船の科学館 企画展 「南極観測 いま・むかし物語」

船の科学館では南極観測船「宗谷」が南極を目指して出港してから50年目にあたる今年 企画展「南極観測 いま・むかし物語」が2007年2月25日まで行われています。
船の科学館3階 マリタイムサルーンの会場内にはカラフト犬に関する展示や初代南極観測隊長 永田武さんの使用していた防寒服などが展示されています。

初代南極観測隊長 永田武氏の防寒服

カラフト犬 ジロの剥製

普段は上野の国立科学博物館に保管されています。
南極に行ったカラフト犬はソリを引く以外にも閉ざされた空間での癒しという役割もあったようです。

南極観測船として使われていた宗谷の蛇輪です

南極観測隊で使用された犬ぞり

宗谷に設置されていたベッド

砕氷艦「しらせ」に乗り組む海上自衛隊の制式防寒服です。

↓実際に着用しているのはこんな感じ

現在、お台場の船の科学館に保存されている「宗谷」

戦前にソ連の貨物船として建造されたものの海軍特務艦→引揚船→灯台補給船→南極観測船→巡視船としての人生を過ごし、現在は船の科学館で余生を過ごしています。
こちらもご覧ください→奇跡の船「宗谷」―昭和を走り続けた海の守り神
日本初の南極観測船「宗谷」の南極観測前史とその後の人生。そしてそれに携わった人たちの数奇な運命を描いています。
宗谷→ふじ→しらせに続く南極観測の歴史を「船」に焦点を当てて書いた一冊です。 不肖 宮嶋こと宮嶋茂樹さんが描く南極観測隊の世界。
結構笑えますよ

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