TEISCO TRG-1 1964
ヘッドストックにあるDel REYブランドは、Teiscoの輸出ブランド名。
スピーカーを内蔵した先進的なモデル。
国産初のトランジスタ・アンプ&スピーカー内蔵ギター。
シアーズ・ローバックにかなり輸出されていたそうで、RyCooderはSilvertoneのTRG-1を所有しているそうです。
発売は、昭和39(1964)年5月20日ということです。
当時の価格は、\18,500。
シングルカッタウェイモデルが先で、
ダブルカッタウェイ・タイプでトレモロ・ユニット付ですから、TRG-1LWというが正確なモデルになるのでしょうか。
ハウリン・ウルフもこのタイプを使用したいたそうです。
上のJBの物は、ブリッジをTune-0-Maticに交換してあり、ステージでも使用していた記憶がある。
参考資料 2008年11月 Player誌、GuitarMagazine 1992年1月、BizarreGuitars
参考用TRG1
トランジスタ用乾電池006P−9Vを2個使用。出力は、0.5W。PUのやや上にあるスイッチがスピーカーのON/OFF。
その下にVolumeとToneがあり、シールドを挿せばOutputから信号が出るがスイッチをONにしておけば内蔵スピーカーからも音が出るそうです。