たどたどしい記憶を頼りにお送りするライブレポ(毒含)。2人の会話はNot文字起こし。
2005年12月
2005.12.7 Wednesday Shinjuku Fu |
ハレルヤ初登場の「KIKAKU de ライブ」!マセキっ子ならすげ〜楽しい!そうでない方はそれなりに…な企画! 『誰かのネタをカバーしまshow』 これは、芸人シャッフルではなく、各コンビの『持ちネタ』をシャッフル。自分達以外のネタを、独自にアレンジしてお披露目する恐ろオモロイ内容です。 しかも、そのネタを一番前の客席に座ったご本人の前で披露。 はてさて。ご自分が他の芸人にどう見られているか、楽しみであります!? 誰が誰のネタをやるかは下記の通り…。順不同でスイマセン。 ★ネタ: あきげん 『合コン』 →→→→→→ 演者: πr 秋山君がアフロに割り箸を隠し持ってるシーンを、坊主頭のジュンさんが熱演。あきげんから爽やかさとポップな感じを抜いて(こらこら)、渾身の力を込めたような『パイアきげん』。迫力満点でした。 ★ネタ: 狩野英孝 『教習所』 →→→→→→ 演者: こんらんチョップ・ヤシキ氏 あさこさんの「イケメンが本当にイケメンを演じたらどうなるのか?」と言う素朴な疑問から生まれた配役。しかし、なぜだろう。ちょっとオカシイのは残るけど、そんなにイヤミに感じないのは(笑)。やっぱり、イケメンだから仕方ない!と心のどこかで納得しているのか? ★ネタ: きぐるみピエロ 『卓球』 →→→→→→ 演者: あきげん ホモで根っからの『M』の中国人卓球コーチの役を、秋山君が怪演。 しかし、なぜだろう。同じ気持ち悪さでも、ケンタさんの気持ち悪いとベクトルが違うのは。 あと、元気君のやる気のない素振りにきぐるみ師匠がご立腹でした(笑)。 ネタ後、大変だった所を聞かれたあきげん。 秋山 「台本貸してくださいって言ったら、『無いよ。』って言われた事ですね。しょうがないから、事務所に行ってビデオ借りてきたのがこのネタだったんです。」 ケンタ 「何でこのネタにしたの?他にもいっぱいあるじゃない。『舐め医者』とか、『ケニー小林』とか。」 秋山 「他にビデオ無かったんですよ。でも、ケニー小林は絶対嫌ですよ!ブリーフになりたくない!」 でもお二人とも大爆笑でした。「気持ちわりぃ〜!」って連呼してたけど、貴方達のネタですから(笑)! ★ネタ: やまもとまさみ 『SM嬢 〜地図編』 →→→→→→ 演者: こんらんチョップ・上林氏 下ネタOnlyのこのネタですが、これがなかなかのはまり役でした。 後半、グダグダになり、やたら「オマ〜ン!(国です)」を連呼。 ネタ後のトークで、 「ただ言いたかっただけ。」と激白。 しかしながら、この企画が出た時、一番早く「まさみさんやりたい!!」と挙手したのが上林さんだったそうです(笑)。 ★ネタ: ナイツ 『地味婚』 →→→→→→ 演者: パッション屋良+狩野英孝 もぅ漫才でも、ナイツでも無かったんだね(笑)。 ただ、お二人が一生懸命『漫才のカタチ』にしようと、コッテコテに仕上げてたのが逆に面白かったです。 最後に土屋さんのキレ芸『アババ〜!』(格好は昔懐かしい、ひょうきん族の『ぱ〜でんねん』のポーズを力いっぱいやった形)を狩野氏にやらせるが、イマイチ脱力系で決まらず。 まぁ、『色男。金と力は無かりけり。』と言いますからね(笑点か!)。 ★ネタ: 星野卓也 『世界の迷信』 →→→→→→ 演者: こんらんチョップ・北口氏 マセキで一番対極にいる方の競演ですね(色々な意味で)。