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CHICK COREA & JOHN McLAUGHLIN
FIVE PEACE BAND
with CHRISTIAN McBRIDE, KENNY GARRETT & BRIAN BLADE
BLUE NOTE TOKYO 2009.2.3 (1st set)

チック・コリア Chick Corea : p,key
ジョン・マクラフリン John McLaughlin : g
クリスチャン・マクブライド Christian McBride : b
ケニー・ギャレット Kenny Garrett : as
ブライアン・ブレイド Brian Blade : ds

◆ Chick Corea と John McLaughlin と言えば、Miles Davis のバンドでの、In a Silent Way からの関係。それ以来セッションなどでは顔を合わせてきたが、どちらかが、或は両方がリーダーのレギュラー・バンドとしては初めて。Return To Forever や The Mahavishnu Orchestra のようなエレクトリック・ジャズのサウンドで、フリーなインプロビゼーションを聴かせるバンドになるのが予想されたが、マサにその通りのライブになった。それにしても1曲が長いのなんの、4曲とも20分近くの演奏になり、アンコールの時間がなくなってしまい、最後はメンバー5人が手を振って終了という異例の事態!The Disquise はワン・コーラスが長い Chick Corea の得意のパターンの曲で、これを何コーラスもやるので時間がかかるのは当然、他の曲も同じようにソロ・スペースを十二分にとっていた。4曲とも新曲で、それぞれが変則的な曲構成、一般のファンにはかなり難解に聴こえたのでは?最悪でも Spain などでライブを明るく締めくくると思っていたファンはかなり面食らったであろう。60歳を越してもナツメロ大会に走る事もなくガンガンに演奏する Chick Corea と John McLaughlin 、恐るべしという他はない。
◆ John McLaughlin はかなり老けてジイサマ化していたが、ストラト・タイプのギターで見せた超絶早弾き難解フレーズを繰り出す姿は、完全に年齢を超越していた。Christian McBride も相変わらず凄い。ウッド・ベースという楽器で John McLaughlin に対抗しうる早弾きで音程も正確、しかもピック・アップを使わずマイクで音を拾うという強力なタッチ。これまた Miles バンド出身の Kenny Garrett は、ある意味アルト・サックスらしからぬダークなサウンドでブローし、エレクトリック・サウンドに対抗していた。今回のドラマーはCDで聴かれる Vinnie Colaiuta ではなく、Brian Blade ・・・って、全然タイプの違うドラマーじゃん!至近距離で Vinnie Colaiuta を見たかったのは間違いないが、個人的には、このバンドの楽曲には Brian Blade の方が合っているように思えた。タムが2個でシンバルが3枚という小さなセットで、これでもかという様々なコンビネーションのバリエーションを見せていた。
★ SET LIST
◆ RAJU (J. McLaughlin)
Em で 4/3 拍子というロック的なリフを持つ曲。テーマ部での Chick Corea 、John McLaughlin 、Kenny Garrett のユニゾンが快適。Chick Corea のエレクトリック・ピアノのソロに続いての John McLaughlin のソロがいきなり全開。
◆ THE DISQUISE (C. Corea)
Chick Corea は生ピアノでプレイし始めて、ノッてくるとキーボードに移るという、自由な演奏。
◆ NEW BLUES, OLD BRUISE (J. McLaughlin)
スローなブルースっぽい(?)曲だが、聴き手を惑わすシンコペーションが秀逸。
◆ SPIRIT RIDES (C. Corea)
シンプルなモチーフを微妙に生かした、いかにも Chick Corea 的な曲。ソロはワン・コード。この曲も長かったーー。

(2009.2.2)
1ST - 1.RAJU / 2.THE DISQUISE / 3.NEW BLUES, OLD BRUISE / 4.SPIRIT RIDES / 5.IN A SILENT WAY
2ND - 1.DR. JACKLE / 2.HYMN TO ANDOROMEDA / 3.SENOR C.S. / 4.IN A SILENT WAY
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