１９９８Ｊリーグ（１ｓｔステージ）
- 第１節 対セレッソ
- 第２節 対サンフレッチェ
- 第３節 対アビスパ
- 第４節 対コンサドーレ
- 第５節 対エスパルス
- 第６節 対アントラーズ
- 第７節 対レイソル コンシリアガンバ、本日開幕。エムボマ・ハットトリックで祝砲！
- 第８節 対パープルサンガ
- 第９節 対マリノス
- 第10節 対レッズ
- 第11節 対グランパス
- 第12節 対ベルマーレ
- 第13節 対ジュビロ
- 第14節 対ヴェルディ
- 第15節 対ヴィッセル
- 第16節 対ジェフ Ｕ−１９代表コンビ、爆発！
- 第17節 対フリューゲルス ドロブニャク、ハットトリックで２ｎｄへ向け準備ＯＫ！
98/08/08
第17節 対フリューゲルス ● ６−３ 三ッ沢 5801
| フリューゲルス |
１−３ ２−３ |
ガンバ |
▽得点者 前半20分 稲本(C) 前半25分 ﾄﾞﾛﾌﾞﾆｬｸ(C) ｱｼｽﾄ：ｸﾙﾌﾟﾆ(R) 前半31分 三浦(C:FK) 前半39分 ﾄﾞﾛﾌﾞﾆｬｸ(C:H) ｱｼｽﾄ：稲本(L) 後半２分 小島(C) 後半16分 稲本(C:H) ｱｼｽﾄ：小島(R) 後半17分 ﾄﾞﾛﾌﾞﾆｬｸ(C:H) ｱｼｽﾄ：小島(L) 後半21分 三浦(PK) 後半37分 山口(C) ｱｼｽﾄ：原田(R) ▽警告 【Ｇ】新井場@ 【Ｆ】山口B、ﾚﾃﾞｨｱｺﾌB |
【フリューゲルス】 ＧＫ 楢崎 ＤＦ 薩川 瀬戸(前36分) ＤＦ 原田 ＤＦ 埜下 ＭＦ サンパイオ ＭＦ 山口 ＭＦ 遠藤 ＭＦ 三浦 ＭＦ フットレ 吉田(後22分) ＦＷ 永井 佐藤(後11分) ＦＷ レディアコフ [SUB] ＧＫ 岸川 ＤＦ 前田 |
|
【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 木場 ＤＦ 實好 ＤＦ ダンブリー ＭＦ 松本 ＭＦ 新井場 ＭＦ 宮本 ＭＦ 稲本 ＭＦ クルプニ 森下(後41分) ＦＷ 小島 松波(後23分) ＦＷ ドロブニャク 播戸(後44分) [SUB] ＧＫ 都築 ＤＦ 平岡 |
１ｓｔステージ最終節。
開始早々だけはフリューゲルスペース。
前半２分、右サイドフットレのセンタリングから山口がシュートするが、ゴール上。
しかし、ガンバは前掛かりなフリューゲルスの左サイドからの突破を図る。
１３分、左サイドで稲本がブラジル代表サンパイオと互角に激しく競り合う。
２０分、左サイドからクロスにドロブニャクが胸で落とし、クルプニがシュートを放つがＧＫ正面。
さらに、右サイド突破から小島がシュート、飛び込んだドロブニャクの前でＧＫが弾いたところ、稲本の走り込みシュートで先制。
２２分、新井場がサンパイオと競り合いゴール前へ突進、ドロブニャクへのラストパスからのシュートはゴール上へ。
２５分、右サイドクルプニのドリブルからの折り返しセンタリングにドロブニャクが右足でシュートを決め２点目。
今日の主審ロダスは、ラフプレーをかなり流すため、レディアコフ中心に荒っぽいプレーの応酬。
３１分、實好とレディアコフが競り合い實好の方がファウルを取られる。そのＦＫにフリューゲルス三浦が直接ＦＫを決める。
３４分、ドロブニャクがボレーシュートを見せるが、ゴール左へ外れる。
３７分、フリューゲルスはガンバに攻められた右サイドを補強、薩川に替え瀬戸を入れる。
直後、新井場がフリースローの遅延行為でイエロー。おいおい。
３９分、松本の縦パスから左サイドを突破した稲本の早いセンタリングから、ドロブニャクが頭で合わせゴール。
４０分、宮本の上がりからのシュートはゴール正面。
