進歩なし。

- 2004.08.01 -

▼ゴールなんてなかったんだ。 ▼戻る

▼梅雨休み。 (2004.06.14) 

 雨の日が続いて、じめじめしていて、しかも蒸し暑い…。こんな時期だからこそ一週間くらい休みが必要だと思います。なのに、6月は祝日は一日もないし、休みとなるようなイベント(学会関連)も多くはありません。

 ようやく、大学もだいたいの部屋に冷暖房が完備され、空調関係の問題はおおむね解決されましたが、それでもやはり、大学までの移動の際に雨ですと色々と不便ですし、ゴールデンウィーク以降連休がないので、そろそろ疲れてくる時期でもあります。

 まだ実践されている方は少ないようですが、妙案だと思いますので、担当教員に進言なさってみるのもいいかもしれません。一度やると病みつきになること必至です。 

 …自主休講は任意ですが。


▼卒業。 (2004.06.14)  

 に必要な単位より、多めに可能な限り単位申請するのが普通だと思っていましたが、そうではない人もいるようです。新学期開始時ではこれで大丈夫と思って、最低限の申請しかしないのでしょうが、学期の途中で何が起こるかわかりません。放棄科目が「D」になろうが、最終学年であれば就職活動にも影響しませんし、そんなに問題ありません。入院するような人はそもそもそんなギリギリであることはないでしょう。とにかく、保険は多めにかけておくに越したことはありません。

 しかし、万が一最低限の単位しか申請しておらず、その科目の単位修得が絶望的になってしまったら、どうすればよいでしょうか。まずは、担当教員への直訴です。例えば、出席回数が足りないなどの事情も、「就職活動」や「サークル活動」を理由としたものは却下されるのは目に見えていますが、「病気」や「家庭の事情」であれば、考慮されることが多いようです。表向きはいかなる理由でも規定の出席数に満たない場合は単位修得できない、とあっても、本人の意思とは無関係に出席できない事情があった、ということを、診断書や家族からの証明を証拠として提出しつつアピールすれば、おそらくなんとかしてくれることでしょう。なお、交渉の際には、必ず自分の素性を伝えることを忘れずにしてください。学籍番号、名前をとにかく控えてもらうよう努力しましょう。

 もし、それでもダメだった場合は、とにかく諦めずに授業に出席し続けることが必要です。例えば、すでに規定の出席数を満たせなくなったとしても、以降の出席状態が良好であれば、なんとかしてあげたくなるのが人情というものです。これでなんとかなった人も実際にいます。

 まあ、一番いいのは最初からきちんと出席して、試験でそれなりの点を取ることですが、それができていなかったから、こんな状況になっているわけで、ダメだったとしても、結局のところ自業自得です。しかし、最後まで諦めずになんとかしてみると案外道は開けるものです。世の中、ゴネ得することも多々ありますから。

 …(注)大学には大学のルールがあるので、人情を全く介入させないで評価するのが普通です。ですが、相手も人間ですしね?


▼誤配。 (2004.05.16) 

 先日、久しぶりに学事センターに行った時のこと。

 用事を済ませて帰ろうとすると、在学中お世話になっていた担当の方に呼び止められました(顔と名前を覚えられていたのがちと辛かったりもしましたが)。なんでも、大学の住所に私宛の郵便物が届いたらしく、保管しておいてくれたそうです。研究室や仕事先に届くことはごくたまにありますが、このようなケースははじめてで驚きでした。

 大学に届く郵便物は仕分け作業が行われ、各部署、教員のメールボックスなどにまわされますが、私宛の郵便物はまわりまわって学事センターに行き着いたようです。受取人不明で返送、処分されてもおかしくないものでしたが、わざわざ保管してくださり、ありがとうございました。

 で、肝心の中身ですが、春休みに参加した研究会の論文集でした。すでにサンプルをいただいていたので、別段必要なものではありませんでしたし、製本されたものを送ってくるとは意外でした。しかも、大学の住所にです。

 今回は研究室名の記載漏れでこういう事態になってしまいましたが、今後はこのようなことはないかと思います。それにしても、あらためて私と学事センターとの間にはなにか因縁めいたものがあるように感じた出来事でした。 

 …まともな郵便物で助かりました。


▼近況。 (2004.05.16) 

1)

 以前にやったネタが、ニュースサイトなどで紹介されたようです。かなり刹那的にやった付け焼刃なものですので、内容はボロボロですが、楽しんでいただけたのなら幸いです。そういえば、最近は昔のようなネタを実行するのはもちろん、考えるゆとりすらありませんでした。もう少し余裕をもって生活していきたいものです。

