皇帝山脈からドロミテへ2018 ミュンヘン滞在㉒㉓㉔
7/24(火) ミュンヘンへ
ガルミッシュ・パルテンキルヒェンを15:07の電車に乗り、16:20ころいミュンヘン着。
29℃で日差しが強くて暑い。
予約しているホテルオステル・イェーガーズへ。チェックインするまでにとても時間がかかりどっと疲れが出た。
エアコンがある駅近のホテルということで選んだのだが、雰囲気としておばさん向きではなかったかも。
もらった部屋は5Fの梁が出ている広めベッドのシングル。水回りは明るくてきれいだが、バスタオルが一枚あるのみ。
フローリング床は埃っぽい。TVは東芝、エアコンは三菱。
休憩の後、18:30外出。駅構内のレストランRubenbauerで白ワインと小エビなどのサラダ。カメラをホテルに忘れていた。
7/25(水) レンバッハハウスとアルテ・ピナコテーク
帰国日になってしまった。フライトは21:25なので夕方まで時間が使える。
7:00朝食へ。朝食内容は値段なり(4.98€)で質がもひとつ。でもスクランブルエッグや缶詰フルーツにヨーグルトもあった。パンは1種類。
ゆっくり荷造りする。当初まずはニンフェンブルク城へでも行こうと思っていたが、思いのほか戸外の日向は暑い。
美術館でまとめることにした。
9:50チェックアウト。荷物を預けようとしたが、アゴでロッカーを示され、そこは満杯状態だった。ようするに預けることはできないのだ。
ミュンヘン中央駅へ。スーツケースのサイズの合うロッカーは6€だった。空港への4ゾーンチケット11.6€を購入してコインをつくる。
歩いてレンバッハハウスへ。旧来の邸宅の横に新しい建物ができていて、入口はそこだった。
10€で入場。
ミュンヘンのレンバッハハウス
上階に青騎士がまとまっていた。カンディンスキーはたくさんあって圧巻だ。
ヴェレフキンは2点あるのみ。だが、この自画像に再再会し、私は元気をもらうのだ。
レンバッハハウスは建物がア-ルヌーボーで庭園もいい感じ。10:30~12:20まで絵画鑑賞。
フランツ・マルク Richard Riemerschmid ヴェレフキン
付属するレストランEllaの内席で、シャルドネとシーフード前菜で20.6€。全部とても美味しく、付いてきたパンがまた美味しかった。
次はアルテ・ピナコテークへ。外壁工事をしていたけど中は(全部ではなさそうだが)公開していた。7€。
なんとフェルメールの「手紙を読む女」が来ていた。これが普通の展示。日本なら大げさな見せ方になるかも。
どこかで見た「ポンパドール夫人」、ムリーリョの描く子供たちが可愛く生き生きしていた。
レンブラントやデューラーの自画像、そしてジオットの3点にフラ・アンジェリコの受胎告知その他。
レオナルド・ダ・ヴィンチの聖母子、ラファエロとほんとに中身の濃い美術館だ。
フラッシュ無しで撮影可というのもうれしい。
アルテ・ピナコテークに来ていたフェルメール ムリーリョ フラ・アンジェリコ
Cafe Klenzeでカプチーノの大3.9€でちょっと休憩する。
15:20ころに歩いて駅へ向かい、スーツケースを出して16:00前のSバーンで16:35ころ空港へ。
第二ターミナルへ向かい、着替えなど帰国の準備をする。
18:00前にBagutta Airportで赤ワインとカルボナーラスパで夕食。
ANAのチェックインは18:25に始まったものの、普通のエコノミーは後回し状態。
19:00すぎにようやく搭乗券をもらう。荷物は13.4kg。
手荷物検査も出国も難なく過ぎて、H14近くの寝椅子でくつろぐ。
NH218は21:25ほぼ定刻に離陸、けっこう満席だ。
すぐ後ろに幼児3人がいる家族連れ、これが騒ぐの走るのでほんとに迷惑した。なにも注意しない親たちなのだ。
途中はとても揺れた。
7/26(木) 羽田から名古屋へ
15:40とわりと早くに羽田に着いた。
京急に乗ったが、品川までずっと座れなかった。
17:07ののぞみで名古屋へ向かう。
ミュンヘンも暑かったが、名古屋の暑さもまあこの時はこんなものかという感じだった。だが、数日後から酷暑が続いた。
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航空券など 160570円 (航空券134000円+その他26570円) 現金は1€=131円で計算
