Diary(2005年1月〜3月)


2005年3月21日(月)
 この日は茂原で行われる年に1度のタイムアタック大会、茂原マスターズが開催された。去年はかなり気合を入れて参加したこの大会であるが、ここ1年ほとんど茂原を走ってないからモチベーションはかなり下降気味。でも4月から会員をやめるつもりだから最後にマスターズくらいは出ようかなぁ、ということで参加することにした。ちなみに今回は筑波で走った残り少ないタイヤなのであまり順位は気にせず、少しでもベストに近いタイムを出すのが目標だ。

何ヶ月ぶりかの茂原。この日の天気はとてもよかった。

 タイムアタックは午前中は練習走行で、午後から本番というスケジュールで行われる。まず練習走行、15分×2回の走行のうち、1回目を走り終えた時点で予想以上にタイヤが磨耗してしまう。このままでは本番までにタイヤを使い切ってしまいそうだったのでしかたなく2回目はキャンセルすることにした。ちなみに1回目の記録は50秒320、ベストにはほど遠いタイムであるが、参加台数が少ないおかげで順位はクラス4位だ。

タイムアタックの様子。やはりいきなり走ってタイムが出るほど甘くはないようだ。

 そして午後から本番、やはり15分×2回の走行で行われるのだがタイヤのことを考えて1回目に全てを賭けるつもりで走るものの、50秒078と午前中よりわずかに上がっただけ。せめて50秒は切りたかったけど今回はこれが限界かな〜とあきらめムードで走った2回目の走行の最終ラップでようやく49秒753のタイムが出た。それでもベストタイムの1秒落ちだけど・・・。ちなみに順位はクラス4位である。

 さて、来年はどうしよう?会員はやめるにしてもマスターズだけは出たいところである。でも今年の二の舞にならないように少しは準備しないとな・・・。 


2005年3月20日(日)
 うさぎ団のスギがもてぎロードレース選手権、通称「もてロー」に参戦するということで観戦に行ってきた。スギが出場するのはオープンクラスといって、オープンチャレンジクラスとオープンマイスタークラスの混走でレースが行われる。ちなみにマイスターの方は車両規定は同じながらもライダーは国際ライセンス保持者か過去にオープンチャレンジでランキング3位以内という条件なのでレベルはかなり高いらしい。

 もてローに関する詳しいことはここを見てみよう。

 さて、レースの方はどうだったかと言うと、予選はクラス2位でマイスターも含めた総合でも5位と大健闘。ワタシは寝坊してしまい予選を見ることは出来なかったのだがとても残念だ。決勝はグランドスタンドで見ることにした。もてぎのグランドスタンドに入るのはこれが初めて、ピットの雰囲気も好きだけどやはり広い範囲が見えるので観戦するならこちらの方がいいようだ。
グランドスタンドから見た決勝スタート前の様子。

 決勝は10周で行われた。スギはスタートでやや出遅れてしまい1周目は8位でコントロールラインを通過するものの、徐々に追い上げてレース中盤で1台パス、そのまま7位でフィニッシュした。オープンチャレンジクラスでは2位という好成績であり第1戦から幸先のよいスタートと言えるのではないだろうか。ちと気は早いかもしれないが、この調子でシーズンを終えれば来年は間違いなくマイスターですな。

クラス2位で表彰台にあがったスギ。

 ちなみにレースとは関係ないのだが、もてぎのカートコースが新しくなっていた。前に1度だけ走ったことがあるけど、その時はコースは1つしかなかったのに、新しいカートコースはレベルに合わせて3つのコースがあって初心者から上級者まで楽しめるようになったようである。

新しくなったカートコース。電光掲示板まで用意されてかなり本格的である。

 今回は時間がなくて乗れなかったけど、次の機会にはぜひ新しいカートコースでで遊んでみたいものだ。


2005年3月19日(土)
 エムスリの走行距離が4万キロを越えた。新車で購入してまだ2年と7ヶ月、ちょっと過走行だ。でも最初の1年で2万キロちかく走ったことを考えればずいぶんペースが落ちたと思う。とくに今年に入ってからはまだ1000キロくらいしか走ってないんじゃないかな。ワタシの場合、走行距離は収入の変化にそのまま比例するようだ・・・。


2005年3月12日(土)
 この日はレンタカーのマーチを借りて沼津港にまぐろを食べに行った。値段のわりにボリュームがあって美味いと評判のお店だ。久しぶりにナビ付きの車だしせっかくだから使おうと思ったけど、レンタカー専用ナビ?なのか知らないけどあれはクソですな。地図は見にくいし操作も分かりづらい、登録してある施設はいらんものばかり。だいたいモニタがインダッシュなのはいいけど手で出し入れするってのはどうなのよ?そんなわけで地図をちょっとだけ見てあとは勘を頼りにして無事に到着。マグロをたらふく食べた後は修善寺で温泉に入って伊豆スカ→箱根新道→小田厚→東名のルートで帰ってきた。なんかすっかり地図みて行動するのに慣れてしまったな。でもやっぱりナビ欲しい。まともなヤツをね。


