オーストリアとドロミテと 2014 5~7日目 バート・イシュル滞在
7/5(土) バート・イシュル観光
6:00起床で荷造り。8:00朝食
8:40チェックアウト。ここで思わぬトラブル発生! 165€支払の予定が169.8€請求された。1泊55€の宿泊料金には1.6€の市税が含まれてないというのだ。
Bookingの予約確認書はチェックイン時に提出していたので、そのコピーを出して「含まれているとの条件だ」と抗議した。
すると向こうはホテル側の請求書をを示してきて、それには含まれていないと書いてあるのだ。(Bookingの名前もあった)
しかし私は(自分が持ってきた)予約確認書の金額しか払わない、と強調した。と、女将はBooking側の確認書がまちがっているので、後でBookingに電話しろ、たった4.8€なんだから払え、とのたまった。
向こうは強引だし、バスの時間もあるので、これ以上争ってもしようがない、とムカつきながら169.8€をクレジットカードで支払った。
Bookingはなんども利用しているが、こんなことは初めてだ。
St.GilgenのPension Ferstlはガイドブックにも出ていたが、この始末!3泊滞在の好印象は一度にぶっとんだ。
女将は悪いと思ったのか、紙ナフキンをくれたけど、こまかされません!
7/29帰国したら、Pension Ferstlの女将からメールが来ていた。ホテル側のかんちがいで、市税4.8€分はあなたの払い過ぎです、と。
Sorryと数回あったけど、返金には触れていなかった。で、私のクレカ口座に返金してくれ、とメールを送った。
翌7/30に口座番号を知らせてとのメールが来たので、知らせるメールを送り返した。その後、連絡はないし、口座に入金された様子もない(8/3時点)。
雨の中フードをかぶってバス停へ。9:10のバート・イシュル行きは5.5€。日本人もいたしその他の東洋系も多かった。
9:50バート・イシュル着。小雨。
インフォメーションでホテルの場所とスーパーの場所を聞いた。すぐ近くにあるスーパーで水や食料を購入。
予約しているStad Salzburgは14:00に入室可というので、カートと食料を置かせてもらう。
まずはカイザーヴィラへ行こう。
カイザーパークの切符売場へ。カイザーヴィラ∔庭園はシニア割引で12€。写真博物館はシニア無料とのこと。ありがたい。
カイザーヴィラのツアーは11:15開始。日本語テキストを借りる。写真撮影禁止。
ケース内の写真は見たことのあるものがほとんどだった。
ツアーは30人以上いて、12:00すぎに終わった。
カイザーヴィラ
写真博物館へ。建物がよい。
最初の部屋は床の保護のためスリッパを重ね履く。
上の階にエリザベートの写真があった。屋根を見るとこの建物が赤っぽい大理石でつくられているのがよくわかった。
建物の外側にもぐるりとエリザベート関連のパネルがはられていて、なるほど。
写真博物館
写真博物館外廊下
写真博物館内部のエリザベート関連の展示 屋根付近
13:00すぎにパーク入り口にあるHubertushofへ入り、ビール(小)2.8€と本日の定食15.9€。
香菜入りのポタージュがとっても美味。シュニッツェルはボリュームがあり、豆入りサラダもあっさりで美味しかった。
苺ムースのデザートまで付いてきて、おなかがはちきれそう。
14:20ホテルにチェックインする。12㎡より広く感じる。ミニバーがうれしい。単純な金庫もある。
15:20再び外出。
市立博物館へ。常設展のみ見学。この建物もエリザベートゆかりのはずだが(婚約の場所?)、それらしい展示物は発見できず。
レハールヴィラでは日本語説明書を貸してくれて、一人で見学。気楽でよい。すいていたし。
レハールヴィラ
今日は午後から晴れて暑いくらいの気温だった。室温も19:00で26.5℃ある。
7/6(日) Katrinでハイキング
6:30起床。朝から青空が広がっている。
7:30朝食へ。チーズハムは普通だが、スパークリングワインがあり、ありがたくいただく。セルフのゆで卵、果物とまずまずの内容。
ここは60€と今回一番高いホテルなのだ。市税2€もプラスされるし。
9:00すぎにトレッキング仕様で外出。
エスプラナーデをひたすら歩く。といっても、なんと途中から工事中になっていた。
エスプラナーデからKatrinロープウェイ乗り場へ
30分ほど歩いてようやくKatrinロープウェイの乗り場に着いた。クルマで来ている人が多いみたい。
シニア割引で往復18€(大人19.5€のところ)とちょっとトクした気分。
4人乗りのゴンドラはカップルと同乗。日本人かと思ったらタイ人女性だった。男性はオーストリアかドイツか。
10:20ハイキング開始。7Seeblick Wanderungのブルーの標識をたどる。ワンコや幼児連れの家族もいっしょにスタートだ。
Katrinハイキングスタート
タッハシュタインを遠望しながら
ハルシュタット湖とダハシュタインの雄姿がすばらしい眺め。
ところが道はけっこうハードになった。なんにんにも追い抜かれ、ワンコ家族もはるか先にいる。
この道は898らしい。分岐でElferkogel1601mをめざし、なんとか十字架にたどりついた。
左折して10分で Elferkogel登頂 右手前がKatrin山頂
ベンチにTraun Seeとあり、座ると遠くにトラウン湖とグムンデンの町が見える
だがこの次のKatrin1542mは省略し、895でもどってきた。2hくらいか。
