次の旅へ・・・     2006旅始めはトスカーナ

    またまたのイタリア

 2005年11月なかばに恒例の3人組温泉旅行も終了。またまた海外旅行のムシが騒ぎ出した。
 マルタ島とシチリアを検討する。2006年初頭の避寒旅行にぴったり!
 だが、ちょっと待って。
 なんと、ミラノのパラッツォ・リアーレでカラヴァッジョ展をやっているらしい。(2006年2月初めまで)
 詳しく調べると、シラクーサとメッシーナの美術館から出点されている。

 シチリアは再訪したいが、これではメリットが減るので次回にしよう。
 ミラノとマルタへの航空券を探したが、諸経費込みだと13万円以上になった。シーズンオフには高すぎる。

 カラヴァッジョといえば、ローマの教会にある作品はほとんど見ていない。
 ボルゲーゼ美術館も修復中の観光だった。

 あと、トスカーナもフィレンツェとシエナしか行っていない。

 で、結局シチリアとマルタはやめてトスカーナを中心に巡ることにした。

旅程は  ミラノ2泊→ピサ2泊→フィレンツェ5泊→アマルフィ2泊→ローマ3泊  の14泊16日間で計画。

《航空券》
   JALの前売りWEB21が86000円
   空港使用料や燃油サーチャージやTAXで15690円。 トータルで101690円。
        この燃油サーチャージは石油高騰のおりながら、なんとかならんかと思う。

《ホテル》
   1月はシーズンオフなのでけっこう安く予約できた。(楽天、オクトパス、ドット・コム、Venereのサイトを利用)
   シングル14泊で約93500円
      ピサが★★★★、ミラノとフィレンツェとアマルフィは★★★。ローマは★★なので、ちょっと不安だが・・・・。

《鉄道》
  イタリアは比較的鉄道料金が安い。
  イタリアレイルパスというのもあるが、某旅行社の冬割引で2等4日使用が18900円とあった。(ESなどは追加料金が必要)
  ミラノ→ピサ→フィレンツェ→サレルノ→ローマをTrenitaliaのHPで検索すると、列車によるが約101ユーロ。つまり4回乗って14000円くらいなのだ。ということはレイルパスのメリットは少ない。
  イタリアはスイスと違って現地で切符を買う方がよさそうだ。

●●●ぜひ訪問したい街●●●

ピサ、ルッカ、プラート、ピストイア、サン・ジミニャーノ、アレッツォ
アマルフィ、ラヴェッロ、オルヴィエート


いろいろな準備

● ガイドブック  新たに「地球の歩き方・フィレンツェとトスカーナ」を購入する。
           ミラノ、ローマ、アマルフィについては、以前から持っている「歩き方」を活用しよう。

● カラヴァッジョについて
        「カラヴァッジョ灼熱の生涯」デスモンド・スアード著を読む。
     ミラノの展覧会では8点ほど出品されているようだ。(リベーラやカラッチョーロも数点参加)

      Web Gallery of Artを利用して、それぞれの絵について調べ、プリントアウトする。
            ミラノの「カラヴァッジョとヨーロッパ展」参加作品
            ローマのボルゲーゼ美術館収蔵品
            ローマの教会・・・・サン・ルイジ・ディ・フランチェージ教会内の3点
                        サンタ・マリア・デル・ポポロ教会の2点

● トスカーナの街について勉強する。
     プラート美術の至宝展「マリア伝説とルネサンス」を鑑賞する。

● 美術館などの予約について
      ここ数年、イタリアでは事前予約しないと見学できない美術館や礼拝堂などが増加した。
      1月というオフシーズンだと現地での予約でも大丈夫?
      ピサの斜塔は、その日の天候や健康状態によって見学を決めたい。
      ウフィツィは4回行っているので、どうしてもということはない。
      ボルゲーゼ美術館は以前修復中の見学だった。そのときはカラヴァッジョにもたいして関心はなかった。
          で、今回は久しぶりに観賞しようかと思う。予約サイトを発見したがどうなることやら・・・。
            ※ 4日ほどかかって、ようやくOKと予約コード連絡のメールが来た。やれやれ。

● 気候について

     イタリアの天候を調べる。
     ミラノは12月初め雪害で道路の木々が倒れたりしたそうだ。-2℃〜5℃と、寒そう。
     フィレンツェはだいたい名古屋と同じくらいの気温だ。でも冷えるだろうな。
     ローマは12月中旬も雨が多くて、川の増水が心配。1月までには回復してほしい!

     なんにしても1月のイタリアは寒いに決まっている。(アマルフィは例外として)
     発表されている気温よりも、たぶん、体感温度は低い。
 
     正しい冬物の肌着&使い捨てカイロなどで準備万端としよう。いつもは使わないスカーフも持っていくか・・・・。

     悩んだ末に、雪道用の靴も持っていくことにした。(ダテハキ製を購入したのだ!)
     どうも転倒への恐怖がトラウマになっているみたい。
     じっさい不必要かもしれないし、かさばって荷物になるが、安心感を優先した。

● レストランについて

     フィレンツェのレストランは歩き方その他から情報は多い。
     だが、近辺の街のレストランとなると少ない。それに1月は休業する店もあるようだ。
     まあ軽くてきとうに検索して、少しメモをしていくことにした。

● ショーペロについて

     出発が迫ってきているのにイタリアの鉄道スト日がぶつかりそう、との情報。
     だが、イタリア語の情報なので不確かだ。結局は現地でないと遭遇するかどうかはわからない。
     しかし、ヤバそうな日は移動しないにこしたことはない。
     で、当初の予定より1日早くピサに移動することにした
     当然ホテルも変更。ミラノを1泊減らし、ピサを1泊追加。
     ミラノのホテルはサイトから減泊できない。結局キャンセルし、新たに別のホテルを予約。
     ピサも既予約のシングルは満室。結局別のホテルを予約した。
     日にちが迫っているのでちょっと苦労した。
 
 ※ ホテルは14泊で約95850円と少し高くなった。

● 両替について

     どうもマルペンサの両替がとんでもなく不利な印象なので、日本国内でユーロを買っていくことにした。
     中部国際空港は東京三菱UFJのみなのであまり利用したくない。
     某金券ショップが銀行のレートより1円おトクだとわかり、そこで両替することにした。
     それにしても昨今は1ユーロが140円台半ば。きびしいねー。


● いつもの準備

     航空券、ホテルのバウチャーをコピーする。
        (パスポートはカラーコピーをいつも携帯し、白黒コピーもカートに収納する)

     ガイドブックは「歩き方」のトスカーナ編とローマを持っていく。2冊でも十分重い。
     ミラノはシティマップを切り取り、アマルフィも必要なページだけ切り取った。

※ フィレンツェは2005年末、20年ぶりの大雪だったそうだ。
  日本も12月からいいかげん雪がひどいが(日本海側)、ヨーロッパもたいへんそうだ。
  まあ1月に行く以上は自然のリスクは受け入れなくてはね・・・。
  そうでなくてもショーペロetcのアクシデントは付き物だ。それも旅のうちと考えて、楽しもうと思う。

冬のトスカーナへ


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