 単位取得もゆとりをもって臨んで下さいなの。

2)

 上の話題と関連しますが、単位にまつわるネタを実際に何人かの教員とお話しして仕入れてきました。時間ができたら今までに書いたものも含めて、まとめて紹介したいと考えています。ただ、かなりダークな話もあったので、どこまで書いていいのやら…。

3)

 デジカメが壊れた。現在修理中なので、風景写真がとれずに困っています。

4)

 新しい仕事場に引越し。地下二階の窓なし閉鎖空間と比べると、かなりいい環境です。資料関係はまだ移送しきれていませんが、一応ぼちぼち仕事を再開しています。月末には光回線が入るようで、ネットもできます。冷蔵庫もあるので、後は寝袋か。

5)

 移転先の方も並行してたまに更新しています。よかったら、みてやってください。


▼きびだんご。 (2004.05.15) 

 鬼退治に向かった桃太郎。その道中、動物共を家来にするわけですが、その際、鬼退治に成功した場合の成功報酬についての話は全く行われず、「きびだんご」を渡すだけで、交渉が成立しています。この事実だけを考えると、動物共が受け取ったとされる「きびだんご」は、単なる食べ物以上の価値を有していると思われます。いくら動物とはいえ、ただの「きびだんご」くらいで鬼退治に付き合うとは考えられません。

 動物共はなぜ桃太郎に同行し鬼退治を手伝ったのか。その真の目的とは何だったのか。かなりナゾです。 

 …電車の中で考えたこと。ちなみに答えは出なかった。


▼世界は美しい。 (2004.05.13) 

 一流の科学者は自身の専門分野での功績はもちろん、自らが専攻してきた学問や科学一般についての独自な見解を示していることが多い。日常生活を送る上であまり縁のない基礎物理学の分野の研究者の中にも、なかなか興味深いことを述べている人が結構いる。こうした著作に出会えるかどうかが、学問を専攻していく上で重要な気がしてならない。そしてできればその出会いは感性豊かな高校時代にあることが望ましい。その出会いは世界の見方を一変させるほどの影響力を与えることになるのだから。

 …きっかけはなんであれ、出会いって重要です。それがたとえゲームであっても。


▼席取り合戦。 (2004.05.13) 

 とても疲れているときは、30分に1本くらいある折り返しの始発電車に乗って帰るようにしています。この始発電車は、時間帯によっては20分くらいも前にホームに着き、出発待ちをしている場合があります。もちろん、待っている間も隣のホームからは普通に同じ行き先の電車がきますが、それらは始発電車ではないのでラッシュ時であれば当然混んでいて座れる状態ではありません。そのため、この混んでいる電車からわざわざ始発電車へと乗り換える人もいるくらいで、電車が着くやいなや、いままで空いていたのがうそのように、待っている始発電車はすぐに満席に近い状態になってしまいます。

 となると、少し遅れてホームに着いた座って帰りたい人は、空席を求めて車両内、ホームを早足で移動することになります。先日私もこのような立場になり、席取りゲームを行ってきました。

 ホームに下りたところ既に階段付近の車両には数人立っている状況で、シルバーシートも埋まっていました。そこで、先頭付近は空いているので、そちらを目指して移動を開始。途中で何人か座る動作に入るのを目撃し、先を越されたか、と悔しい思いをしましたが、めげずに更に前進。しかし、一向に空席は見当たりません。

 もうだめか、と諦めかけていたその時です。折り返し電車だと気づかないで寝たままだったのでしょうか。一人の青年が慌てて立ちホームへと降りました。そして主を失ったブルーのシートの席がひとつ目の前に飛び込んできました。しかも、両隣は美人なお姉さん系。大チャンスです。

 席の付近には私だけ。やっと席ゲットできる…。しかし、その瞬間、後方から車内を走る音がどんどんと迫ってきました。直感でヤバイと思い、ほとんど無意識の状態で私は空いた席に座りました。気づいてから行動に移すまでの記憶が本当にありません。気づいたら席に座っていました。

 ふと顔をあげるとそこには息を切らし鬼の形相をした推定年齢30歳のOLが舌打ちをしている姿が。今思い出しても恐ろしい姿でした。たかが席くらいで人はこんなにも醜い顔をすることができるのか、と思えるくらいにそれはひどいものでした。しかも、あからさまに舌打ちをしていました。私が三歳児だったらおそらくトラウマになり、女子に対して恐怖症を抱くことになっていたでしょう。

