少しずつ準備をしていた、「しまなみ海道」サイクリング。本日決行。
防水バッグにキャンプ道具一式積み込んで博多駅へ。
最小限の荷物だが、後部キャリアに荷重が掛かりバランスが悪くハンドル操作とブレーキに違和感あり。
博多駅筑紫口に到着。駅前で前後輪それにペダルをはずし、輪行袋に収める。
収納のマニュアルを読んでいたが、初めてなので思ったより時間が掛かった。それに時々立ち止まって見ている者もいて、少々人目が気になった。
新尾道駅まで切符を購入し、重い荷物になった自転車を担ぎホームへ向かう。
平日で乗客も少なく輪行袋を座席の後ろに難なく乗せることができ一安心。
久々の新幹線。窓の外を見ながらゆったりとした時間を過ごす
新尾道に到着し、改札を出て自転車を組み立てる。
バラすより、組み立てのほうが簡単な気がした。
港に着きしまなみ海道の通行料のチケット売り場を探すが、見つからない。
通行人に聞いてもバスの切符売り場で聞いても要領を得ない。
30分ほど探し回り駐車場内の売り場で往復分のチケットを購入し船着場へ。
小さなフェリーに乗り込む。何と客は私ひとり。貸切だった。それに料金は100円と自転車代の10円。安い!
市民の足で採算は度外視なのだろう。
まぁ、距離は目と鼻の先。、アッと言う間に対岸の向島に到着。
四国・今治をめざしペダルを漕ぐ。真夏の太陽が容赦なく降り注ぐ。
脱水にならぬよう、頻繁にスポーツ飲料を口にする。
地図を持ってはいたが、早過ぎる道迷いとなった。(標識らしいものは無かった?)自転車道とは全く関係ない高速インター方面に行ってしまった。変だと気付いたときは、片道5kmほど無駄に漕いでいた。
橋脚までの自転車道は長い距離を取っているので坂は緩いが、入口は見当違いのところにある。さて、最初の因島大橋、転落防止?の金網が張り巡らされていて眺望はイマイチ。
だが何度も立ち止まりながら瀬戸内海を堪能。今まさにしまなみ海道を走っているのだとと実感する。
因島大橋から見る金網越しの風景
因島を通過して生口橋を渡る。
一転して金網も無く吹きさらしの生口橋
素晴らしい風景を眺めながら快走。橋そのものも美しい。この巨大な橋を作る日本の技術力、素直にすごいと思った。
生口島のサンセットビーチを本日のテント場とする。
テントを張り海岸を散歩。屋根つきのテラスみたいな所にバイクで旅をしているおじさんがいたので、声を掛ける。岐阜から来たそうだ。年齢は67歳。年に一度は長い旅をしているそうだ。
海岸なのに蚊が多いと言ったら蚊取り線香を分けてくれた。日が暮れる前にコンビニで買ったパンとバナナで夕食とした。
一回300円の温水シャワーを浴び眠りに就く。