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JESSE VAN RULLER CHAMBER TONES TRIO featuring JORIS ROELOFS & CLEMENS VAN DER FEEN
ジェシ・ヴァン・ルーラー・チェンバー・トーンズ・トリオ , フィーチャリング・ヨリス・ルーロス & クレメンス・ヴァン・デル・フィーン
COTTON CLUB
2012.3.2 19:00 (1st set)

Jesse van Ruller ジェシ・ヴァン・ルーラー:g
Joris Roelofs ヨリス・ルーロス:cl,bs-cl
Clemens van der Feen クレメンス・ヴァン・デル・フィーン:b

◆ Jesse van Ruller の新作の " The Nineth Planet " は、"Chamber Tones" に続いてクラリネットとギターとベースという シンプルな編成だが、音楽は更に深く思索的になっている。来日の度に編成を変えてくる Jesse van Ruller が珍しく拘っている このトリオのライブ演奏は、やはり進化していた。難曲とも言えるオリジナル曲が主なレパートリーではあるが、 楽器の生の音を生かしたバンド・サウンドと、ライブならではのインプロビゼーションで、聴衆を何とも表現し難い静かな熱狂へと 導いていた。客席は満員ではなかったが、音楽のレベルの高さと、オリジナル曲のとっつき難さを超えた演奏自体が持つ説得力は、 このバンドの演奏は是非聴くべきであるという事実を示しており、機会があれば多くの人に接してもらいたいものである。
★ set list
◆ The Ninth Planet
◆ Floating on Top
◆ Cosmic Background Radiation
◆ Ruimte
◆ Hippocampus
◆ Welcome to Presence
◆ Isotope
Joe Henderson 作の変則的なコード進行のCのブルースは、このバンドに合っている。
◆ Lush Life
イントロから先のテーマはギターで、後テーマはクラリネット。
◆ Circles
◆ Cow Daisy
前作 "Chamber Tones" の1曲目であるが、 Jesse van Ruller の演奏がCDよりも数段発展させられていた。
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