 おそらく5秒もなかったと思いますが、次に気がついたときには彼女の姿はすでに消えていました。彼女がどうなったのかは知りません。運良く他の空席を見つけることができたのかもしれません。30分後の始発電車をホームで待つことにしたのかもしれません。

 同じ駅、同じ時間帯の電車を利用している以上、いつの日か彼女と再戦することになるかもしれません。その時、私は彼女に打ち勝つことができるのでしょうか。正直その自信はありません。

 ちなみに、この電車ですが、今までにも、空席目指して車内を駆けてきたおっさんが、後から空席近くのドアから乗ってきたOLに席を取られ、くそっ、と声を出して悔しがっている様子や、発車ベルが鳴っている中乗り込んできた老人がシルバーシートに座っていた女子学生に席を譲れ、と口論している様子など色々と席をめぐるほほえましい光景をみることができました。色々とドラマのある電車なので、また時間をあわせて乗ってみたいと思います。 

 …今日も彼女は空席を求め、車内を走っていることでしょう。


▼出席チェック。 (2004.05.06) 

 出席確認をしていて毎回思うことがあります。それは、いわゆる不正行為というやつです。わかりやすく言えば「代返」。出席票を事前に入手したり、友達に書いてもらったり、配布時に友達の分も確保したりと、さほど悪気もなく行っている人も多いかと思います。事実、毎回数枚は、明らかに出席していないのに提出されているものがあります。欠席していなくても、20分以上遅れて入室(いわゆる遅刻)してきて、あたかも最初からいました、というような態度で、平気な顔で出席票を受け取りにくる学生もいます。あまりこちらから積極的に不正行為をはじくような策をとりたくはないのですが、平常点が最終評定に大きく影響している以上、なんとかしなければなりません。

 そこで、段階的な不正行為防止策を講じることにしました。

 まず第一段階。主な目的は「遅刻者の排除」です。まず、出席票の配布時間を授業開始から30分後に、一人一枚のみ直接配布し、それ以降に入室した者には、授業終了後に、遅刻者であることを識別するチェックをいれたものを配布。これにより、遅刻者を割り出すことが可能となります。しかし、この方法では途中退出者を割り出すことができません。極端な話、出席票を入手し、記入し終えたものを友達に渡して帰ってしまっても問題ありません。また、遅刻者にこの識別チェックの存在が知られてしまえば、チェックを消されてしまったり、友達に多めに確保してもらったりしてチェック逃れをされる可能性がかなりあります。そして、そもそも事前に記入済み出席票さえあれば、出席していなくても提出さえされれば問題なく出席扱いになってしまうという根本的問題が解決されてはいません。

 なお、この防止策は既に実施してみましたが、思うような効果は前述の理由からかありませんでしたが、出席チェックを厳しくやるという態度が伝わり、自然に不正行為が少なくなればよい、と考えているので、まだ失敗だったと判断するのは早計かもしれません。

 次に第二段階ですが、これは次回以降気まぐれでやってみます。色々と準備に時間と手間がかかりますし。

 不正行為者がいることは実際にいる教室内の学生数と、提出された出席票との間にかなりの誤差があったことからも明らかですが、一番良い解決法は学生が不正行為を自発的にしなくなることですので、それを期待しています。パソコンソフトの不正コピー防止プロテクトのようにこれでもか、というような策はとりたくないので、ご協力お願いします。 

 …以前に、裏側にKanonネタ書いてくださった方がいましたが、こういうことはご遠慮下さい。CLANNADネタもダメです。


▼連休。 (2004.04.27) 

 前ですが、早くも連休のことしか頭にありません。

 とりあえず、今年の連休はこんな感じかと。

 …わかる人にしかわからないネタ。


▼差別と偏見。 (2004.04.25) 

 差別が偏見を生むのではなく、偏見が差別を生む。

 …言われてみればそうかもしれない。


▼履修申告。 (2004.04.13) 

 数年前からコミケカタログクラスのものから比べるとコンパクトになった講義要綱ですが、現在ではそれを携帯して初回ガイダンス授業を受けるのではなく、WEBで公開されているPDFファイルの該当ページをプリントアウトしてくる人が多いようです。そのうち、単位計算や時間割作成機能などのオマケを搭載した、CD-ROM版履修案内が配布されるようになるかもしれません。

