平成18年6月3日 海上保安試験研究センター(東京都立川市泉町1156)にて「2006海保フェアin立川」が行われました。 立川防災基地の一角にあるという施設の特徴から巡視船の一般公開などはありませんが、研究施設の公開やパネル展、ヘリコプター展示、音楽隊コンサートなどが行われました。 公開中の映画「LIMIT OF LOVE 海猿」の影響か若い女性だけのグループが多く見られました。 |
海上保安試験研究センターでお出迎えのうみまる君とうーみん |
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入り口に置かれた灯台レンズ |
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ペーパークラフトコーナー灯台のペーパークラフトに加えて巡視船「あそ」や航路標識測定船「つしま」、ガルフストリーム「うみわし」のペーパークラフトが配布されました。 |
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ミニ制服試着コーナー |
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潮流発電装置明石海峡で実験が行われたものの模型です。航路浮標などに用いられており、潮の流れで水車を回して発電を行います。 |
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縦軸型風力発電装置神奈川県の剣崎灯台で設置されていたものです。今年から松前小島灯台(北海道)に設置される予定です。 |
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太陽発電装置現在、航路浮標に用いられている発電装置です。従来は出力が弱く航路浮標には向いていないとされていたものですが、LEDの使用など消費電力に軽減化により主流になりつつある発電方式です。 |
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科学体験コーナー1酸性・アルカリ性を調べようのコーナー白衣を着ている方は海上保安官です。 リトマス試験紙を用いての実演が行われました。 |
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科学体験コーナー2CDと牛乳パックで作る分光器です。 |
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走査線電子顕微鏡船舶の塗膜片の特定などに用いられます。船舶の塗膜片は自動車に比べて量産されておらず造船所ごとに特徴があるために特定はしやすいそうです。 |
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ロープワークコーナーさすが海保です。「海の男=ロープワーク」という図式が成り立つだけあってその技もすごいです。 |
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降下体験コーナー1海上保安庁が開発した降下器具を用いての降下体験コーナーです。リペリング初体験の私でしたが結構楽しませていただきました。 |
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降下体験コーナー2降下体験コーナーに用いられた新型降下器です。海上保安庁が開発したものです。ロープからの離脱が1秒で可能です。 開発ストーリーについてはJ-ERSCUE VOl20に掲載されています。 |
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灯台機器の展示1レンズや電球の数々 |
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灯台機器の展示2浮標や防波堤灯台に用いられるLED灯器です。 |
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灯台機器の展示3レーザー光線とじゃんけん大会レーザー光線が描く「グー」「チョキ」「パー」と対戦するもの。 |
発足から18年を向かえる海上保安庁音楽隊ですが、初の海上保安試験研究センターでの演奏でした。 当日の演奏曲目は以下のとおりです。
海上保安庁音楽隊のページはこちら |
演奏曲にもあったOCEANはこちらでお求めになれます。
午後から羽田航空基地よりアエロスパシアルAS332L型ヘリ(スーパーピューマ)「わかわし」が飛来し地上展示が行われました。 AS332L わかわしのデータ
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羽田航空基地より立川に飛来してきたAS332「わかわし」 | |
海保の航空機搭乗員が着用しているライフジャケット | |
航空機搭乗員のヘルメット | |
「わかわし」のコックピット | |
「わかわし」の後席 ここに救難隊員などが搭乗します。 |
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サーチライト | |
機体下部に取り付けられている「探索レーダー」 |
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機体の説明をする海上保安官 「海猿」の影響か女性が多く見られました。 |
海上保安試験研究センターのマスコットキャラクターのようです。 正式名称をご存知の方教えてください ↑ と書いたら音楽隊の方から情報をいただきました。 Dr. albatrossといいます。 |
うみまるフォー!! | 音楽隊のバナー | となりは立川消防署と八方面本部そして装備部航空隊 |
昭和58年5月に政府の中央防災会議の防災拠点としての整備の推進の受けて平成6年より南関東地域に災害が発生した場合にヘリによる救助と救助活動と被害状況の調査活動および緊急輸送活動の災害応急活動の拠点として平成6年7月から運用開始しています。 立川広域防災基地の一角のなかで周辺には消防・警視庁・日本赤十字社などの災害救護機関が軒を並べる中で海上保安庁としての重要な役割を担っています。 詳しい場所はこちらです。 |