■#1■ (#1-MUSIC) ■#2■ ■HOME■
PAT MARTINO QUARTET featuring ERIC ALEXANDER, TONY MONACO & JASON BROWN
パット・マルティーノ・カルテット - フィーチャリング・エリック・アレキサンダー、トニー・モナコ&ジェイソン・ブラウン
COTTON CLUB
2009.10.8 19:00 (1st set)
Pat Martino : g
Eric Alexander : ts
Tony Monaco : org
Jason Brown : ds
● 実は新しいモノが好きな Pat Martino 、ギターにワイヤレス・システムを導入。毎回のシールド接続がなくなって楽になったのは間違いない。
● 1998年に "Stone Blue" 発表時に来日した Pat Martino と Eric Alexander が繰り広げた超絶な演奏から、早くも10年が経過してしまった。この二人の共通点と言えば、演奏に遊びの少ない生真面目なテクニシャンということ。ウケ狙いの大ゲサなフレーズは少なく、自分と対話するかのように黙々とフレーズを羅列して行くが、マニアックなファンは大喜びするという展開。双方が歩み寄って似たフレーズを繰り出すワケでもないが、曲が終わるとイメージが似通っていたという、微妙なコンビネーション(?)。
● 選曲的には、メンバーに Eric Alexander が入っていると言っても特に目新しいワケではなく、最近のライブと大きな変化はない。"Stone Blue" から Mac Tough もやっているだけで、ソロ部分は4ビートにするという最近のアレンジ。バラードが Round Midnight だったので少し意表を突かれたが、あれだけ毎度 Blue in Green をやっていたのを考えれば、特に驚くことでもないが。
● 今回も帯同したオルガンの Tony Monaco は相変わらずノリノリ。ノリ一発でやっているようで、実は非常にリズムが安定しており、Pat Martino も安心して共演しているのかもしれない。若いドラムスの Jason Brown はかなりのテクニシャンではあるが若干走り気味で、サスガの Pat Martino もやや融通が効き辛くなっているので、若い方がもっとベテラン・プレーヤーに柔軟にあわせられればと思ったが、仕方がないとも言えるし、ツアーが進むに従ってコンビネーションは良くなるとも思われた。
- set list -
◆ Lean Years
前回の演奏に続いて今回もオープニング。序盤は Eric Alexander が固い感じ。
◆ (Am)
これも前回やっていた、ファンキーな曲。
◆ On the Stairs
アルバム "Consciousness" からの、Gm のブルース。今回の選曲は(も?)、Pat Martino 本人が演り易い曲に流れていた。
◆ (Cm)
◆ Mac Tough
◆ Round Midnight
低音弦を駆使したテーマ部分は、Wes Montgomery の同曲の演奏を思わせた。
◆ Alone Together
Am で、"Footprinrs" のパターン。今回は(も?)、Am が多いなー。
◆ (Am fast)
新曲みたい。
(ec)
◆ 4 on 6
Eric Alexander が、サックスに謎の黒い布をつめていた。
■#1■ (#1-MUSIC) ■#2■ ■HOME■