 本来であれば、この講義要綱に書かれている内容通りに授業が進むはずなのですが、実際は講義要綱の現行締め切りが冬休み前であったり、継続して授業を持つ場合は「全文変更・一部変更・変更なし」の中から選択して修正できるという、忙しい教員にとってやさしいシステムになっているため、変更なしで貫き通したり、とりあえず書いておいて初回授業に詳細な資料を配布する、としている方も多いようです。締め切りが早いのと、講義要綱のフォーマットがかなり自由なので、そこに記載されている情報が必ずしも四月現在においては、正しくない場合もあるということに留意しておく必要があります。

 で、実際に初回授業に出て説明を受け、シラバスなりを受け取って、履修申告をするのですが、各クラスには履修定員というものが設けられており、それを超過した場合は抽選によって履修の可否が決まるというシステムがとられています。具体的に抽選は学籍番号の下1桁の数字で行われ、人気科目では履修許可者が1/10なんてこともあるようです。つまり、本当に興味があって聴講したい講義であったとしても、レポートで熱意をアピールすることもできず、ただ機械的に履修不可となってしまう場合もあります。こればかりは運が全てなので、全ての抽選に漏れて1時限、土曜履修という一般的に忌避される時間帯の授業をとるハメに陥ることもあります。参考までに過去の履修調整結果を載せておきます。

 2001年度調整結果 (PDF)

 2002年度調整結果 (PDF)

 2003年度調整結果 (PDF)

 例年、教室稼働率が高く、大教室への変更ができない3,4時限目であったり、いわゆる楽勝科目を称されている科目の多くでは抽選が行われています。また、リシュルートなどの履修情報誌や先輩からの楽勝情報を得て、30人規模の教室に200人近く押し寄せたケースもあったりと、情報戦の結果次第では凄まじい局地戦が展開されることになります。ただ、リシュルートは楽勝情報を掲載するのではなく、授業の評価基準や内容を中心に情報が掲載されているので、そんなに一つの科目に殺到することはないようです。資料としても面白いので興味のある方は購入されてみるのもいいかもしれません。

 色々と一週間ほど授業に参加し、履修申告する科目を決めるわけですが、どうしても評価が気になってしまうと思います。そこで、どうしても「A」をとりたい方は以下のような授業をとるといいでしょう。

・毎回出席確認が行われ、小レポート提出の回数が多い授業

・演習形式の授業

・少人数の授業

・体育

 理由は少し考えてみればわかると思います。逆にとにかく楽して単位が欲しい方は

・出席はとらず、試験もしくはレポート一発勝負の授業

・大人数の授業

・友達が履修している授業

・体育

 あたりが狙い目です。堅実型かギャンブラー型かによって、狙う科目は違ってきますが、遊んでばかりいないで空いた時間のうち少しでも自分を高めることに使って、有意義な学生生活を送って下さい。

 …あー、そういえば秋学期開始だからまだシラバス書いてなかった。


▼知り合いの自慢話。 (2004.04.07) 

 他人の自慢話ほど聞いていてつまらんものはないが、特に不快にさせるのが、「私の知り合いの○○は××で…」という、自分ではなく自分の知り合いに関する話である。つまり、自分自身には何ら誇るものはなく、知り合いの○○がいかにすごい人物かを語ることにより、そのすごい人物と知り合いである自分もそれなりにすごい人なんだぞ、という論法である。

 先日、実際にあった事例。

 せっかくいい気分で旅行していたのに、運悪く乗ってしまったタクシーの運転手が正にこのタイプで、知り合いの全く勉強しないで東大に入って、卒業後に環境問題の企業で大成して今は悠々自適に暮らしている人物についての話を延々とされ、しかも話の内容がツコッミ所満載のお粗末ぶりで、正直密室での言葉責め拷問を受けた気分。

 バスを待っている時に、バス代と同じ料金でどうよ?(※メーター作動した場合の1/4以下)と声をかけてきたり、途中で相乗りさせて少しでも得しようと、バスより早くつくからいいだろ?と数分間車を止めて客探しに行ったりしていたことから、空車で帰るより格安でも客を乗せた方が良いなんて思うだけでなく、実行してしまっているプロ意識0のタクシー運転手だってことはわかっていたが、話をきいていくうちに、相当かわいそうな人物であるように思えてならなかった。

 このように、ただでさえイタイ人物が知り合い自慢をすることは、自分の価値を下げるという効果しかもたらさない。知り合い自慢して何になるというのだろうか。しかも、初対面で今限りの関係の相手に。

