日本の産業界を支えている物流という仕事はなかなか理解されにくい部分ではあります。
しかし電気や水道・ガスなどとともに重要なライフラインの一つであることに変わりはありません。
その役割を日本通運株式会社の多大な協力の下に東京都港区高輪4-7-15に物流博物館という施設が設けられております。
今回はその展示内容をご紹介させていただきます。

入り口のオブジェクトです


"モノ"の流れに貢献した船(通運丸)、トラック、鉄道そして航空機をモチーフにした作品です

1階 物流の歴史コーナー

1階 物流の歴史コーナー@


鉄道貨物の取扱風景です。
新発田の駅の模様を再現した模型です。

1階 物流の歴史コーナーA

むかしの梱包資材です。
現代ではダンボールやコンテナが主流ですが、むかしは藁や縄だったんですね。

1階 物流の歴史コーナーB

戦前の東京合同運送会社の印半纏です。
中央に描かれた“マル通"マークに両脇には“E”という文字が書かれています。
これは現在の日本通運の前身の国際通運のマークで東京合同運送会社がこの国際通運の代理店であったことをあらわしています。
“E”という文字は”EXPRESS”をあらわしているといわれています。

地下1階 現代の物流コーナー@

貨物列車のヘッドマークです。
最近ではCO2を出さない鉄道貨物は環境保護にはもってこいのようです。

地下1階 現代の物流コーナーA

フルトレーラーの模型です。

地下1階 現代の物流コーナーB

新幹線輸送用のトレーラーです。

地下1階 現代の物流コーナーC

重量物運送用のトレーラーです。

地下1階 現代の物流コーナーD

B747の貨物室の模型です。

地下1階 現代の物流コーナーE

自動車輸送船の模型です。

地下1階 現代の物流コーナーF

物流の実態を表現したジオラマです。
トラック、鉄道、船舶、航空の物流を知ることが出来ます。

地下1階 現代の物流コーナーG

皆さんにとっても身近な「物流」である宅配便のコーナーもあります。

地下1階 現代の物流コーナーH

宅配便のコーナーより
伝票や不在通知も展示されています。


物流博物館について知りたい方はこちらをどうぞ。

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