外山君のMATPLANの手法に対するコメント 
 
掲載日2018年12月31日              鈴木 喬

 外山兄の手法の紹介、有難うございました。詳細は分かりませんが、韓国の企業が大いに発展していることは、
現実の話で、よく理解できます。

 現役時代に韓国向けのプラント建設にかかわっていた経験がありますが、韓国の人たちは実に熱心に勉強して
いました。1970年代でしたが、「こりゃ、負けるな」と実感していました。

 韓国の造船業や製鉄業、半導体関連の技術を支援したのは、定年退職した日本の技術者だったようです。

 技術というのは魔法ではありませんので、具体的な裏付けがなければ実現はしません。

  発電所の冷却水の熱の有効活用は大切なことかと思います。日本の降雪地帯の除雪に何とかうまく使えないか
と考えたことがありますが、冬季と夏季では半年のズレがありますので、それをうまくずらす必要があります。

 ごく小規模には、住宅の屋根にパイプをはりめぐらせ、地下にもパイプを埋めて、夏の間に温水を貯めておき、
冬の暖房に使うということをしている人がいるようです。これを町村単位で行うと、膨大な燃料の節約になるでしょ
うが、これは政治がらみの問題かと思います。

 20年ほど前にモンゴルのダルハンの製鉄所の技術指導という名目で、2年ほど滞在しましたが、同市のアパート
は発電所の温水で暖房していて、外がマイナス20℃でも、屋内は25℃程度で半そでで暮らせました。

  夢の実現に向けて色々考えるのは、コストゼロで頭脳にも健康にもいいと思います。大いに楽しみましょう。

  外山兄の今後の活躍も大いに願っています。

  電気33会の皆様、いいお年をお迎えください。 

HP編集者コメント:日本海の深層水の利用について外山兄の参考になるご意見が書かれておりましたが、発電所
の復水器を冷却した海水の排熱利用は現実的で、すぐにでも実用化できそうですが、深層水を使う水の温度差を
利用する発電法は、深層水のくみ上げ(ポンプアップ)や、また温まった海水を深海に戻すのに必要なエネルギーが、
莫大になるのではないでしょうか?外山兄、 流体力学の知識が無いので、この辺のことが分かれば教えてください。

 電気33会(二水会)の皆様、改元される新しい年に、我々老人も日本を元気にするために、小さいことでもよいか
ら協力していきましょう。
 
 コンフォートあづみ野のトップ頁 > 二水会のトップ