オーストリアとドロミテと 2014 26~29日目 ゼーフェルト滞在から帰国まで
7/26(土) ゼーフェルダーヨッホハイキング
ちょっと薄雲が広がっている。
7:40朝食へ。数組の先客。プロセッコがあり、少しだけいただいた。コールドビッフェだが野菜もあり、内容がよい。44€としては十分だ。
9:00トレッキング仕様で外出。
徒歩18分でロスヒュッテケ-ブルカー乗り場へ。
窓口の男性はなんと日本語が堪能だった。ゼーフェルターヨッホまでの往復チケット(シニア)を19.5€にカードキーのデポジット代2€がプラスされる。
ケーブルカーでロスヒュッテへ。ここからの眺めもよい。
ロスヒュッテへの乗り場とケーブルカー
そして9:55にゼーフェルダーヨッホバーンに乗り込んだ。ロープウェイだが10人くらい乗れるかしら。きれいなワンコ2頭もいっしょ。
おとなしい美犬さんたち
ゼーフェルダーシュピッツへ!
10:20歩き始める。Panorama Hohenwegというだけあって眺めがすばらしい。
左手にドロミテ的な灰色の山々と緑の谷、右手も下にはゼーフェルトの町が見える。まわりの山々もきれいだ。
道はけっこうたいへん。砂利のズルズル状態だ。ところどころにベンチもある。
ロープウェイでいっしょだった日本人夫婦と少し話す。ここは2度目とのこと。他にも日本人グループが向かいからやってきた。少人数のツアーかも。少し話した。
ゼーフェルトってマイナーかと思っていたが、インスブルックから日帰りにも便利ということ。
50分くらいでゼーフェルダーシュピッツェ2220mの十字架に到着した。
ハイカーは多いがスニーカー程度の人もけっこういた。私的にはトレッキングシューズは必須だと思う。サロモン様!
しばらく休憩。2頭のワンコとおにいさんに女子2人もずっとくつろいでいた。犬たちは山に慣れているのかな。
11:20下り始めた。上がってくる人が続く。40分でロープウェイ乗り場に着いた。
帰り道
ロープウェイで下りて、ロスヒュッテのセルフレストランへ。
白ワイン4.8€、スペックヌードルスープ5.5€、チョコトルテ2.8€で13.1€のランチだ。美味。
セルフなのに下げ係のおじさんたちは熱心だ。コーヒーを追加しに行ったら、私のフィールドジャケットを持って追いかけてきた。忘れものじゃないよ。
外は曇ってきた。
13:55ケーブルカーで谷駅へ下りる。窓口にカードを返却して2€を返してもらった。
空はますます雲が多くなってきた。一雨ありそうだ。
ゼーフェルトの駅 町中へ 観光馬車
ゼーフェルト駅からヴィルト湖方向へ行く。観光馬車がいた。
ヴィルト湖にはKaiser Maxmilian Wegの案内パネルがあった。彼マクシミリアン1世(1459~1519)はこのあたりが気に入っていて、よく狩りや釣りに来たらしい。
雨が降り出し、傘を差しリュックカバーも装着して散策。
湖岸ではロックMが流れて遊ぶ人たちがたくさん出ている。だが、雨はどんどん激しくなりビーチバレーやゲームをやっている姿も消えた。
しばらく木の下で雨宿りするが、湖一周はあきらめて、いったんホテルへもどることにした。
ヴィルト湖
スーパーに寄って土産品などを物色。
ホテルで休憩し、18:00すぎに再び外出。雨は降りやまず。
駅へ行き、明日のSeefeld→Mitttenwaldのチケットを購入。5€。(事前の検索だと7.8€だったが)
窓口は土日は休みのようで、券売機を使った。観光客も多いと思うのだがÖBBはそういうシステムなのね。
ゼーフェルト駅は階段しかない。ミュンヘン行の3番ホームは東側、チケット売り場やロッカーなどはすべて西側なのだ。
私のホテルは東側にある。少しでも労力を惜しむのだ。
教会へ行くとまたまたミサ中、ご縁がないわね。
レストランを物色するがどうももひとつしっくりこない。あまりおなかがすいていないこともある。
結局スーパーでサンドイッチとスプライトを購入。18:30過ぎても営業していて助かった。
今日は後半雨にたたられたが、午前にゼーフェルダーヨッホのハイキングを楽しめてよかった。
Seefeldで2泊したホテルOlympia&Harbs
7/27(日) シュタルンベルク湖
6:20起きて荷造り。外は昨日に引き続き雨模様だ。
7:30朝食へ。今朝は葉物(レタス)がなかったけど、シナモンロールとかグレープジュース(発砲性)とかいろいろ味わう。もちろんプロセッコも♪
8:55チェックアウト。たまたま雨が上がっているうちにカートを引いて駅へ走った。
今回のオ-ストリア旅行は、雨のザルツブルクに始まり、小雨のゼーフェルトで幕引きだわ。