2005年2月11日(金)
 この日は大阪で行われたオートメッセというイベントに行ってきた。オートメッセとは国産・輸入車の最新アフターパーツ、ドレスアップ&チューニングカーが多数展示されるショーで、関東の人には東京オートサロンと同じと言えば分かりやすいと思う。

オートメッセの会場。場所はインテックス大阪だ。

 ところでなんで大阪のイベントに?というとKITAMO-Projectが出展するというので応援がてら遊びに行ったのである。ちなみにKITAMO-Projectでおなじみの秘密のプロ士ことMOっちゃんの本業は国産車を中心としたエアロパーツの製造・販売だ。その本業の会社FireSportsからジャッキーチェンと共同開発したランエボ8も出展している。

KITAMO-Projectから出展したM3。新開発のGTRボンネットが装着されている。

室内のパネル類はシルバーカーボンに替えてある。ノーマルとはかなり雰囲気が違う。

マフラーまでKITAMOオリジナル!チタンのテールが美しい

FireSportから出展したランエボ8。シルバーカーボン+斬新なデザインが目を引く。

ジャッキーチェンはこれと同じエアロをつけたランエボに乗っている。ホントだよ

 M3、ランエボの2台とも会場ではかなり目立っていてKITAMOとFireSportsのブースは大盛況だった。ホントはもっと写真を撮りたかったんだけど、カメラを落として壊してしまったため写真がほとんどないのが残念だ。

 話は少し変わるけどサッカー日本代表のメンバーでガンバ大阪の大黒選手は実はワタシと同じトパーズブルーのM3に乗っていてMOっちゃんとお友達、そしてこの日はショウが終わってから夕食にいく予定だという。MOっちゃんは「いでさんも行こうよ」と誘ってくれた。これはお知り合いになるチャンス!大黒選手はワタシと同じ数少ないトパーズブルーのオーナーで、しかもサーキット走行も好きとか?ぜひ会って話をしてみたい・・・でもワタシは夜8時までに横浜に戻らなくてはいけなくて断ってしまった。せっかくのチャンスを逃してしまい非常に残念だ。次の機会はぜひ!もうないかもしれないけど・・・


2005年2月5日(土)
 昨年の9月、初めてカシオペア走行会でレースに出て以来、すっかりハマってしまったワタシは今年からBMWCupというシリーズ戦に出ることに決めた。この日はそのその第1戦である。BMWCupについて少し説明しておくと、名前の通り参加車両はBMWのみで年間5戦のレースがあり、クラス毎に年間の獲得ポイントを争うというものだ。各クラスは改造範囲や排気量によって以下のように分かれている。

・N(足回り、ブレーキバッド、タイヤのみ交換可)
・A1(2000cc以下でいろいろ改造可)
・A2(2800cc以下でいろいろ改造可)
・S(過吸器以外は何でもあり)

 ワタシのエムスリはレギュレーションでSクラスになっているが、ボンネットを除いてNクラスと変わらない装備なので条件的にちとツライところだ。ま、レースを楽しむのが目的だからいいんだけど・・・。BMWCupに関する詳しいことはhttp://www.bmwma.jp/を見てもらいたい。

 当日のレースの方は午前中にフリー走行と予選、午後は決勝というスケジュールで行われた。まずはフリー走行、前回のカシオペアでのコースアウトが尾を引いてすっかりビビッてしまい、ラジアルのベストタイムより遅い9秒台を連発。最後の周にかろうじて7秒台が出たのはいいが、それでも前回のカシオペアで2周目に出したタイムにも及ばない。これを見かねた監督?の某氏は「速い車は・・・(略)という風に走ってるから同じようにするがいい」とアドバイスしてくれた。簡単に真似できたら苦労しないんだけどね〜と思いつつ予選はもう少し頑張ることにした。

予選前、パドックでコースインを待つ参加車両。

 ところでワタシは前回のカシオペアではわずか2周しか走っていない。まともに筑波を走るのは今回が3回目なのだか、予選の走行くらいからようやく慣れてきて、いつも侵入でギクシャクしていた1コーナーやダンロップ下など、いい感じでスムーズに走れるようになってきた。タイムもフリー走行から1秒以上アップして初の6秒台!予選順位は7台中で5位とたいしたことないんだけどベスト更新はやっぱり嬉しいもんだ。ちなみに予選ポールは3秒台。かなりレベルが高いっつーか格が違う。

