平成19(2007)年6月3日 海上自衛隊横須賀基の一般公開が行われました。これと併せてアメリカ海軍横須賀基地の一般公開も行われました。 海上自衛隊の公開は「あたご」や「はたかぜ」などのイージス護衛艦の内部が公開される貴重なものであったとの対称的にアメリカ海軍はフレンドリーなイベントでした。 |
公開された護衛艦向かって左から
ちなみに「イージス」とはアメリカが開発した艦隊防空システムで、その由来はギリシャ神話の中で最高神ゼウスが娘アテナに与えたという、あらゆる邪悪を払う盾(胸当)アイギス(イージス)が語源となっています。 映画「亡国のイージス」でも「イージス、即ちギリシャ神話の無敵の盾・・・」と言う台詞で登場します。 ちなみに原作「亡国のイージス」に登場する「いそかぜ」は「はたかぜ」がモデルという説があります。 |
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魚雷発射管「あたご」艦上にて撮影。艦の右舷にあったもの対潜水艦用の魚雷を発射するために用いられます。 |
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「あたご」の艦橋 |
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信号ラッパ起床や課業開始、出港、戦闘開始などを自衛隊ではラッパで用いて知らせます。こんな物が整然と設置されているところに間違いなく自衛隊の艦であることを感じずにはいられません。 |
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見学者を迎える海上自衛官夏を感じさせる白い制服と敬礼が海の男を感じさせます。ちなみにこの制服は第三種夏服というものです。 海上自衛隊の制服は階級によって違ったり同じ夏服でも第二種と第三種があったりと旧大日本帝国海軍を「伝統墨守」した部分もあります。 |
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艦橋に設けられた艦長席 |
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チャフ発射機ミサイルを誘導する電波を欺くために用いるアルミ箔を発射する装置。艦上で雲を作り敵艦のミサイルを誘導する電波を欺きます。 |
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船舶用の国際信号旗を保管する場所国際信号旗はアルファベットと数字で構成され、一文字ずつ意味があります。また複数の文字を組み合わせることによって独自の意味があります。 (例)一文字の場合
(例)二文字の場合
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護衛艦「おおなみ」艦橋艦橋前の中央に配置されているのは高性能20ミリ機関砲(20mm Close In Weapon System 通称:CIWS)です。近接する対空目標に対処する機関砲です。 |
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潜水艦「たかしお」ちなみに艦内も事前抽選で当選した人のみ公開されていました。「おやしお」型潜水艦で従来の「涙滴型」から「葉巻型」へのモデルチェンジが実現されました。 海上自衛隊では最新鋭の潜水艦でありながらも世界的には潜水艦の動力が原子力になるなかで政治的な事情から海外では「最新鋭のディーゼル潜水艦」と呼ばれています。 ちなみに竣工は平成15年です。
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公開された護衛艦と試験艦その2向かって左から護衛艦「たかなみ」、試験艦「あすか」、護衛艦「むらさめ」試験艦とは新しい武器などの開発・試験の支援を任務とする艦です。 |
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掃海母艦「うらが」掃海艇への補給と掃海艇乗員の休養を本来の任務とする艦ですが、大規模災害への対応能力も持ち災害派遣任務への期待もある艦です。省力化、省人化を追求した結果、艦の大きさの割りに乗員は少ないとのこと。
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特務艇「はしだて」おもな任務は「迎賓業務」ですが災害派遣を意識して医療設備も積載されています。
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多用途支援艦「すおう」
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ハーレーダビットソンの展示 |
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公開されていたイージス艦「ラッセン」幹部の方の写真が貼られたパネル |
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イージス艦「ラッセン」の艦橋残念ながら内部の公開はありませんでした。「こんごう型護衛艦」のベースとなったとされていますが、艦内通路の大きさやいろんな物の配置が海上自衛隊の護衛艦とは違うように感じました。
公式ページはこちら |
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イージス艦「ラッセン」の艦首に掲げられた旗"DONT TREAD ON ME"という文字とガラガラヘビ、13本のストライプが描かれています。これは1775年秋独立戦争の最中デラウェア川の米海軍艦艇が掲揚していた艦首旗がこれで、13州を表す赤線13本を斜めに這うガラガラヘビが描かれ、"DONT TREAD ON ME"(私を踏みつけるな)と書かれていたことにちなみ1977年より現役最古参の軍艦のみこの艦首旗を掲揚することになったとされています。 |
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イージス艦「ラッセン」の後部甲板にて星条旗と水兵さんちょっと外国っぽい雰囲気です。 |
海上自衛隊の救急車ISUZUのELFがベースの車両です。 |
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アメリカ海軍のパトカーアメリカ海軍の憲兵隊(MP)が使用するパトカーです。トヨタのハイエースがベースになっています。 |