香港巴士鐵路旅遊協會 HONG KONG PUBLIC TRANSPORT TOURISM ASSOCIATION
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お気に入りのバス路線 102
お気に入りのバス路線へ 愛秩序灣~美孚
乗車日:2005.8.19
記 者:[014]
海底トンネルバス102と118P 香港最終日の朝のお決まり:酒楼でラストの飲茶を味わうとともに、いくつかの点心を余計にオーダーして「外賣(テイクアウト)」用にパッケージすること。数ある酒楼の中でも、油麻地の倫敦大酒楼が最近のお気に入りだ。早朝7時から営業、リーズナブルな値段の割には美味、加えて今では数少なくなったワゴンでサービスされるのが香港気分をさらに盛り上げてくれて、名残惜しい滞在最終日には特にうれしい。

 2003年の前回は、早朝6時前にホテルをチェックアウトしたあと炮台山駅から始発のMTRで金鐘駅へ、さらに乗り換えて油麻地駅へと向かった。地下鉄だから当然、階段やエスカレーターを上り下りしなければならず、大荷物を抱えてこれから空港へ向かう途上の旅人には少々きつかった。

 前回、九龍から北角へ出るのに利用した118系統で、海底トンネル経由のバス路線(過海路線)の便利さにすっかり味を占めた。地図を見ればよくわかるのだが、MTRだと北角~金鐘~油麻地はちょうど三角形の2辺をたどるようなルートになるのに対し、北角~油麻地の過海路線では残る1辺をダイレクトで行ける形になる。そこで今回は、炮台山駅前から過海路線を利用して一気に油麻地へ出る作戦をとった。ただし北角→九龍方向の118系統は炮台山を経由せず、東區走廊経由でダイレクトにトンネルへ突入してしまうので、102系統か112系統を利用する予定でシティガーデンホテルをチェックアウト。早朝から10分間隔で運転されている海底トンネルバス102路線図だけあって、ほんの2~3分で102番の城巴・シティバスがやってきた(九巴・KMBと共同運行)。しかしこのバスの始発地・ALDRICH BAYの中文名「愛秩序灣」という字面には、よくわかっているはずなのにいつも少し「ドキッ!」とさせられる。

 06:40乗車。いつもは階段を上がって2階へ向かうのだが、けさは手荷物が多いので1階席。英皇道を天后まで走ると、興發街に右折して維多利亜公園の裏手へと回り込む。朝の7時前だというのに、公園脇のプールではすでに何人もが泳いでいる。ほどなく海底トンネルへ突入し、渋滞にも巻き込まれずに紅磡駅横へ。九龍のメインストリート・彌敦道を北上し、油麻地と旺角との中ほどに位置する登打士街バス停で06:58下車。ここまでわずか18分、これから空港へ急ぐ朝にはありがたい快速ぶりだ。目的の倫敦大酒楼まで歩いてすぐ。開店直後なのに多くの地元客で活気づいている。夫婦2人だけのテーブルに似合わないうず高く積まれたセイロの山はきっと、ワゴンを押すオバチャンたちには格好の笑いの種になっていたことだろう。

 点心のお土産を抱えたら、最寄りの油麻地碧街バス停から空港バス・シティフライヤーA21でいざ、成田行キャセイ520便・エアバスA330が待ってる香港国際空港へ!

写真: 朝の九龍・油麻地碧街バス停にて。右の城巴118P系統は朝の時間帯に香港島→九龍方向のみで運転の快速便。左は九巴運行の102系統。どちらも香港島から通勤通学客を乗せて海底トンネルをくぐってきた過海路線だ。



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