■#1■ (#1-MUSIC) ■#2■ ■HOME■
PAT MARTINO TRIO
Motion Blue YOKOHAMA
2008.11.5 21:30 (2nd set)
Pat Martino パット・マルティーノ:g
Tony Monaco トニー・モナコ:org
Scott Robinson スコット・ロビンソン:ds
● 3月の Harvey Mason 名義のトリオに続けて今年2回目の来日の Pat Martino 。前回とリーダーは違うが、オルガンは Tony Monaco で同じ。ドラマーは2004年以来の Scott Robinson 。3月は絶好調だった Pat Martino だが、今回はそれほどでもなかった印象。しかし、例によって得意のフレーズを連発し、インプロバイザーとしての実力を発揮していた。Tony Monaco は相変わらずファンキーで、フレーズにあわせて顔の筋肉を躍動させていた(?)。
Scott Robinson は前回の Harvey Mason よりも新しい世代でボキャブラリーもやや新しいが、Harvey Mason と比較してやや軽い印象。個人的には Tony Monaco には Harvey Mason の方が合っている気がするが、これは好みの問題であろう。
- set list -
◆ Lean Years
全く予想外、"Strings" からの、いかにも Pat Martino 的なテーマを持つ曲。テンポはオリジナルより落ちていたが、早くも Martino フレーズが全開。
◆ Alone Together
"Footprints" の時と同様に、キーが Am での演奏。"Footprints" ではテーマを全部オクターブ奏法にしていたが、今回はテーマ後半を単音にしていた。
◆ On the Stairs
"Consiousness" より、これも Pat Martino 的なテーマを持つ曲。ここまでの3曲は生で聴くのは初めてで、選曲に、明らかに過去の自分の演奏の回顧的な意味合いを持たせている。
◆ Blue in Green
ここで Blue in Green が来るなと完璧に読まれてしまうくらいの、毎度のバラード。どうしてバラードの曲を変えないのだろう?しかし、エンディングでのルバートは本当に素晴らしい。
◆ Impressions
またも "Consiousness" よりの選曲で、John Coltrane の超有名曲を Am で。"Consiousness" での超絶なテンポよりはかなり落としていたが、ここまで早いテンポの曲が多く、Pat Martino のヤル気を表している。
◆ All Blues
"Live at Yoshi's" でのような演奏。
◆ 4 on 6
前回はオープニングだった Wes Montgomery の名曲を最後に。
(en) ◆ ?
Am の、These Are Soulful Days のような曲。
■#1■ (#1-MUSIC) ■#2■ ■HOME■