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Lars Jansson with special guest Ulf Wakenius Concert Tour On October 2010
ラーシュ・ヤンソン・ジャパン・ツアー スペシャルゲスト ウルフ・ワケーニウス
東京 六本木STB スイートベイジル
2010.10.7 19:30
Lars Jansson ラーシュ・ヤンソン:p
Thomas Fonnesbak トーマス・フォネスベック:b
Paul Svanberg ポール・スヴァンベリー:ds
Ulf Wakenius ウルフ・ワケーニウス:g
◆ スウェーデンを代表するジャズ・ミュージシャンである Lars Jansson に、同国出身の優れたテクニックを持つギタリストの Ulf Wakenius が帯同。2部構成のステージで、各ステージでトリオ演奏のあとにギターが加わる、という構成。それほど著名ではないが、圧倒的な技術と高い音楽性を備えた Ulf Wakenius がどんなライブを見せるのか、非常に興味が湧く。
◆ Ulf Wakenius が使用したのは、例の黒いアリア・プロ II 。ステージに登場し、シールドをアンプに直結。レス・ポール的なシェイプの楽器だが何とセット・ネック、発売当時の売価で5万円程度のもの。当時のアリア・プロは価格の割に出来が良いので評判が良かったが、世界的なジャズ・ギタリストがいまだに弾き続けているとは、余程フィーリングが合っているのだろう。少なくとも、完全に自分の楽器を支配しているのは分かり、縦横無尽のフレージングを繰り出していた。指先の器用なミュージシャンは本当にうらやましい。Pat Metheny の影響を強く受けているギタリストだが、フレーズはさておき、実際のサウンドはそれほど似ているというワケではなかった。ボディの軽いギターでありサウンドも軽かったが、その軽さが個性である。それにしても、ギター弦の巻き方はナゼあんなに雑なのだろう・・・。
◆ 筆者の所有する Ulf Wakenius のリーダー作である Tokyo Blue から Tronto 2 PM をやっていたが、かなりのアップテンポに他のメンバーがやや乗り切れていない部分もあった。
★ set list
Lover Man (trio) / The Way You Look Tonight / Tronto 2 PM / Vety Early (trio) ....
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