元オリックスの田口選手がセントルイス・カージナルスに入団した時から気になっていた街です。
どこに在るのか知らないままに、セントルイス・ブルースは口ずさんでいました。
今回はそんなセントルイスへの一人旅です。

2005年9月




セントルイスはアメリカ合衆国の真中より少し
東よりのミズーリ州に在ります。ミシシッピー川
の中流の西岸の街で、川の東岸はイリノイ州
になります。

左の地図は「地球の歩き方・アメリカ編」から
転載しました。
クリックすると大きくなります。
グリーンのところがセントルイスです。

このホームページで紹介した場所をピンクで
示しました。

今回は関空発、デトロイト経由のノース・ウェス
ト航空を利用しました。破産する直前で、機内
サービスは低レベルです。

写真はセントルイスに着く直前で、ミシシッピ
川が見えてきたところです。

関空からデトロイトまでは12時間。
デトロイトでの乗り継ぎ時間は1時間35分でし
たが、入国審査に非常に時間がかかり、ギリ
ギリでした。
デトロイト・セントルイス間は1時間45分。
預けた荷物が乗換えの便に間にあわなかった
のではないかと心配してたので、ターンテーブル
で見つけた時にはホッとしました。

空港からダウンタウンまではメトロリンクという
電車が走っています。3$です。
タクシーだとチップ込みで35$。
ダウンタウン内の駅でもタクシーを捕まえにくい
ので、ホテルが遠い場合には注意が必要です。

メトロリンクはご覧のとおり清潔で、治安も全然
問題ありません。


セントルイスはこの巨大なアーチのモニュメント
で有名です。

この「ゲートウェイアーチ」は開拓時代にミシシッ
ピ川を越えて、未知の土地であった大西部に向
かった人々を記念して1965年に建てられました。

高さは192m。60階建てのビルに相当します。
人口のモニュメントとしてはアメリカ1だそうです。

ステンレス製で、断面は三角形です。
非常にシンプルで美しい形をしています。

このアーチはジェファソン・ナショナル・エクス
パンション・メモリアル公園にあります。

1804年にトーマス・ジェファソン大統領がフラ
ンス領だったミシシッピ川以西の土地をナポレ
オンから購入し、合衆国の領土が一気に2倍
になったそうです。

このアーチの地下には西部開拓博物館があり
ます。写真の中央・下に見える人達は博物館
へ入るために並んでいるのです。
入り口はアーチの両側にあります。

ここに入る時も厳しい荷物チェックを受けまし
た。

博物館はバッファロー、狼、コヨーテといった
動物や、ネイティブ・アメリカンの風俗、開拓
民達の生活用具など、西部開拓の歴史全般
が展示されていて興味深いものでした。

アーチの頂上には展望室があります。
そこまで、このような小さなトラムに乗って昇
る事ができます。

これはトラムの模型ですが、スキー場のゴン
ドラのような感じです。

博物館の他に、映画館もあります。

これはゲートウェー・アーチが出来るまでの
記録映画「Monument to the Dream」を上映
している映画館の前の様子です。

他にオムニマックス・シアターやギフト・ショッ
プもあります。

セントルイス (1)