 「あははー、すごいんですねー」、なんて調子に乗らせていた私も私ですが。

 …知り合い自慢をするようになったら、お終いでしょう。


▼脱線電車の末路。 (2004.04.06) 

 基本的に、今の日本の現状は、理由はどうであれ一度正規のルートから脱却してしまった者が、再び元の位置に戻ることが非常に困難であるといわざるをえない。社会全体がそうである以上、無論学校も例外ではない。

 もちろん、脱却をどのように見るかは多様であり、例えば大学を卒業した後も、数年程度であれば資格試験受験準備期間としてみなされるケースもあるように、学生でもなくいわゆる社会人でもない人種が、条件つきではあるが、ある程度は許容はされている。

 しかし、いわゆる就職浪人はどうであろうか。卒業をしたという点に於いては、就職留年するよりは、学業面では上とみなされるべきものであるが、社会からの目はそれに反して相当に冷たいものである。「新卒」定期採用とあるように、新卒でなければそもそも入社試験の受験資格すらない企業も数多くある。となると、当然のように卒業なんて選択をするよりは、留年した方が将来的には賢い選択ということになる。

 なんだかんだ言ったところで、所詮は企業の求める人材になるように努力することが、一般的な大学生にとっての正規のルートなのであろう。企業が新卒を要求しているのであれば、新卒でなければならない。もし就職先が決定していないで、卒業してしまいそうな場合は、教員に留年させてくれ、と頼み込まなければならない。

 何もない状態で卒業してしまうことほど、無謀なことはないのである。  

 …ま、そうなったら資格取得を目指すなり、違う方略をとる必要がありますが。


▼違う選択肢。 (2004.04.04) 

 私は、中学生の頃から電車通学をしていましたが、毎日同じ時間に同じ乗車位置で一分ほど待っているとやってくる満員電車の上り電車ではなく、反対ホームに少し早めに入ってくるガラガラの下り電車に乗ってしまおうと衝動的に思うことが何度かありました。しかし、学校へ行かないとダメ、という思いの方が強く、一歩も足を動かすことはできず、そのまま走り去っていく車両を眺めることしかできませんでした。

 あの下り電車に乗っていたらどうなっていたんだろうか。

 人生はレールの上を走る電車のようだ、なんて言う人もいますが、あの時、足が動いていたら、全く違った人生を歩んでいたのかもしれません。  

 …ま、どんな状況でも自分の選択に対して後悔だけはしないようにしたいものです。


▼新年度。 (2004.04.02) 

 ということで、早くも履修関連で忙しい毎日を過ごさなければならない方も多いかと思います。普通に履修科目を選ぶだけでも大変ですが、教職などで、他学部の授業を履修しようと思ったら更に大変なことになります。基本的に、自分の所属する学部以外の講義要綱は入手できないので、図書館や学事センターにある閲覧用の講義要綱と時間割を見なければなりませんが、そもそも同じような方が多いので当然大変混雑します。そんなときに、ネットで時間割や講義要綱が公開されてればなー、と思うのですが、昨年までは、全ての学部が公開しているわけではなかったり、公開時期が履修申告後だったりといまいち使い勝手の悪いネット掲載情報でした。

 ところが、今年は昨年までの状況が多少改善されたようで、早くも履修関連情報が掲載されています。

 履修案内・講義要綱・時間割

 いったいどうしたというのでしょうか。昨日の時点でもかなりの数の学部のものが掲載されてたのをみたときは、エイプリル・フールネタですか?とツッコミしたくなったくらい驚きました。そして今日も追加されフルコンプに近いものとなっています。しかも、学部別のページではなく、一箇所にまとめて掲載されています。

 やればできるではないか!学事センター!

 …というわけで、自宅でゆっくり確認可能ですので、じっくりと履修科目探ししてください。


▼まあ。 (2004.03.24) 

 移転するのは6月以降ということになりましたが、スペースを確保してしまった以上は、そのまま放置というのも何なので、正式運用開始までは適度にくだらないネタでも放出していくことにします。

 学事ネタは大学を離れる身としては新ネタを投入していくことは厳しいと思われますので、今まで仕入れたネタの中からもう時効だろうというもの、公開時期を逸してそのままお蔵入りしてしまったもの、他誌に掲載予定の草稿あたりを何の断りもなく掲載していくことにします。

 というか、四月以降も続ける意味あるのか微妙ですが、そういうことでよろしくです。

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