Epiphone FT-98 (Troubadour FlatTop) 64
このギターの存在を知ったのは、ごく最近のことでした。
それまで、十数年間様々なアコースティックギターを見てきたつもりだが全然知らなかったのです。
(僕は、日本の楽器屋ではいままでお目にかかったことがありません。)
何故知ったかというとJacksonBrowneが弾いていたのです。
(FT-98を奏でるJackson。このギターは、ピックガードが外れているのが分かります。)
あれは、96年新宿厚生年金会館でのライブでした。
(残念ながら、04年のSOLOライブは観る事ができませんでした。)
2曲目でFountain Of Sorrowを奏でたときでした。
StepDownしたチューニングから聴こえてきた音は、まさしくすばらしかった。
そのギターのルックスは正直、「なんじゃあれは?」といった記憶があります。
いつもマニアックなギターを弾くことで知られている彼ですが
12fretジョイントへの彼の情熱はかなりなものです。
RoySmeckシリーズに続き、このFT−98もお気に入りのようです。
(インタビューの記事によると、あまり高くない楽器に興味があるとか??)
また、Epiphoneというのがいなたい!
当時、Gibsonと同じ工場で作られていましたが、ランクはEpiphoneの方が上なので
装飾含めて、高級感があります。
(そういったこともあり、少し人と違った楽器を手にしたい人は、Epiphoneをお勧めしたいと思います。)
姿形は、見ての通り、超格好悪いのですが、それがこのギターの魅力です。
PGのバランスなどは、本当に凄いですね。
サウンドは、歯切れのよい仕上がりになっています。
スペックの特徴としては、Side&BackがMapleであることです。
(当時のプライスリスト。265USDと書いてあるのが分かります。)