日本で 32906円(前泊ホテル、新幹線など)
ホテル代(22泊) 市税を含む |
食費 | 交通費 | リフト | 観光 | チップ | 寄付 | トイレ | みやげ | ロッカー | 計 |
176107円 | 68015円 | 29510円 | 35444円 | 6118円 | 1611円 | 183円 | 917円 | 1762円 | 1179円 | 320846円 |
日数のわりには旅行費用は高くついた。東京(羽田)発にしたことが大きい。
■ 移動 航空機 羽田からミュンヘンへの直行便でとてもラクだった。ダイヤも復便が夜発で時間を有効に使えた。
エコノミーが後回しになるのは仕方ないとしても、乗務員や客質を問いたくなる場面が多々あった。
食事内容はもひとつ。折り畳みテーブルが前傾していて、コップも安心して置けなかった。
電車 ブレッサノーネからインスブルックに移動の際、途中がバス代行になっていて、ちょっと苦労。
バス わからない場所で下車させられることが2度あった。
SADバスのMobilcard7日間28€はとても利用価値があった。
またセルヴァのホテルでもらったバスだけ乗れるSudtirol Mobilcardも役立った。
■ ホテル
宿泊地 | ホテル名 | 泊数 | 形態 | 予約金額 | 市税 | 実払い金額(1泊換算) | 感想 |
蒲田 | 相鉄フレッサイン | 1 | S素泊まり | 5500円 | 5500円 | 広めのシングル | |
ミュンヘン | Bell Blue Zentrum | 1 | Sシャワー | 70.2€ | 込 | 9291円 | エアコン有り |
ゼル | Eggerwirt | 5 | Wシャワー | 68.8€ | 2€ | 8537円 | グレードアップしてくれた |
リエンツ | Sonne | 2 | Wバスタブ | 69€ | 2€ | 9632円 | 荷台が広い 設備完璧 |
コルティナ・ダンペッツォ | Olimpia | 5 | Sシャワー | 34.42€ | 3€ | 4793円 | 極狭ベッド タオル◎ リフト無し |
〃 | Panda | 1 | トリプル・バスタブ | 76.5€ | 3€ | 10679円 | グレードアップ ベランダ有 |
セルヴァ・ガルデナ | Garni Flurida | 4 | Sシャワー | 63€ | 1.1€ | 8794円 | 新しくて機能的 リフト無し ベランダ◎ |
ガルミッシュ・パルテンキルヒェン | Alpengruss | 3 | Sシャワー | 50€ | 2€ | 6703円 | タオル◎ 机、ドライヤー、リフト無し |
ミュンヘン | Jaeger's | 1 | Sシャワー | 69.98€ | 込 | 9321円 | ホステル中心の宿 荷物預かり× |
前泊以外はシングル朝食付きで予約した。
1泊平均8005円(市税込み)はまあそんなものかしら。ミュンヘンはエアコン付きの駅近、他も立地をポイントに選んだ。
2軒がグレードアップしてくれたし、全体的に悪くなかったと思う。
細かいことを言えば、タオル交換をしてくれなかったり、綿100%でもとても固いタオルだったり。
またベッドパッド無しのベッドメイクをしているホテルが数軒あり、寝ごこちが悪かった。
■ 食事
1日平均2597円。朝はホテルでしっかり、昼は山小屋レストラン、夜はスーパーで調達した食材。いつものパターンだ。
好物の生ハムメロンも2回食べたし、満足満足。
■ リフト
ゼルでアルペンサマーカード、ガルミッシュ・パルテンキルヒェンで2ピークパスを利用。天気が悪いと損するかも。
その他では単発でゴンドラやロープウェイを使った。まあまあ無駄なく利用できたと思う。
■ ハイキング
ゼルやガルミッシュでは空模様がもひとつで、ハイキングを断念することもあった。
コルティナとセルヴァでは予定通りの行動ができた。
花がきれいで印象的なのはジミー小屋→ガルデナ峠、セチェーダ→コル・ライザー。
■ その他
西ドロミテでは新しい夏リフトも見かけ、次回にぜひ利用したい。
今回の旅は暑さを感じることがよくあったけど、日本の名古屋の酷暑に較べればはるかにマシ、夏はチロルの山だ!
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