基本マスタ(レセプト電算処理システムマスター)
■チェック用語
・基本マスタ(レセプト電算処理システムマスター)
電子レセプト請求のための統一コードに、価格や点数、算定条件等の
各種情報を付加した電子的マスタファイルのことです。
基本マスタには、以下の種類があります。
診療行為マスタ(診療行為コード、診療行為名称、点数)
傷病名マスタ(病名コード、傷病名称、ICD分類コード)
修飾語マスタ(修飾語コード、修飾語名称)
医薬品マスタ(医薬品コード、医薬品名称、薬価、単位)
特定器材マスタ(特定器材コード、特定保険器材名称、規格、単位)
コメントマスタ(コメントコード、コメント文)
レセプト電算処理システム(社会保険診療報酬支払基金)
http://www.ssk.or.jp/rezept/
■補足
従来は、メーカー独自で設定したマスターが使われていたため、メーカー
毎にも違い、またシステム毎(カルテ、オーダー、レセプト等)にも、
マスターがそれぞれ違っていました。
そのため、オーダーでのデータがそのままレセプトでは使えないため、
コード変換する作業が必要であるといった手間がありました。
そこで、電子カルテからレセプト電算までを共通して使用できるマスターの
標準化がすすめられています。
標準化には、レセプト電算処理システムの基本マスタの他にも、
医療情報シテム開発センター(MEDIS-DC)が標準化をすすめている
標準マスタ(電子カルテマスター)というのもあり、
また、上の2つのマスターのコード対応付けもすすめられています。
対応付けされたマスターには、
「傷病名マスター」、「診療行為マスター」、「医薬品マスター」が
あります。
標準マスタ
http://www5f.biglobe.ne.jp/~h-it/mlcont/mc0015.htm#001
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