ドイツ旅行計画　2008・11〜12　　ゲーテ街道からドイツ北部へ

　　　　　まだ北欧のページも完成しないうちから次の旅が気になる。
　　　　　12月半ばからドイツ国鉄DBが値上げされると聞き、スケジュールを組んでみた。（11月下旬〜12月上旬）
　　　　　ベルリンやミュンヘンあたりは以前に行っているので、未訪問の中部と北部を観光したい。
　　　　　デンマークのコペンハーゲンにも電車で行けそうだ。
　　　　　11月下旬からはクリスマス市も各地で開かれる。

◆　航空券　　少しは勘考したが、名古屋発着でフランクフルト往復のルフトハンザを9月末に購入。
　　　　　　　　61000円とまあ適度な価格だが、サーチャージが42000円以上とTAX諸々のトータルで110000円ちょっと。
　　　　　　　　　（直行便でこのサーチャージ、経由だといくらかかることやら・・・・）

◆　ホテル　　楽天、BOOKING、hotel.deなどのサイトを駆使して9月末には予約完了。
　　　　　　　　だが、円建ての料金が下がったため10月上旬には予約を取り直した。
　　　　　　　　コペンハーゲンはシングルバス付朝食付で12000円台。（当初は14000円台）
　　　　　　　　ドイツは6000〜7200円。現地払いが8泊で44〜54ユーロ。
　　　　　　　　1ユーロ＝140円とすると、15泊で106650円。1泊が約7110円。

　　　　　　　　どんどん円高ユーロ安が進んで、いったいいつ底値になるのか・・・？
　　　　　　　　円払いのホテルは料金が下がり続けていて予約の取り直しに悩むところだ。（2008・10・28で119円とか）
　　　　　　　　10・29に日本払いのホテルを予約しなおし、ドイツは5100〜7866円、コペンが11300円となった。
　　　　　　　　現地払いを8泊にし44〜54ユーロ。
　　　　　　　　　　　　　1ユーロ＝120円だと15泊で約94566円。1泊が約6304円。
　　　　　　　　　　　　　　　〃　　＝140円だと　　〃　102316円。　　〃　　6821円。
　　　　　　　　出発までまだ3週間余りあるので、ユーロのレートはどうなるのか成り行きまかせだ。

◆　鉄道　　　　　　
　　　　　　長距離の移動はDauer-Spezialチケット29ユーロで3移動。39ユーロが1移動。座席指定を2ユーロプラスして安心だ。
　　　　　　あとは現地で州ごとの割引チケットや普通乗車券を利用しよう。
　　　　　　　　　（当初、コペンハーゲン→ケルンを夜行列車にしたかったが、DBのサイトから購入できなかった）
　　　　　　観光ルートによってはジャーマンレイルパスもよかったかもしれないが。
　　　　　　　　　11月になってからDBのサイトによると、ICEの車両点検とかでICに振替えになる路線が該当。
　　　　　　　　　せっかく早く指定席を取っているのにどうなるか、めんどう。

《スケジュール》　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　→はチケット購入済み　）
　　　　　名古屋→フランクフルト1泊→アイゼナハ1泊→ワイマール2泊→ライプツィヒ1泊→ハンブルク2泊→
　　　　　ブレーメン1泊→ハンブルク1泊
　　　　　→コペンハーゲン1泊→
　　　　　リューベック1泊→ハノーファー1泊→コブレンツ2泊→フランクフルト1泊→名古屋　　　　　　　　　　　　という15泊17日の旅！

　　　　　　　　　宿泊地以外の観光予定地　　フルダ、エアフルト、イエナ、ヴォルプスヴェーデ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ロストック、シュヴェリーン、リューネブルク、ケルン、ヴィースバーデン、トリアー

　　11月末ともなれば日照時間が短いし気温も低くなる。
　　美術館巡りとクリスマスマーケットが観光の中心となるだろう。

●　情報収集
　　　　　《ガイドブック》　歩き方ドイツを12年ぶりに新調した。他社のものも参考にする。

　　　　図書館　　ゲーテ街道やハンザ都市については出版本も多いので役立つ。
　　　　　　　　　　　クラーナハ、フォーゲラー、ハンマースホイについて調べる。
　　　　　　　　　　　　　　　　「ハインリッヒ・フォーゲラー伝」　ジークフリード・ブレスラー著　鈴木俊訳　土曜美術社
　　　　　　　　　　　　　　　　「ヴォルプスヴェーデふたたび」　種村季弘著　筑摩書房
　　　　PC　　　現地観光局のサイトから情報収集　　ヴァルトブルク城へのバス時刻表、ヴォルプスヴェーデへのバスなどなど。
　　　　　　　　　レストランのサイトからメニューを物色。ドイツ語でメモを作成。

