芒果台湾2015 ⑤⑥

     5/24(日)  雨の新北投と公館を散策
          夜中じゅう雨は大降りだった。
          6:40起床。ロクに動いていないのだが疲れがたまっている。バス移動がこたえたかしら?快適だったと思ったけどね。
          7:30からの朝食は、レセプションで食券をもらって朝食室へ。簡易朝食というだけあって、とてもシンプルだ。
          お粥と炒り卵と青菜炒めをいただく。朝食室は半分以上のライトが消してあって薄暗い。
          当初の予定では前回行けなかった石碇老街へ行くつもりだったが、バスの本数と天候とで取りやめた。
          昨日のリベンジで北投へ行こう。9:00前に外出。今日も傘が手放せません。
          MRT北投で230番バスを待ち、北投文物館へ。10:00すぎに着いた。


台北・北投文物館のアプローチと玄関                           陶然居

          120元を払い、足カバーを付けて見学開始だ。
          元は佳山旅館だったとのこと。部屋といい調度といい立派なつくりだ。浴槽は今でも使えそう。
          2Fの大広間はとても華やかな雰囲気。貸切で家族が使用中なので外から覗くだけ。
          1Fの各部屋も予約があるらしくて、テーブルセッティングにスタッフが忙しくしていた。30分ほどで見学終了。


北投文物館内部・大浴場と客室                         2Fの大広間

          すぐ近くの禅園は張学良が住んだところ。見たかったけど階段の途中に受付があって食事か入浴でないと入りづらい雰囲気だ。
          歩いて地獄谷をめざそう。雨だが下り坂なので多少マシな散策。
          薄緑色の日本家屋がとても気になり、ぐるっと正面にまわると、吟松閣だった。営業しているのかは不明だが、とてもクラシックな日本旅館。


禅園                      吟松閣

          11:30ようやく地獄谷にたどりついた。
          ここは以前にも来たことがあるのだが、ちょっと記憶が飛んでいた。もうもうと白煙が立ち込めて地面がよくわからない。
          川沿いに歩く。梅庭も今日は貸切らしくて入れず、残念。


地獄谷                      梅庭

          12:00前に北投温泉博物館へ。
          ここがまたすばらしい建物だ。昔は共同浴場だったらしい。
          入った階には大広間があり、風がよく通りそうで見晴らしもよい空間。ここで湯冷まし休憩をしたのね。


北投温泉博物館


          下の階には大きなローマ風呂があって、柱も見事だ。床のタイルは往時のままらしい部分もあった。


ローマ風呂

          12:30までいた。見学者も多い。
          駅前ビルの2Fにある粟家食麺埋伏で牛肉麺140元でランチ。あっさりスープで美味しかった。

          MRTで公館へ移動。
          14:00すぎに自来水博物館へ。ここはヨーロッパかという建物。80元で入場。
          ポンプの展示がすごい。日立のものもあった。なにやら撮影会をしていた。15:00前までいた。


自来水博物館


屋外展示                火薬槽

          川沿いに歩いて10分くらいで宝厳蔵が見えるところに出た。
          まずは寺から入り、集落の中を見物する。けっこう人が来ていた。


宝巌蔵

          アートスペースになっている家もあり、廃屋の姿を晒しているところもあって興味深い。
          もとは大陸からの人たちが住んだとのことで、四四南村といっしょだ。
          だがここにもチャイニーズだと思われる団体(30ん人以上)が観光に来ていた。どう思っているのかしら?

          湿気の中の散策で汗みどろになり、コーヒーを買ってホテルにもどった。
          シャワーを浴びてサッパリし、しばし休憩。
          18:00再び外出。
          MRT南京復興下車で西南へ徒歩10分の龍江路23の五花馬水餃へ。きれいな店だ。
          小籠包110元と豆腐青菜スープ35元と小皿(茄子の揚げ浸し)35元で180元の夕食。特に茄子はニンニクが効いてとても美味だった。
          サービスのキビ?粥もよかった。お茶も無料。

          再びMRTで松山下車。夜市入口にある彩虹猫冰屋に入り、恋恋芒果160元を食べる。
          肉球のバニラアイスに豆乳プリン?も乗っかり、もちろん芒果はとても美味しくて満足。
          この店には猫がいて、キャットカフェならぬキャット冰屋なのだ。寝ている猫を眺めながら食べる芒果冰はいちだんと美味だ。



