御書システムとは
3、各画面の紹介
 御書システムには、いろいろな画面がありますが、ここでは各画面のもっとも基本的な使い方について、簡略に説明します。
 初期画面  遺文対照 御書目次 御書本文
御書資料 御書通読 法 華 経  年   表  西   暦
 辞   書  本   尊 位置検索  書出書式  書出実行
 用語調査  システム説明

◆初期画面フォーム
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 御書システムを起動すると、表示される画面です。画面左側に「御書目次」から「終了」まで11個のコマンドボタンが並んでいます。これらはみなシステムの機能を示したもので、このメインメニューを選択してクリックすると、御書目次をはじめ、直接に御書本文や御書資料、年表西暦その他の機能に入ることができます。
 これらメインメニューの機能は、ほぼ各フォーム画面(御書本文や御書通読などの画面。後に説明があります)上部のコマンドボタンに対応しており、それぞれの機能を行うとき、メインメニューにいちいちもどらなくても、各フォーム画面のコマンドボタンで操作が可能です。
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◆御書対照フォーム
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 メインメニューから、一旦他フォーム画面へ移動後、再びメインメニューへ戻ると表示される画面。各遺文集の巻、頁、行数が、一目で対照できます。
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◆御書目次フォーム
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 御書目次画面では、御書名を中心に6項目のデータが表示されています。ここで目的の御書を探しカーソルを合わせての上部コマンドボタンのいずれかをクリックすれば、現在カーソルのある御書に直ちにリンクします。また、この御書目次は等、それぞれの用途によって自由に御書を並べ替えられます。
 なお、6項目のデータはすべて入力枠に入力した値によって、検索および絞り込みができます。例えば「日興t」と入力し、絞り込めば7件の日興に宛てた御書が選択され、一覧表になって表示されます。
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◆御書本文フォーム
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5種類の御書本文を表示
 最新の成果を取り入れて独自に作成した読み下しの御書[システム版御書]のほか、[真蹟直読][門下写本]など、5種類の御書本文を表示しています。
 デジタル御書としての活用(検索・絞り込み・並べ替えなど)を考慮して表記の統一を心掛けています。
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◆本文現代語訳フォーム(メモ帳フォーム)
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 従来のメモ帳フォームに、御書本文の現代語訳(現在は、一部の御書のみ)を表示できるようにした、今回のバージョンから新しく機能が追加されたフォームです。
 御書本文の現代語訳の表示、ユーザーが自由に書き込めるメモ帳欄が2つ用意されています。左上ので、御書本文フォームと切り替えて使用します。
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◆御書資料フォーム
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解題のほかに書名や系年、対告、真蹟等の説明がある
 御書資料ボタンをクリックして御書資料画面へ。当該御書の大体の説明と問題点を解説しています。書名や系年・対告・真蹟に関するさまざまなデータを直ちに閲覧できます。
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◆御書通読フォーム
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聖人御難事の冒頭部分
 御書システムは一般の書籍版の御書を読むのと同様に使用できます。
御書本文画面でもボタンをクリックしながら読み進めることができますが、通して読む際には御書通読画面の方が文章量も適当で、より読みやすい表示になっています。御書通読画面も縦書き・横書きの両表示が可能です。
 また、この御書通読画面からは書き出し操作が簡単に行えます。書き出したいデータをドラッグしてコピーし、他のエディタやワープロを立ち上げて貼り付けるだけです。
 また通読画面で御書を拝読しながら、ボタン一つで次のようなことができます。御書通読画面に表示された聖人御難事に関わる諸画面を参照しながら読んで下さい。
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◆法華経フォーム
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御書通読画面中の法華経の一文をドラッグして、法華経ボタンをクリックすれば、このようにただちに法華経画面に移り、引用箇所の法華経を拝読することができます。逆に法華経画面の一文をドラッグして通読ボタンを押すと、その文を引用した御書が直ちに表示されます。さらに、この状態でボタンをクリックしていけば、この一文を引用した御書が順番に表示されていきます。
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◆年表フォーム
