第44回空手道糸東会全国選手権大会                       
期 日 平成16年7月25日(日)     

会 場 東京都武道館

総 評

夏の一大イベントのひとつ。糸東会全国大会が東京都武道館で盛大に行われた。
今年は関東地区開催ということで、選手、審判の先生方と父兄は2台の貸し切りバスに便乗。
当日の早朝山梨を出発し、早い人たちは朝3:00に家を出るという過酷なスケジュールであった。

AM9:00開場を待ち、開場するとまず「場所取り」が始まる。座席確保は選手の座る場所であり、父兄の応援する場所でもあり、結構重要だ。
9:30開会式。その間わずか30分足らずで着替え、ウォーミングアップ、調整を行なわなければならない。選手呼び出しをしているのに必死にゼッケンを縫う人、「県名ゼッケンがない!」と慌てふためいている人。彼らはきっとアップなしで挑んだに違いない。
       東京武道館。12面コートで行われた

開会式では山梨学院大学の内海健治選手が力強い選手宣誓を行う。今年から一般の部に交じり、実力が試される。開会式終了後、各カテゴリーの形競技が一斉に始まった。
結果は形では入賞者10名、組手が3名とみな頑張ったが、組手がこれからの課題であると思う。


また今大会の模範演武として長谷川3兄弟の団体形チャタンヤラクーシャンクーと分解を演武させていただいた。
今年2月のアジア大会優勝時の内容をベースに若干、変化を加えた内容の分解を披露した。
今年11月には7連覇をかけた世界選手権が控えており、演武させえていただけた事は良い経験になった。
また、未来ある子供たちに世界の状況を見てもらう事で、何かを感じ取って欲しいとも願うものである。

入賞者の感想

 壬生朋宏選手(中学生男子形の部 第3位)

今回の糸東会全国大会で3位という結果はうれしいし、長谷川スクールに入って初めてのトロフィーという事もあって満足しています。しかし、自分には勝ちたい1学年上の先輩がいます。今回は3位決定戦が無かったのでその先輩とは同点3位となりました。あと、その先輩とは2,3回ほどしかないと思います。だからこの結果を考えて、これからの練習を2倍3倍にしていきたいと思います。そして来年は優勝を目指します。


        3位入賞した壬生選手(真ん中)

入賞者 形の部
小3,4年 長野じゅりあベスト8
中学男子 3位壬生朋宏 長谷川敬太ベスト8 荻原昌志ベスト8
高校男子 大木格優勝 宮坂一史2位 高校女子 畠山千寛3位
一般男子 長谷川行光優勝 入田祐3位 内海健治ベスト8
入賞者 組手の部
5,6年女子 樋口侑未子ベスト8 中学2,3年 長谷川敬太ベスト8 一般男子組手 内海健治ベスト8