無錫市は、南部に太湖(中国で4番目に大きい淡水湖。面積は琵琶湖の約3倍)を抱え、
北には長江が流れ、市内には北京と杭州を結ぶ京杭運河を中心に
多くの運河が張り巡らされている水郷の街だ。
かつてこの地では錫が大量に採れたが、漢代に採り尽くされ無錫と呼ばれるようになった。
中国では未だ列車の本数が少ないので一つひとつにxx次と番号をつけており、
それで始発から終着が判る様にしているようだ。
現在、三桁の半分ぐらい迄使用している。
無錫駅に着いた。
駅前でバスを見つけようとしたが全然いない。
偶然にも、バイクタクシーで湖畔にある宿泊するホテル(水秀飯店)に送ってもらう。
でもこんなことをしていたら、事故とか事件に巻き込まれるかも。
ホテルに着いてまもなく雨がしとしと降り出した。
時間もあまりないので近くの蠡園に行く。
ここは今までの庭園のようにゴツゴツした所がなく、道沿いの柳がとても風情だ。
翌日、黽頭公園へ向かう。
小さい街なのでバス経路は単純で判りやすい。
途中で眺めは良いとガイドブックに載っていた鹿頂山の標識があったので登る。
小雨でガスがかかりせっかくの景色がよく見えないのが残念だ。
それから渚に向かう。
ここは公園形式でずっと歩道に沿って進んで行く。
遊歩道の真中に無錫旅情の石碑(日本語)があった。
引き返して、これから錫恵公園に行く。
二路バスだったので錫山側から入る。
見物コースは恵山側にあるというのでひたすら歩くが、コースを誤ったため恵山を登ってしまった。
道中、誰にも会わず変な感じがする。
途中で山賊に会わなくて良かった。
頂上に何かあると期待したが結局朽ちかけた山門だけだったが、眺めは素晴らしかった。
下りはなんとか無事に登り口まで出てこられた。
偶然にも、「天下第二泉」と大書きした壁があり、その横に茶店があったので束の間の休憩をとった。
(1993年10月 当時)