４３分、松本のワイドなクロスパスから小島が頭でおとし、ドロブニャクがオーバヘッドシュートを試みようとするがオフサイドの判定。
後半１分、レディアコフのヒールパスから三浦の左サイドからのシュートはサイドネット。
２分、宮本から右クルプニへ、上がりきったセンタリングから小島が決める。
７分、左サイドの攻撃からドロブニャクがヘッディングシュートするが、ＧＫのファインセーブに阻まれる。
１１分、木場がレディアコフと競り合い、ファイルと思いきや判定は木場の方のファウル。
フリューゲルスは、永井に代え佐藤一をトップ右に置き、スリートップで巻き返しを図る。
１６分、右サイドで姿を隠していた小島の突破からのセンタリングに稲本がヘッドで合わせゴール。
１７分、今度は左サイドから小島のクロスにドロブニャクがヘディングシュートを決める。クルプニがドロブニャクとお祝いのパフォーマンスをしようと駆け寄るが、主審に止められる。
１９分、新井場が初めて積極的にプレー、シュートを放つがＧＫ正面。
木場も負けじとあっと言う間にフリューゲルスゴール前まで、速いオーバーラップを見せ、フリューゲルスＤＦのど肝を抜く。
２２分、稲本が自陣ペナルティエリア内でハンド、ＰＫ。三浦が決める。
フリューゲルスはフットレに代え吉田を入れる。
２３分、山口がイナモに対するイエローをもらう。
小島に代え松波を入れる。
しかし松波投入でガンバの勢いはストップ、フリューゲルスの攻撃を許してしまう。ＦＷ１人の動きだけでペースががらりと変わってしまう。
２８分、レディアコフが岡中の手の中から奪いゴール、しかし認められずレディアコフにイエロー。
３１分、右サイドクルプニの攻撃から中央フリーの松波へ緩いパス、どフリーのごつぁんゴールを松波が決められず、インサイドシュートはゴール左へ。
３７分、原田のパスから山口が木場をかわし得意のループシュートを決める。
４１分、レディアコフのヘディング。
クルプニに代え森下を入れる。
４４分、ドロブニャクを播戸に変えるが、そのまま試合終了。
ドロブニャクはハットトリック、稲本も２得点１アシストで絶好調。ようやくチームが型にはまりだした。
ドロブニャクの２点目の稲本のアーリークロスからのヘッド、３点目の小島のアーリークロスからのヘッドは、欧州サッカーを見ているようなダイナミックさを感じる。
しかし、松波は・・・ね。
ところで、ばんま？はりま？って誰？＞フリューゲルスさん。
98/08/05
第16節 対ジェフ ● ３−２ 万博 5000
| ガンバ |
１−１ １−１ ------ １−０ |
ジェフ |
▽得点者 前半３分 小島(L) ｱｼｽﾄ：廣長(C) 前半44分 武田(C:H) ｱｼｽﾄ：ﾏｽﾛﾊﾞﾙ(L) 後半19分 金(C:H) ｱｼｽﾄ：中西(R) 後半31分 稲本(R) ｱｼｽﾄ：新井場(R) 延前９分 播戸(C) ｱｼｽﾄ：小島(L) ▽警告 【Ｊ】中西B、茶野@ |
【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 斎藤 ＤＦ 實好 ＤＦ ダンブリー ＤＦ 木場 ＭＦ 宮本 播戸(後22分) ＭＦ 廣長 松本(後19分) ＭＦ 森下 新井場(後10分) ＭＦ 稲本 ＦＷ 小島 ＦＷ ドロブニャク [SUB] ＧＫ 都築 ＦＷ 松波 |
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【ジェフ】 ＧＫ 下川 ＤＦ 中西 ＤＦ 武野 ＤＦ 茶野 ＤＦ ビングリー ＭＦ スコルテン 阿部(後44分) ＭＦ 山口 ＭＦ マスロバル ＭＦ 江尻 栗原(後31分) ＦＷ 武田 ＦＷ 松下 金(後1分) [SUB] ＧＫ 白井 ＤＦ 鈴木 |