          20:00にはホテルに帰り着いた。

     5/25(月)  迪化街、帰国
          早くも帰国日。今朝も雨音が・・・・・。
          7:40朝食へ。野菜が美味しい。
          TVニュースによると、阿里山で落石事故がありけが人が出た、高雄近辺で浸水被害がひどい、とのこと。
          嘉義以南と東海岸には超豪大雨との予報だ。
          8:50チェックアウト。金国際旅館は建物は古いけど、掃除も行き届き、快適な2泊だった。空調もまずまずだったし。
          台北駅へ移動し、行李房でカートを預ける。50元。
          再びMRTで北門駅へ。新しい駅だ。
          9:40外に出るとけっこうな雨だ。傘を差して延平北路を進み、趣のある建物を撮影。
          10:00にURS27を見つけたが、やはり月曜は休みだった。ここで江山楼展をやっているのを見たかったのだが、残念。

          市場の方へ歩いて迪化街へ。霞海城隍廟はいがいと地味だった。


霞海城隍廟                   大稲堭広場

          てきとうな店で情人果150元を購入した。
          魚丸に心魅かれながらも元来た道をもどり、地下へ入る。北門駅へ行くことができずに、台北駅までえんえんと歩くハメになった。20分は歩いたね。
          MRTで忠孝敦化下車。11:30にチェックしていた百果園へ。
          芒果抱抱190元。上品な盛り付けで美味しかった。マンゴーはもちろんアイスの下にあるマンゴージャムが引き立っていた。
          テーブルがフルーツ柄で可愛らしい。この店にも日本人女子が来ていた。

          12:20ころに台北駅行李房でカートを受け出し、バスで空港へ。12:30ころに到着。
          JALのチェックインはすぐにでき、Bに下りて度小月でタンツーメン・エビ捲きのセット200元。

          イミグレには長蛇の列ができていて30分近く並んだ。
          15:00すぎに搭乗ゲート近くでコーヒーを飲んでいたら、(15:25搭乗開始なのに)放送が流れた。
          早く搭乗したものの15:45離陸のところが、なかなかOKが出ないらしくて結局16:30くらいの離陸だった。
          入国時もそうだったが、どうも滑走路が1本だけの使用だとか諸々の要因があるようだ。
          蕎麦にサラダにビール、ご飯も食べる。
          19:50ころに名古屋着。涼しく感じる。
          写真は390枚撮影した。いつもより少ないと思う。

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     旅行費用          94189円 (5泊6日∔前泊)

               航空券など     39330円  (航空券30000円+サーチャージその他9330円)
               名古屋で       8450円  (前泊5350円含む)                              現金は1元=4円で計算

 宿泊費 食費  交通費  観光  土産  行李房   
 26709円 9600円  5220円  800円  3880円  200円  46409円 

               6日間で10万以内におさまったのは今時とてもお安く上がったと思う。
               ほとんどが移動と芒果の旅だったので当然と言えば当然だが。
     ■ ホテル

 宿泊地  ホテル名  泊数 形態  1泊の料金  予約サイト  感想 
 常滑 ルートイン常滑駅前  1泊  S朝食付 5950円  楽天  大浴場がよい 
 台中 達欣商務精品飯店  1泊  スタンダードS朝食付  1368元  5549円  Booking  コンプリメント有 
 台南 鉄道大飯店  2泊  ビジネスW朝食付  1180元  4720円  Booking  シャワーの水ハネ 
 台北 金国際旅館  2泊  スタンダードW朝食付  1580元  6320円
1350元  5400円
楽天  西門真ん中
部屋は暗い 

              1泊平均5342円でまずまず快適なホテル滞在だった。それぞれ難もあったが、許容範囲で満足。
              台中と台南ではリニューアルされた部屋を選んだこともあり、気持ちよくすごせた。
              台北は年期の入った建物だったけど、ソフト面の努力に好感が持てた。掃除も行き届いていたし、心配だった空調も問題なかった。
     ■ 移動
          空路は慣れたJALなのでスムースだったが、イミグレは混雑していて復路は30分近く並んだ。離陸も混んでいて時間がかかった。
          台湾内の都市移動はバスを利用。安かったし、座席もゆったりしていてラクに移動できた。
          台南市内や玉井へのバスは悠遊カードが利用できて便利だった。到着時に空港で500元をチャージし、後半の台北のMRTもすべてそれで間に合った。
     ■ 食事
          6日間で9600円、そのうち芒果かき氷が3920円となる。食事だけだと1日平均947円というお安さだ。
          芒果かき氷が目的の旅。7回食べることができてとても満足だ。玉井・有間冰舗や台南・裕成水果が特に印象的。台北・彩虹猫冰屋もユニークだった。
     ■ 観光
          今回は連日の雨、大降りの日もあり、観光を取りやめたケースもいくつかあった。
          5日目の台北は午前に新北投、午後に公館あたり、と予定どおりに観光できた。

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