「こんらんで一番セリフが少ない。」とされる北口さんですが、テンパリ具合…いえ、一生懸命さは伝わりました(笑)。 でも、星野さんと違った面白さがあって、これはこれで素敵。 サラサラと流れる清流と、岩とかゴロゴロ転がすパワフルな濁流って感じで(いい意味でね)。 ★ネタ: パッション屋良 『けん玉』 →→→→→→ 演者: 星野卓也氏 「ん〜!ん〜!」の微弱なコト(笑)。「♪あ〜い、あ・あ〜い…」のぎこちないコト(笑)。 ちょっと恥ずかしげ&悔しげに演じる星野さんが可愛らしかったです。まぁ、『色男。金と力は無か(以下同文)。 ★ネタ: こんらんチョップ 『ラジオネタ(だっけ?)』 →→→→→→ 演者: ナイツ+いとうあさこさん 土屋さんがツネで、あさこさんがアニキ役。そして、塙さんがイケメン・ヤシキさんの役を担当。 チンピラ二人は、吃驚する程そっくりなんですが、なぜか塙さんは顔面に濃い化粧を施しており、あさこさんは笑って彼を直視できず(笑)。なぜにそのメイクか疑問を残したまま、ネタは終了となりました。 ヤシキ 「俺、あんなん?!なんで、化粧してるん?!」 塙 「いつもあんな感じですよ。」 あさこ 「違うよ!化粧とかしてないし。さっき裏で『頑張ろうね!』って三人で言ってた時は暗くて気づかなかったけど、舞台出たら化粧してるんだもん!も〜おかしくておかしくて!」 上林 「そもそも、なんで塙さんがヤシキ役なんですか?ボケだから、アニキでしょう!?」 塙 「でも、この衣装、ヤシキさんが選んでくれたんですよ。」 あくまでも適役だと言い張る塙さんに拍手。でも、一番完成度が高かったと高評価でした♪ ★ネタ: いとうあさこ 『ウクレレ漫談』 →→→→→→ 演者: やまもとまさみ氏 これは、ヒドかった。でも一番好きでした(笑)。 ムームーを着て、ウクレレを持って登場するも、鼻をセロテープで上向きに止めてるわ(清水アキラの研ナオコのモノマネの如し)、肝心のウクレレは弾けてないわ、なぜか目を瞑って俯いちゃうわ、音程が井上陽水の『最後のニュース』みたいだわと、どこをどぅ見てもあさこさんじゃない(笑)! あまりの惨さにあさこさんも絶叫です。 あさこ 「ひどいっ!アタシ、こんなんじゃないっ!!」 まさみ 「だいたいいつもこんなですよ。」 あさこ 「絶対違う!途中、座頭市とか、琵琶法師みたいだったし!あ!!どっかで聞いた事あると思ったら、南野やじだ!お経のリズムだ!!」 いや〜。あさこさんには申し訳ないのですが、ものすごく面白かった(爆)。もう一回見たいです。マジで。 ★ネタ: πr 『オーケストラ』 →→→→→→ 演者: ストロング・マイマイズ 指揮者が登場するも、オーケストラは私服を着た一人だけ。実は、お客さんの方がオーケストラだったと言う、πrお得意の不条理ネタをどう料理するか!?楽器を持っていないお客さんに、指揮棒で「あ〜♪」だの「ん〜♪」だのを歌わせたりと、オーディエンス一体型の破天荒な進行をどぅこなすのか。 しかも、キーパーソンである指揮者を演じるのはマセキの天然記念物・斉藤さんだぁ!! …・・・結果。それはそれはおもしれぇコントになりました。これは見なきゃ伝わりません! ネタの最後で、指揮者役を変わった剛士さんが思わず、「サ」「イ」「トゥ」「テ」「ン」「サ」「イ」とオーケストラを使って絶賛した位ですから(笑)。会場一体でスタンディング・オーベーションの見事なネタでした。 続きます。 |