太陽の冷し太陽の冷し

2004/7/19
項目 感想 評価
スープ 油そばのようにイカ墨ソースを麺に絡めたものが主体となる。まずはイカ墨独特のマッタリとしたコクを味わい、トッピングされたトマトの酸味をからめて食す。商品名の「太陽」をつかさどる温泉玉子が麺の下に隠れており、最後は玉子のまろやかさを堪能する3段構成になっている。最初はもの珍しさで食べ進んだが、イカ墨とトマトの酸味の相性が良くなかった気がする。隠し味のマヨネーズも墨のコクに消されがちだったので、もっと量があったほうが良いと感じた。トマトはナス科の中でもグルタミン酸やクエン酸が強いのだけど、どちらかと言うとリンゴ酸が顔を出している感が強かった。 ★★★☆☆
太ストレート
一度水でしめてから出され、冷たい口当たりなのだけど麺をゆですぎているのか、油そばとして食べるにはコシが足らなかった。麺がメインとなるメニューだけに、この点はかなり気になった。もっと食べ応えのあるゆで上がりに設定すべきだろう。
★★★☆☆
叉焼 N.A
叉焼は入らず、代わりではないが、細切れ状になったイカが入る。
N.A
玉子 温泉玉子
最初麺の下に隠れていて気付かないが、食べ進むうちに「太陽」が顔を出す。半熟加減はよいが、味付など特別な処理は無いのが残念。若干物足りないので、玉子好きなら味玉をトッピングしたほうが良いだろう。
★★★☆☆
Total イカ墨の黒と、トマトの赤が程よいコントラストを演出して鮮やかな色合い。噂には聞いていたが、イカ墨で真っ黒に染まった太麺はかなり迫力がある。ただ本格的イタリアンを食す小生には、全体的なまとまり感が欠けている点が気になった。中途半端なイタリア路線にするのではなく、しっかりとラーメンぽさを残すべきだろう。食後の画像を見れば一目瞭然だが、イカ墨ソースの付着具合はかなり強烈で、デート中の女の子がなにも知らずに注文してしまい苦労していたので、注文時にソースが口などにつきやすいことを伝えるか、せめて券売機に記載すべきだと感じた。前回も感じたフォーカスのズレが武骨には相変わらず見られるが、イカ墨感は気に入ったので次回こそはラーメン(黒)にチャレンジしてみたいと思う。 ★19/25


食後の様子。。。。