『12222』創作過程

リクエスト内容

花梨は他の八葉達とは仲が良いのに、自分だけ距離を置かれてひたすら悩む頼忠。ゲーム中盤。

頼忠→花梨、花梨→頼忠で、他の八葉が邪魔して欲しい。


おや?それほど難しいリクエスト内容ではないのに、上手くストーリーが思い浮かばない。なぜだろう?
二人とも想い合っているのに矢印の感情で終わらせるのって、両想いにするのよりも難しいのかも。
七葉を敵に回してしまうと、話を引っ張る人がいない。つい、オリキャラを登場させてしまった。
オリキャラ大好きって言う人もいるけれど、苦手な人もいる。苦手な人の方が多いかも。
だから、重要な役割で登場させるのには躊躇いがあって、なかなか筆が進まなかった。
他のストーリーが思い浮かばないから、このまま書き始めてしまったけれど、名前を付けない事で
その存在感を減らそうという努力をしてみました。決して、名前が思い浮かばなかったからではありません。


感想。
なかなか書けなかったのは、簡単に言えば「オリキャラ大活躍」の内容だから。
ピントのズレた花梨ちゃんを可愛いと言ってくれたのに、今回はまともになってしまった。残念。
だけれども、その分、頼忠がぶっ壊れた。私、頼忠ファンの筈なんだけど・・・・・・自分が信じられなくなったわ。
それよりも、こんな話を献上品として良いのだろうか・・・・・・???

参考

1・・・ゲーム中盤で頼忠以外の八葉とは仲が良い→第3章か4章。
 ・・・頼忠→花梨、花梨→頼忠・・・なら、最後まで両想いにはならなくても大丈夫っと。
 ・・・頼忠とだけ距離を置いてしまう→花梨は自覚あり。
 ・・・頼忠も自覚あり、か・・・。難しいな。
2・・・このリクエスト内容で、何も思い浮かばない。・・・後書きを書きながら考えをまとめていこう。
3・・・取り敢えず、必要な事は。
 ・・・1・・・花梨の七葉と頼忠に対する態度の違い。→何にしよう・・・?
 ・・・2・・・頼忠の悩み。花梨の恋心。→心理描写。
 ・・・3・・・七葉の邪魔。→頼忠の悩みを増幅させる。
 ・・・4・・・エンディング。→両想いには至らない。が、嫌われてはいない事だけは知る。
4・・・七葉は邪魔をするんだから、頼忠には誰か味方が欲しい。
 ・・・1・・・星の一族・・・深苑は家出中、紫姫には外の知り合いはほとんどいない。→駄目。
 ・・・2・・・花梨付きの女房・・・武士団に夫や知人が居てもおかしくは無いけれど、説明が長くなりそう。→駄目。
 ・・・3・・・武士団の同僚・・・オリキャラ登場になってしまうが。→書けそうなのは、これか?
5・・・筆の進むままに書き始める。
 ・・・花梨は頼忠が好きだから、普通に話せない。
 ・・・→七葉が「花梨が怖がっている」と頼忠に言う。
 ・・・→頼忠は屋敷に行けない。悩む。
 ・・・→武士団の仲間に相談。→武士団の男の策略。
 ・・・→「怖がっているんじゃなくて、信頼されていない」と勘違い。ならば、ずっとお傍にいる!
 ・・・→このエンディングで良いの???
6・・・オリキャラ大活躍は仕方が無いと諦める。だったら、七葉をもっと登場させよう。同時に頼忠をオトボケさんにしよう。
7・・・頼忠が必死になればなるほど、花梨から笑顔が消える。
 ・・・→戦闘中の会話。七葉の冷静なセリフを付け足し。
8・・・題名は?
 ・・・「悲劇と喜劇の間」→「頼忠の悲劇」→「頼忠の喜劇」→「花梨の悲劇」→「頼忠の喜劇・花梨の悲劇」
9・・・あちこち手直し。誤字脱字チェック。→完成。
10・・・壁紙探しに手間取った。でも、これをこういう使い方で良いのだろうか???