１ｓｔ最後のホーム戦。
３トップ気味のジェフに対し、武田に平岡、マスロバルに木場、松下に實好がマークし、４−３−２−１。
前半３分、平岡のロングフィードをドロブニャクが落とし、廣長から小島へ。小島が中西をかわし強烈ミドルシュートを叩き込み先制。
１６分、廣長の縦パスから稲本がサイドをえぐって中央へパス、小島がシュートするが、スコルテンのスライディングに阻止される。
２５分、ジェフ松下のスルーパスからスコルテンがシュート、岡中が阻止するが、こぼれ球を江尻がポスト際へシュート、しかし岡中がファインセーブで阻止する。
２８分、江尻のＣＫにスコルテンがヘディングシュート、ゴール隅に決まる直前に小島がヘッドで何とかクリア、ピンチを逃れる。
３２分、左サイド平岡のクロスに稲本が落とし、ドロブニャクがダイレクトでシュートするが、ゴール左へ外れる。
４２分、左から稲本・宮本とダイヤゴナルにパスが流れ、小島がシュートするがゴール上へ。
前半ロスタイム、ゴール前のこぼれ球を中央でスコルテンがキープし左の武藤へパス、武藤がヒールでマスロバルへ流す。マーカーの木場は武藤につられマスロバルは、フリーでダイレクトにファーサイドへ奇麗なセンタリング、これに武田が合わせ同点。
後半、ジェフは松下に代え金を入れる。
ジェフは、マスロバルが右下がり気味のポジションが多くなり、中央から攻めが少なくなる。
１０分、森下に代え新井場を入れる。
１７分、マスロバルのＦＫから左サイドの武藤が廣長を股抜きし強烈シュート、かろうじてクロスバーに跳ね返る。この頃から廣長の動きが鈍くなる。
後半１９分、中西の速い攻撃からゴール前武田へ速いパス、武田がヒールでゴール前の送るが木場がクリア、しかしクリアボールを再度武田がキープ、中西へ戻しダイレクトにゴール前の金へ速いパスを入れ、それに合わせゴールへシュート、逆転される。
直後、廣長を下げ松本を入れる。ちょっと交代が遅かった。
２２分、宮本を下げ攻撃的に播戸を投入。
両チーム共、中盤から前線にかけてのパスミスが多くなり、シーソーゲーム。
３１分、右サイド新井場と稲本でパス交換、ジェフ選手３人がボールに気をとられたスキに、稲本が裏へ抜ける。スコルテンのタックルをかわしながら角度のないゴールラインぎりぎりからシュート、逆サイドネットに芸術的同点ゴールを決める。
ジェフは江尻を下げ、栗原を入れる。
３４分、中西が左サイド裏へ抜けかかった小島を倒しイエロー。
そのＦＫのチャンスに稲本のＦＫから實好が飛び込んで合わせるが、下川がファインセーブで阻止。しかし、オフサイドの旗は上がっていた。
４０分、ガンバのクリアボールをスコルテンが直接ミドルシュート、岡中がキャッチ。
４２分、今度はジェフのクリアボールを新井場がスコルテンと競り合いながら強烈シュート、しかしゴール上へ。
４３分、ジェフの縦パスに武田が實好との競り合いからシュートするが、岡中の飛び出しにコースを消され、無人のゴール左へわずかに外れる。
４４分、ジェフはスコルテンの代え阿部を入れる。
４６分、松本の縦パスに小島がワントラップからミドルシュート、下川がファインセーブ。
さらに稲本のＣＫにダンブリーがヘッドで合わせるが、わずかにクロスバー上へ。
延長前半２分、小島のセンタリングにドロブニャクの頭がわずかに届かず。
７分、左サイドの競り合いで茶野が稲本を倒しイエロー。
９分、小島のフリースローから播戸が一気に裏へ抜け、中西を振り切り強烈左足シュート、ＧＫ下川の手をはじきゴールに決まり、Ｖゴール。
２試合連続でヒーローインタビューを受ける播戸。
