ご覧のような入り口から各トラムに乗ります。
各トラムは5人乗りです。
こんな入り口が20個ほど連なっているので、
100名ぐらいが一度に昇れます。

これは狭いトラム内を写した写真。
大柄なアメリカ人5人が乗ると、膝と膝がくっ
つきそうです。
スキーのゴンドラより一人あたりの容積はか
なり小さいですね。

頂上に着くまでの乗車時間は5分ぐらい。
閉所恐怖症の方はご注意ください。

展望台はこんな感じで、細長いガラス窓が付い
ています。
この窓は下から注意して見ると、付いているの
が判ります。

フロアもアーチ型に曲がっているので、ここが
アーチの中央だと感じられます。

アーチの西側の窓からの風景。
正面にOld Courthouse(旧裁判所)が見えま
す。
左上に見える円形の建物がセントルイス・カ
ージナルスの本拠地のブッシュ・スタジアム。

アーチの東側の窓からはミシシッピ川が見えま
す。その向こうはイリノイ州のイースト・セントル
イス。この地域への出入りは一般の観光客は
治安の面で避けた方が良いそうです。

写真の左に写っているは船を改造したカジノです。

ミシシッピ川には半旗がかかっていました。
これは8/29にミシッシピ川下流のニュー・
オーリンズを襲ったハリーケーン「カトリーヌ」
の被害を悼んでの事と思います。

1874年にイーズ(Eads)大佐設計したイーズ
橋。153m、158m、153mの3連アーチ橋で、
鉄道と自動車の共用となっています。

『セントルイス・ブルース』を作曲したW・C・ハン
ディがインスピレーションを与えられた場所とし
て有名です。

ゲートウェイ・アーチの近くにミシシッピ川で最
も古い遊覧船の乗り場が有ります。

「トム・ソーヤの冒険」の作者のマーク・トウェ
インは蒸気船の水先案内人をしていたそうで
す。
この川を渡りながら、あの物語を考えたので
しょうね。

ゲートウェイ・アーチの観光写真はこのアン
グルで取ったものが一番多いようです。

絵葉書そのものの風景には見とれてしまい
ます。

この観光船に乗ったのは平日でしたので、空
いていました。
のんびりとした1時間のクルーズです。

ミシシッピ川からの街の眺めは、また違った
表情を見せてくれます。

セントルイス (1)