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PAT METHENY UNITY BAND
BLUE NOTE TOKYO
2013.5.22 19:00 (1st set)
パット・メセニー Pat Metheny ： g,g-syn
クリス・ポッター Chris Potter ： ts,ss,b-cl
ベン・ウィリアムス Ben Williams ： b
アントニオ・サンチェス Antonio Sanchez ： ds

◆ Pat Metheny Group の前作から4年近くを経過しているが、Pat Metheny のリーダー作としては、Orchestrion のプロジェクトとソロ作品を経て、現在は今回来日の Unity Band に活動の 力点が置かれている。 Pat Metheny のジャズのバンドとしては、いつものトリオではなく、現在で最高のサックス奏者の一人である Chris Potter を加えてのカルテット。ピアノレスでギター入りのバンドというのは 薄めのサウンドで、まあそれが個性となるのだが、最新作の "Unity Band" はギター・バンドの音の薄さを全く感じさせない。これは、Pat Metheny を含めたのメンバー全員の楽器の音の 奥行の深さからと、これまた一筋縄では行かない楽曲の奥行に起因するものである。 当然と言えば当然だが、ステージ上ではバンドの音の奥行の深さが完全に再現されていた。Chris Potter のテナー・サックスのサウンドのトリオへのフィット感が抜群で、Chris Potter の力量 の高さは勿論だが、それ以上に音楽的な相性の良さが感じられる。
- SET LIST -
◆ Picasso Guitar Solo
◆ Come and See
◆ Leaving Town
◆ When We Were Free
◆ The Bat
◆ The Improvisation "Orchestrion" with the Band
(en)
◆ The Good Life

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