 決勝は予選4番手の車が出走を取り止めたことで繰り上げで4番グリッドからスタートすることになった。タナボタとはいえ1台抜けば表彰台というポジションだ。監督の某氏はグリッド順が発表されてから「表彰台、表彰台!」と少々興奮気味、なんだか鼻息が荒いっすよ。

決勝は繰上げで4番グリッドからスタートすることになった。

 フォーメーションラップのあとグリッドに並び赤のシグナル消灯でレース開始!好スタートをきったワタシは1台抜いて3位で1コーナーをクリア。かなりの勢いで前の2台には離されていくけど、それでも3位をキープしたまま2周目に突入。これはもしかして本当に表彰台に立てるかもしれない・・・しかし、そう簡単にコトが運ぶほど甘くはなく、3周目の1コーナーでインを刺されてあっさりと4位に後退、短い夢だった・・・

好スタートで3位に上がる。一瞬表彰台を期待したけど・・・

3週目にインを刺されてあっさり4位に後退。

 レース中盤、このまま4位キープを狙って走っていたら困ったことにブレーキが効かなくなってきた。残り僅かなパッド+純正フルードというのがマズかったのだろう、周を重ねるごとにペダルが奥まで踏み込めるようになっていく。そんな調子で走っていたら徐々に5位の車が迫ってきて、ラスト2周くらいで完全に追い付かれてしまった。ストレートはこちらにアドバンテージがあるので大きなミスをしなければ大丈夫なはずなんだけど、効かないブレーキにビビリながら後ろからのプッシュに耐えるのはかなりしんどい。正直、早く終わってほしいというのが本音だった・・・

最終コーナーの進入。筑波で一番緊張する場面だ。

 この時のワタシは恥ずかしながら初めてサーキットを走った時のように緊張してしまい、チェッカーフラッグが目に入らず、前の車がペースダウンしてるのを見てようやくレースが終わったのを知った。ゴールしたと分かったとたん思わず出た言葉が「こえー」である。しっかり車載カメラに残ってた。そのくらいビビリながら走っていたのだ。そんなわけで何とか4位でゴール、無事に完走できてよかったよかった。

ゴール後、コース上で行なわれた表彰の様子。自分も立ってみたいもんだ。

 ピットに戻ると監督の某氏に「バカタレが!」と怒られた。どうやら表彰台を逃したのが許せなかったらしい。そんなこと言ったって完走するだけで精一杯っすよ、まじで。とりあえず次回はパッドを新調してフルードもイイやつを入れるつもりだから、もう少しまともに走ることができるんじゃないだろーか。本当はアシをもっと硬いサーキット向けのヤツに換えたいんだけどな。でも残念ながらそこまで予算はないのだ。

 ところで余談だけどワタシはBMWCupにチーム名「うさぎ団」でエントリーしている。リンクのページでも紹介してるけど、面白いだけでなくかなり熱い人達の集まりだ。そのうさぎ団のホームページに今回のレースの面白い動画があるので気が向いたらぜひ見てほしいと思う。


2005年2月4日(金)
 車が修理から戻ってきた。まあ安く仕上げたので元通りいう訳にはいかないけどパっと見は全然キレイ。この写真じゃ分からないけどリヤディフューザーもマフラー出口周辺を除いてボディ同色にしてみた。これも仕上がりはまあまあ。

修理前の状態。助手席側はベコベコ。

修理後。助手席側はすっかりキレイになった。

ついでにリヤディフューザーはボディ同色にした。

 参考までにディーラーで見積もりを出したけど、そっちは3ケタを超えていた。ただし見積書を見ると全てのパーツが交換になっていたけど。「可能なかぎり板金で直す」という条件で見積もりを頼んだのに、どうやらオレの日本語は通じなかったらしい。あきらかにスリ傷がついただけのフェンダーも交換とはどういうことよ?


2005年1月11日(火)
 キーが曲がっていた話の続き。年明け最初の営業日である5日にディーラーに電話したら担当者が週明けの11日から出勤するとのこと。新しいキーの手配だけして11日まで待つことに。そして11日、午後になっても連絡がないのでこちらから電話すると「何も話は聞いていない」と言われた。まずここでブチ切れ、電話で文句を言う。そしてキーが曲がった原因と新しいキーの手配状況がどうなってるか調べるよう伝えて電話を切るが1週間経っても連絡なし。今度はディーラーに乗り込んで直接会話することにした。しかし結局原因は不明で新しいキーも届いていないという。もうあきれた。だいたいキーが回りにくくなってるのに気が付かない訳がないし、何の説明もなしに車を返す神経が信じられん。次の保険更新や点検や整備は他の店に頼もうかな・・・。

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