　　　　東京へ出かけ、ドイツ観光局で資料を収集し東京ゲーテ記念館を見学。
　　　　　　　　　ハンマースホイ展を鑑賞。コペンハーゲンからの10点以上の絵画を鑑賞。
　　　　　　　　　ミレイ展（フォーゲラーが影響を受けた）を鑑賞。

準備

●　両替　11・6に某金券ショップで300ユーロを購入。1ユーロ＝130.19円のレートだった。
　　　　　　11・13　　　　　〃　　　　300ユーロ　〃　　。　　〃　＝122.73円　　　　〃　　　　。

●　体調管理　　メタボ健診、歯のメンテナンス、眼科検診そしてインフルエンザの予防接種も実行。

●　気候について　　10月のドイツは暖冬気味だったが、11月も半ばになると徐々に気温が下がってきた。
　　　　　　　　　　　　11月下旬の予報を見ると最低は氷点下で最高でも5℃以下の場所が多い。雪マークも現れた。
　　　　　　　　　　　　今回こそダテハキのブーツが役立つかもしれない。
　　　　防寒対策としては、経験済みの1〜2月と同じレベルで大丈夫だろう。
　　　　　　　　　防寒肌着の上下にTシャツやタイツを重ね着し、使い捨てカイロも活用する。
　　　　　　　　　ダウンジャケットに手袋とマフラーも必須だし、マスクも備えたい。

●　荷物　　いつもの一人旅スタイル＝キャリーカート（小）+リュック+ショルダーバッグ
　　　　　　　なので持ち物は極力コンパクトにする。まあ冬物はかさばるのが難だ。

出発数日前♪　　　ホテルバウチャーなどをピーする。資料の書類も確認。
　　　　　　　　　　　　DBのスケジュール確認　　どうも今回は工事路線やICEの点検作業に見舞われ、トラブルがありそうだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　現場で臨機応変に対応しよう。

では、そろそろ出発！

12/10（水）9：00に無事に帰国。
ドイツは想像どおりの寒さだった。天気も悪くて、曇りがほとんど、あるいは雪やみぞれや雨、または霧。
小さな町でもクリスマスマーケットは人で賑わい、電飾の灯りにほっとする時間を過ごすことができた。
また期待した美術館も見ごたえがあってよかった。

感想

　　おりからの円高ユーロ安のおかげでリーズナブルに旅することができた。17日間で総費用は317238円となった。
　　心配していたDBのトラブルも皆無で、スムースに周遊することができた。

　◇　交通手段について　　　今回は移動の多い旅だったのでまとめてみた。DB切符はすべて駅の自販機で購入。2等車。
　　　　　　（注）　DBは2008/12/14から値上がりしている。Schones-Wochenende切符は37ユーロ
　　　　　　　　　　Niedersachesen切符シングルは20ユーロ、Rheinland Pfalz切符シングルは19ユーロ、（自販機orサイト購入）
　　　　　　　　　　区間切符は下記より数％の値上げ

　◇　航空機について
　　　　　ルフトハンザはセントレアからフランクフルト直行で、ラクなフライトだった。
　　　　　行きは満席だったが、帰りはすいていて横になって休むことができた。
　　　　　サービスも適度にあるし、おにぎりやサンドイッチ、チョコレートなど自由にいただけた。

　◇　ホテルについて
　　　　　15泊で95899円。1泊平均6393円。ドイツだけだと平均6042円とお安く上がった。
　　　　　内容的にはまあまあかな。不備もいろいろあったが、全体としては満足なレベルだった。
　　　　　フランクフルトはシングルとツイン（シングルユース）が同じ料金だったのでツインにしたが、シングルのほうがよかったかも。
　　　　　ブレーメンのホテルは63ユーロといつもなら度外視の★★★★だが、7866円という許せるプライスで内容もよかった。　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※　1ユーロ＝126円で計算

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