スクール・オブ・ロック(原題:School of Rock)

 


 何だか知らないけど、ポスターやチラシのインパクトだけで観に行った作品です。

いやー、面白かったなぁ。どうにかして滞納している家賃を払う為に、偽臨時教師としてエリート学校へ侵入して給料を貰おうとするアマチュアロック歌手の物語なんですが、主人公のデューイは受け持ったクラスの生徒の音楽センスが良いものだから、ロックバンドのコンテストに出てしまおうと企むのです。

 

 まったく、荒唐無稽と言えばその通りで、先日文句を垂れた:『恋人はスナイパー』で目を瞑らないといけないと言った部分なんて、この映画に比べたら微々たる物です。まあ、ジャンルや路線が違うから比べるのもいけないんですけど。

 

 さて、タイトルにも有る通り、ロックが主体となる物語です。

粗筋は何も知らずに観に行きましたが、ロックの演奏シーンには期待していたんです。どうやって子供達がロックを演奏するのか、ね。

まともに演奏するシーンを見られるのはクライマックスだけですが、いや、見事でした。学芸会レベルではありません。10歳前後の子供達からなるこのバンドにしかるべき曲を与えれば、充分ロック界でやっていけるべレルではないでしょうか。こうなると気になるのは子役達の経歴なんですが、なるほどこれは凄い経歴や親の持ち主だらけ。よくもこれだけ集めたものだと感心するばかりです。しかも、優等生面ばかりで、ロックとは縁のなさそうな子供ばかり。

 主役のジャック・ブラックって人も全然知らなかったけど、ハマるなぁ。いつもこんな人を演じているのだろうか。

 

 映画を観て、サントラが欲しいと思わされた作品は実はこれが初めて。音楽も良かったっすよ。

 

2004年4月18日鑑賞


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