかまえています。これからが腕の見せ所、なにしろ主婦暦30数年ですから負けていられません。「1000バーツ」(オ)。「高い!500バーツ」(私)。
「850バーツ」(オ)。「600バーツ」(私)。その時反対側から、別の物売りの船が・・・。しめた!「700バーツ」(私)。「800バーツ」(オ)。「だって向こうは、700
バーツて言ってるよ」(私)。「・・・・・」(オ)。「OK?」(私)。「OK」(オ)。交渉成立!ゲット!だいたい元値はいくらなんだろう?と思ったりしながら、得した
のか、損したのか、判らないけれど何か満足。
次は水に張り出して店を構えるお土産屋へ。ここでも着くなり、店の女の子が付いて回る。交渉しながら、お土産を2ツ、3ツ。
ここで、ちょっと用をたしに店のトイレへ。うーーん、バッチシ、タイ式トイレ。前か後ろかわからない便器、奥には小さな水槽にちょっとオシャレに花が浮
かせてある・・・と思ったら、花の形のプラスチック容器。これで後は流すこと。この旅行で、タイ式トイレにお目にかかったのは、ここだけでした。
また、船に乗り込み、ワット・アルン(暁の寺院)に。

        


さすが、暁に寺院といわれるだけあって、朝日に輝く姿はありがたい気持ちにさせられます。見学される時は、是非お天気の良い朝をお薦めします。陶
器を割ってモザイクのように飾り付けられた塔に登ります。塔を支える力強い仏の彫刻や、やさしい顔の仏様が迎えてくれます。

     


再び船で対岸のワット・プラケオ(エメラルド寺院)に向かいます。
バンコクでも、一番美しいエメラルド寺院。柱に無数に貼り付けられたミラーがキラキラ輝いています。写真でしか見たことが無かった時は何かギラギラし
ていやらしいかな・・・と思っていましたが、本物はなんと素晴らしいことか。タイの太陽の光と、真っ青な空と、この煌びやかな寺院がよく似合います。タイ
王朝の繁栄が感じられます。

        

ここでは、タイ様式、クメール様式、ヒンドゥー様式とそれぞれ違う建築様式を見ることが出来ます。それに境内のあちこちにたたずむ金や、色とりどりの
仏達。

        


もちろんエメラルド色のご本尊も拝みました。見所いっぱいのエメラルド寺院です。

     

そして隣にある王宮へ。玄関先は衛兵が守っている。王国ですね。

        


まずは、お昼で市内のホテルのバイキングへ。
ここでは、その場でスパイスを合わせて作ってくれるお米の麺が、スパイス、お汁共にバツグンの美味しさでした。相変わらずスパイス大好き親子です。
直径7〜8cmのクレープ(お煎餅)を焼いて、杏(?)やココナツを包んでくれるデザートもとても気に入りました。
それからは、ツアーのお決まりコース、お土産屋を2軒ばかり連れて行かれました。
私達二人だけなので、チャイさんに「早く出てきたらダメ?」と聞きましたが、却下されました。
「30分は居てください」。やはりついついお土産買っちゃいますね。
その後は、ティーンエイジャーの人気スポット、サイアムスクエアへ。やっと、夕食まで自由時間。「伊勢丹」などがあるワールド・トレードセンターをブラブ
ラ。けっこう洋服は気に入ったのがあります。
その周辺を散策していると、タイの音楽が・・・。ちょうど交差点の角に、囲いがあり、町の人達が祠に捧げ物をして、お参りをしています。その横で女の
子達がタイ舞踊を踊っています。きっと日本のお神楽の感覚でしょう。

      

しばし境内のベンチに座り見せてもらいました。お参りの人達も熱心に拝んでいます。こうして街の風景を見るのは大好きです。
そんなにしている内に時間になり、タイ舞踊を鑑賞できるシアター・レストランへ。観光客が減っているのか、以前来た時とは客席はずいぶん空いていま
した。早く着いたのもあって、タイの古典舞踊の衣装を着て記念撮影をすることにしました。マイカメラで何枚も撮影してくれるので、日本へ帰ってから好
きなだけ焼付けができます。

            

タイ料理を味わい、タイ舞踊を楽しみホテルへ戻りました。




                                         
                                           


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