AQUARIUM (水草設置)
2-1 二酸化炭素システム
今回の水槽は特に魚を主にするつもりはない。(といっても魚が入るとどうしてもそっちに目がいってしまうが。。。)部屋に「緑」があるといいなぁというのがきっかけなのでとりあえず水草を設置してみる。
昔理科で習ったことがあると思うが植物が生長するのに必要なものは
・肥料
・光
・酸素
・二酸化炭素(光合成)
などがある。魚を入れればその排泄物が肥料となる。(もちろんお店などに専用の添加剤などもある)
植物は日光を受け栄養素を作り出すので日光の代わりに室内では水槽上部に照明器具を設置する。
(水槽への直射日光は藻などを繁殖させたり、極度を水温を上昇させてしまう可能性があるので避けたい)
もちろん植物も呼吸するのである程度の酸素は必要。さらに光合成を行わせる為に二酸化炭素も不可欠。
やはり植物の成長を促進させるには光合成は不可欠で、「光」と「二酸化炭素」を供給してやる必要がある。。
水草を入れた水槽でぜひ用意しておきたいのはやはり「CO2システム」。
観賞水槽ってちょこっとかじる程度からホントのマニアまでやりようによってはどこまでものめりこめる趣味のひとつだからこの二酸化炭素供給システムもピンからキリまで幅広い。
今回は小さめの水槽ということとあまりマニアックにやっても出費がかさむのでキリに近いものでトライしてみることにする(というより私自身、あまりお金をかけずに癒されればそれでよい)。
ということで今回用意したCO2システムはこれ↓(システムというほどのものではないが。。。)
右の円筒を水槽に沈め、左の二酸化炭素ボンベからゴム管をとおして水中に供給する。
円筒上部は気泡がわずかにしか通れないほど目の細かい網になっていて気体の浮力で少しずつ押し出され水に溶けていく。もちろん下部の水に接している部分からもCO2は水中に溶け出していく。
(ご存知のとおり、二酸化炭素は水に非常に溶けやすい)
2-2 リシア設置用網
水草水槽にはその演出するシチュエーションや水槽のサイズによって設置する植物も異なるだろうが、今回は「水中の芝生」のごとくリシアを設置してみたい。ここに小さい沼エビを入れたかったからだ。
リシアに群がりそこに付いたコケを食っている姿はこれで意外と癒されるものだ(個人的に)。
ショップによってはすでに十分繁殖させた敷石付きのものも売ってはいるが今回は1からスタートすることにする。
お店によっては価格は様々だがリシアは一握りでだいたい300円程度。
リシアを下のような網に詰め、敷石に釣り糸のようなもので括りつける。敷石のような錘はぜひ用意しておきたい。というのは、リシアも光合成を開始するとそこらじゅうに気泡をつけるので錘がないと網ごと浮上してしまうからだ。
あとは自分の入れたい植物をレイアウトして完成。植物は緑だったり赤だったりといろいろあるが注意しておきたいのはその設置する植物がどこまで伸びるかだ。今回の水槽はあまり深さもないのでアマゾンソードのようなものを入れると葉っぱの途中でトリミングしなければならなくなりそうなので避けておく。
今回は底にリシアを設置し、背丈のある植物は赤系のものにしてみた。↓
リシアは繁殖してから徐々に増やしていく
この辺のレイアウトはその人の創造力次第。
十人十色、同じ植物を配置するのも個性があるでしょう。
続いて魚の設置について紹介します。
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