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 年表ボタンをクリックして、年表画面へ。当該御書の系年のところにカーソルが示され、それを中心にした年表の事項が直ちに見られます。また御書の文中にある年月日(例えば本画面でいえば「建長五年四月二十八日」)をドラッグして年表ボタンを押せば、当該の年表部分が表示されます。また年表画面に移ってから、その入力枠に「日興 本尊 書写」と入力して絞込ボタンを押せば、日興の本尊書写に関わる166件のデータが選択されます。
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◆西暦換算フォーム
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 旧暦年月日を西暦に換算します。
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◆辞書フォーム
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 意味のわからない御書の用語をドラッグして、辞書ボタンをクリックすれば、辞書画面に用語の解説が示されます。また辞書は入力枠に用語を入力して調べる方法もあります。辞書画面にも縦書き・横書きの両様、および一覧表での表示ができます。
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◆本尊資料フォーム
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 曼荼羅本尊に関する資料集です。真蹟・模写・曾存の記録のあるものはすべて収録してあります。
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◆位置検索フォーム
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位置検索画面(左)と遺文集選択画面
 遺文集の位置(巻、頁、行数)を指定して、当該御書本文に移動するときに使います。前回検索時の遺文集から変更して検索する場合は、「3.遺文選択」をクリックして遺文集を選びます。
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◆書き出し書式フォーム
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書き出す書式に、要文形式と御書全文の2種類、表題には系年・対告・諸遺文集の頁など基本的なデータを加除することができる
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◆書き出し実行フォーム
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追加書きを繰り返すことにより、複数の御書本文を1つのファイルに書き出すことができる
 御書システムを使えば、御書の全文や選び出した要文を、簡単にテキストファイルに書き出すことができますから、テキストブックやレジュメの作成にとても便利です。
 またその際にタイトルとして、御書名や系年・対告・真蹟の現存状態と所在地・遺文集の頁数などの基本データを加除することができます。書き出しする御書は、読み下し(システム版御書)、漢文体(原型活用)が選べます。それらの指定は、書き出し書式画面で行います。
 書き出しは、御書本文が絞り込み状態にあるとき、書き出し書式にしたがって実行されますので、まず書き出しする御書本文を絞り込み状態にしておく必要があります。御書本文画面で続きのデータを絞り込みたい時は、入力枠に「5」とすれば5データ分、つまり数字の分だけ御書本文が絞り込まれます。
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ワープロへの書き出し例
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(一太郎への書き出し具体例)書き出し後のテキストファイルは「一太郎」や「Word」などのワープロソフトに読込んで編集・印刷してください。
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◆用語調査フォーム
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真蹟の用語調査、特に真蹟直読欄の調査の際は、変体仮名(外字)を使用しているので、それを踏まえて入力するなど、注意が必要
 当システムでは日蓮教学的な分野のみならず、歴史学や言語学、国語史的な観点からの用語調査が極めて簡単かつ正確に行えます。メインメニューの「8用語調査」のコマンドボタンをクリックして、用語調査画面に移行します。調べたい用語を入力枠に入れて実行すれば、直ちにその用語を含んだデータすべてが一覧表になって表示されます。
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◆用語調査結果フォーム
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真蹟活用欄における用語調査なので、御書のC=種別は「0、1、2」の範囲内で行われている。
 それが用語調査結果画面です。上の場合、調べたい用語は「ねずみ」で、調査形式を上画面のとおりにしますと、下画面の結果が得られました。何でもないようなことですが、従来考えていたことと違う調査結果にしばしば驚かされることもあるのです。活用次第では、新たな統計調査や研究課題にも取り組むことができるでしょう。
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◆システム説明フォーム
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 御書システムの使い方を説明した画面です。「2.目次」で知りたい項目の頁数を確認し、頁数を入力してをクリックすると、詳しい説明が表示されます。
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