895は木の縁の階段がつくられていて、自然石の898よりラクだった。
頂上駅のレストランでランチ。ビールとトマトスープと豆料理で12.7€。
ロープウェイ乗り場横の展望台から
Katrinには他のハイキングルートもあるみたいだった。あまり無理をしないで景色を眺めるだけで満足しよう。
7つの湖というが、ルートを省略したので、4つくらいしか確認できなかった。
ゴンドラからはJaizenbergがよく見えた。エリザベートがよくここに散歩に出かけたらしい。
行ってみたかった。だが、上から見た限り834mだし、木々に覆われていてあまりおもしろくなさそうだ。候補にしていたけどとりやめ。登山ルートもよくわからない。
15:00にはホテルにもどった。今日もほんとに暑いわ。
7/7(月) グムンデン観光
6:30起床。今日は曇りかしら。
7:30朝食。スパークリングワインにスポンジケーキとカマンベール、オレンジジュースにセンメルサンド(チーズ、ハム、キュウリ)。トマト。
ヨーグルト∔ジャムにキウイをきざんで入れた。
9:00ころ外出。晴れている。
バート・イシュル駅へ。グムンデンまで往復13€のチケット購入。なんとバス代行(バート・イシュルからグムンデン一つ手前駅まで)になっていた。疲れる。
10:30前にグムンデン着。ここのホームまわりも工事中だ。
駅前に停まっているトラムに乗って、10:40湖岸に着いた。
グムンデンのトラムと市庁舎
インフォメーションに行き、トラウン湖遊覧船のタイムテーブルをプリントしてもらう。
11:45の50分コースにしよう。すぐの船窓口でシニア割引8€。
グムンデン教区教会へ。陶器製のマドンナが印象的だ。
グムンデン教区教会とマドンナSchutzmantemadonna aus Keramik
11:45の船はこじんまりしていたけど、乗客はけっこういた。
湖上からのオルト城が美しい。その近くのトスカーナなんとか(放送で説明していた)の建物も目を引いた。ハプスブルク時代の栄光って感じか。
オルト城 ヴィラ・トスカーナ
トラウン湖遊覧
反対側にはグリュンベルクへのロープウェイも見える。この上からのハイキングも候補にしていたのだが。
12:50にはもどってきた。
ゼーホテル・シュヴァンの外席へ。
ビールと魚(REINANKE)のグリル、グリーンサラダとエスプレッソで28.2€のランチ。とても美味しくて満足。
オーストリアは原発が無く、川魚、湖魚と安心して食べることができる。
カマーホーフ博物館は月曜で休館だった。残念。
湖岸を歩いてオルト城へ。暑い。20分くらいか。
3€で入城。なんということはない。入ってすぐに拷問部屋があったりして、ゲッ!
オルト城へ
10分くらい歩くと、ヴィラ・トスカーナに行き当った。ピンクでなかなか美しい建物だ。カフェは休み?
ヴィラ・トスカーナ
グムンデンはいがいとスノッブな建物が残っていて魅力的だった。
またレトロなトラムで駅へもどり、自販機で水を買い、16:26を待つが10分以上遅れてやってきた。
一駅でバスに乗り換えバート・イシュルにもどった。やれやれ。
スーパーで食料を買い、近所で猫と遊んでホテルにもどった。
ホテルにもどり(この時電気は点いた)一息ついて6:30、洗濯しようとしたら停電だ。
20分待っても点かない。廊下と他の部屋は点いている。
レセプションへ行き、ホテルのスタッフ(中年女性)に訴えて、部屋まで同行して確認してもらう。マネージャーが来ないとわからない、とのこと。
部屋で待つ。しかし、30分経っても音沙汰がない。早くシャワーを浴びたい。このシングルは熱がこもる暑い部屋なのだ。
再びレセプションへ行き、さっきのスタッフに言うと、外のスパを利用しろとのこと。みんなそうしているよ、という言い方だ。マネージャーはいつくるかわからない、と。
疲れていてもう出かけたくなく、サウナやスパは好きではない、部屋のシャワーを使いたい。電気の点く部屋にかえてよ、と言うと部屋はない、とのお返事。
だんだん腹が立ってきて私もちょっと感情的になったかも。
そのスタッフは別のスタッフを呼んできた。言うことは同じ。マネージャーの来る時間は知らない、部屋は満室、シャワーは今の部屋でも浴びれる、という。
バスルームのカギをかけ、浴びればよいとのこと。真っ暗になるんだけどね。唖然だ。暗闇のシャワーをすすめるホテルなんて、初めて! それにドライヤーだって使えないのに。
それに停電を解決できる?らしいマネージャーが来ても、停電したままだったら、私は一晩電気の無い部屋ですごすのか?
日本人はガマン強いから辛抱できると思ったのだろうか。
とにかくこんな信じられないスタッフ2人を相手にしてもラチがあかない。部屋に引き返して暗闇シャワーを使うことにして頭を冷やそう。そして別のホテルを探そうか。
で、部屋でシャワーの準備をしているとドアがノックされ、別の部屋が用意できた、とのこと。なんだ、あるんじゃない。
今度は広い部屋だ、と恩着せがましい言い方だ。客を1h以上も電気のない部屋で待たせ、それは不遜な言動というか人間性を疑うわね。(まあ接客業としての感覚がちがうのかも)
同じフロアのツインだった。水回りも新しく、TVは薄型。通気もよくてさっきのシングルとは2℃くらい涼しい。
さっそく入浴してサッパリした。
どうも今回はホテルでのトラブルが続くな。それにしてもオーストリアで停電て、開発途上国じゃあるまいし、どうなっているの?
バート・イシュルで3泊したホテルStad Salzburg 2泊したシングル 1泊したツイン