こんなに傘を使う欧州旅行はお初です。
9:15のミュンヘン行に乗る。シュヴァーツを過ぎて検札が来た。区間切符とバイエルンチケット(日本で購入)の両方をバリデートしてもらう。
客はまばらだったが、ミッテンヴァルトで増えた。
ガルミッシュパルテンキルヘンでは日本人グループが下車した。こんな天気では山はとても望めないと思うけど。心の目で見るのだとか。
11:27ミュンヘン中央駅着。
予約しているWintersにチェックインする。部屋はダブルにしてくれ(広さはシングル)、すぐに入れてくれた。助かるわ。
すぐに外出。
駅地下でチーズパンとジュースを買い、2番ホームのベンチで食す。
12:11のS6に乗り、12:44シュタルンベルク着。曇り。
船着き場には大きな船が停まっていて乗客も多かった。乗り込んでBergまでのチケット購入。バイエルンチケットは使えず、2.8€そのまま。
シュタルンベルク湖
13:00に出港し13:12にはBerg着。
Berg船着き場へ 案内表示
ルートヴィヒの標識に従って右方向へ歩く。Konig Ludwig Gedenkstatta und Votivkapelle
住宅街を過ぎるとうっそうとした森にどんどん入っていく。ルートヴィヒも散策したんだろうな。
数か所に案内板あり
記念教会Votivkapelle あった! 十字架!!!
記念教会内部
15分以上歩いて教会へたどりついた。修復中。
この正面の湖岸にあるのが目的の十字架だ。あたりにはヨットがたくさん出ていて、なんだか隔世の感があるね。
十字架の左にはハマナスのような花が咲き、右側には葦が群生している。見物人は多い。
湖岸の十字架はほんとに時がたっても、ルートヴィヒの孤独を象徴していると思った。
シュタルンベルク湖の十字架と教会と見物人たち
14:00すぎまでいて船着き場へ引き返した。ベルク城がどこか知りたかったが不明。
14:42の船でポッセンホーフェンへ向かう。4.6€。ベルク城は?
湖上からのベルク城と十字架
ポッセンホーフェンに近づくとエリザベートの実家の城が見えてきた。ここは2度目。
15:02着。しばらく城周りをうろうろし、歩いてポッセンホーフェンのSバーン駅へ。
なんと前回とはうってかわって観光地になっている。ロータリーにはエリザベートの像が立ち、ノボリまではためいている。
ポッセンホーフェン駅のエリザベート・ミュージアム
駅舎のエリザベート・ミュージアムは見学者も多い。4€。
内部にはたくさんの写真類の展示。黒のドレスもあり、ウェストの細いこと! 子供時代はそう美形ということもないか。
ガイドツアーも開催されて盛況だ。
エリザベートもルートヴィヒもほんとに後世のバイエルンに貢献しているね。
16:30の電車でミュンヘン中央駅へもどった。
明日の空港行用のチケット購入。10.4€。刻印するようにとのこと。
ホテル隣のレストランRechthaler hofへ入る。前から気になっていた店。ビール2.2€、ローストポーク10.8€、アイスクリーム3.5€で計16.5€のディナーだ。
内装がとてもレトロ。ルートヴィヒが壁に描かれていた。日本人の大団体が来ていた。
18:30にはホテルにもどった。
ミュンヘンで1泊したホテルWinters
7/28(月) ヘルシンキ経由で名古屋へ
5:30起床で荷造り。今日も曇りっぽい。
6:30一番で朝食へ。ゆっくり食べるゆとりはなくて、20分で切り上げる。
7:00チェックアウト。ミュンヘン中央駅Sバーン乗り場1番ホームへ。
7:15のS8でミュンヘン空港へ。8:00前に着いた。
第一ターミナルDのフィンエアーカウンターでチェックインする。手荷物検査もすぐに終わり、D03へ。
免税店は少ないがちょっと物色する。化粧品だけ購入。
AY804はほぼ満席で10:20離陸。ツナサンドとトマトジュース、コーヒーをもらう。13:45予定どおりにヘルシンキ着。
16:35の搭乗開始まで時間がある。
出国し、ウォッカやチョコヌガーなどを買う。MY CITYというカフェで苺タルトと紅茶で休憩。
AY79は17:15離陸。隣席は空いていたのでゆっくりできた。
食事サービスでは白ワインを大きめのカップになみなみと注いでくれた。日本蕎麦がウマい。ワインをおかわりし、蕎麦ツユを舐めた。
機内は冷えたが、フィールドジャケットにマスク着用でしのいだ。
7/29(火) とうとう帰国
あまり揺れることもなく、8:50より早く中部国際空港着。
毎度思うが、名古屋は暑い。湿度がたまりません。
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