「10000直前」創作過程
リクエスト内容
『頼忠流暑さ対策』に対して、『寒さ対策』は?
寒さ対策、かぁ・・・・・・そう言えば、考えた事が無かったなぁ。
幾つかのサイト様で読んだ事はある。友雅×あかね、頼久×あかね、だけれども。結局は、人間暖房機的な内容になってしまうのはお約束かな。
裏創作が多いけれどそういう話は書けないから、銀竜草的な味付けをしないと面白く無い。リクエスト内容はさほど難しくは無いけれど、だからこそ在り来たりの内容になってしまいそう。
じゃあ、寒いのは頼忠って事でも考えてみよう!ED前・ほのぼの話でも良いよね?
・・・・・・で、これか?予定は未定、とは良く言ったものだ。ここまで考えている事とはズレた作品が出来上がるなんて、自分で感心するわ。
感想
何で私は「ほのぼの」的な話が書けないのだろう?
恋愛イベント中の「浅ましき思い」発言や京EDのスチルで、「頼忠=大人の男性」とのイメージが固定化されてしまっているようです。ゲーム中なら兎も角、ED後で想いが通じた後も手を繋ぐだけ、頬に口付けするだけで満足するなんて考えられない。特に京EDだと、十五歳前後は大人としての扱いを受けて結婚してもおかしくは無いのだから。
最近では、○。○○レスのカップルが増えているとのデータもあるけれど、頼忠に当て嵌まって欲しくは無い。
同じ天の青龍でも頼久の場合、子供っぽいイメージがあるのだけれども、頼忠では・・・・・・・・・。
参考
01・・・寒さ対策→人間暖房機。
02・・・1・・・共寝。
・・・2・・・手を繋ぐ。
・・・3・・・口付け。
03・・・『頼忠流暑さ対策』的な内容だと、過去に読んだ作品に引き摺られてしまいそう。→だったら、ED前の話にしよう。
04・・・では、「1」は却下して、「2」と「3」でそれぞれ挑戦してみてから考えよう。
05・・・当然、寒がりなのは花梨の方。→「2」
・・・だけど、夜の警備は寒いだろうから頼忠の寒さ対策でも良いか、な?→「3」
06・・・「2」・・・外出が寒くて仕方が無い花梨→頼忠の手は暖かい→手を繋いでと頼む。
・・・「3」・・・毎夜毎夜、雪の中を警護する頼忠の体調を心配する花梨→頼忠が、心を貰えれば暖かいと「口付け」を強請る。
07・・・「2」・・・頼忠の手が暖かいだなんて花梨はどうやって知る事が出来るのか?→思い付かない!
・・・「3」・・・あれ?口付けだけで頼忠は満足出来るの?→共寝までレッツ・ゴー!→ED前だとヤバくないか?→ED後の話に変更。
08・・・「2」は断念して「3」で最後まで書いてみよう。
09・・・「口付け」を効果的にするには?→唇にはした事が無い、との設定。→子供扱いされていて花梨は不満。
10・・・「共寝」は大人の恋人としての扱い。→狼誕生!・・・あれ?狼?
11・・・「口付け」をお強請りする理由を少し加える。
12・・・「子供扱いは嫌」とのセリフを上手く繋げる。
13・・・日本語の手直し。
14・・・完成。
15・・・花梨の感情を少し加える。→頼忠はウソツキだ。
16・・・誤字脱字確認をして、完成♪