Ｕ−１９代表の稲本・播戸コンビで逆転Ｖゴール。
98/08/01
第15節 対ヴィッセル ● ４−０ 神戸ユニバー 6360
| ヴィッセル |
０−０ ０−４ |
ガンバ |
▽得点者 後半15分 ｸﾙﾌﾟﾆ(C) 後半31分 小島(C:H) ｱｼｽﾄ：平岡(C) 後半41分 ﾄﾞﾛﾌﾞﾆｬｸ(C) ｱｼｽﾄ：播戸(C) 後半44分 播戸(C) ｱｼｽﾄ：稲本(C) ▽警告 【Ｇ】實好@、ｸﾙﾌﾟﾆB 【Ｖ】金@、海本B、布部 ▽退場 【Ｖ】布部(後12分) |
【ヴィッセル】 ＧＫ 前田 ＤＦ トーマス ＤＦ 布部 ＤＦ 海本 ＤＦ 三上 松尾(後23分) ＭＦ 窪田 ＭＦ 安部 ＭＦ 長谷部 吉田(後15分) ＭＦ 神野 ＦＷ 金 ＦＷ 江口 和多田(後1分) [SUB] ＧＫ 兼本 ＦＷ 立花 |
|
【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 木場 ＤＦ 實好 ＤＦ ダンブリー ＭＦ 平岡 ＭＦ 森下 播戸(後34分) ＭＦ 廣長 ＭＦ 稲本 ＭＦ クルプニ 新井場(後40分) ＦＷ 小島 ＦＷ ドロブニャク [SUB] ＧＫ 都築 ＤＦ 松本 ＦＷ 松波 |
昨年の快進撃の影の立役者、木場がストッパーとしてスタメン復帰。
宮本が出場停止で廣長が出場。平岡は本来のポジションの左サイドに入る。
ヴィッセル金のワントップに対し、實好がマンマーク。
最初のシュートはヴィッセル江口。
ガンバも前半５分、稲本が起点となってドロブニャクからクルプニへと繋ぐがタイミングあわず。
２１分、左サイドから平岡がワンツーで突破を図るが、いつものワンツーレシーブ失敗。
２３分、中央でキープする小島のヒールパスから右サイドオーバーラップした木場がセンタリング、森下がヘッドで合わせるが、ゴール上へ外れる。
２７分、中央クルプニから左サイド平岡のハイクロスにドロブニャクが逆サイドでヘッディングシュートするが、ＧＫ正面。
２９分、速攻から４対２の数的優位のチャンス。最後は森下がシュートするが決められず。
３２分にもドロブニャクのシュート。
前節までとは違いシュートまではもっていくことができる。
３３分、實好がイエロー。
３７分、クルプニがイエロー。
４０分、金がガンバペナルティエリア内で倒れる、オーバーアクションを取られイエロー。
４１分、廣長の得意なループパスからトロブニャクが飛び出すがオフサイドの判定。
４５分、ヴィッセル神野の突破から金がダイレクトシュートを見せるがゴール上へ。
４６分、ヴィッセル海本がイエロー。
後半、ヴィッセルは江口に代え和多田を投入する。
後半開始にトーマスが遅れ、ヴィッセルは１０人で試合開始。
ガンバは後半右サイドからの攻撃に冴えを見せはじめる。
３分、クリアした木場から森下が中央のクルプニへ、右サイドオーバーラップした木場へクルプニからダイレクトパスが繋がる。木場のセンタリングから中央ドロブニャクがヘッドで落とし、逆サイドのクルプニがシュートするがゴール上へ外れる。
５分、ヴィッセル神野がダンブリーをかわしシュート。
８分、稲本のサイドチェンジからクルプニがセンタリング、小島のヘディングシュートはＧＫに阻まれる。
１１分、布部にイエロー。
１２分、中央ペナルティエリア外でこぼれ球を稲本が強烈シュート、惜しくもゴールポストを弾く。
布部から突破を図る稲本への反スポーツプレーでイエロー、これで２枚でレッドで退場。
１５分、ヴィッセルペナルティエリアへドリブルで飛び込んだ小島を窪田が倒しＰＫの判定。
キッカーはクルプニ、クルプニのキックはＧＫ前田にはじかれるが、跳ね返ったところを再度クルプニが落ち着いてインサイドで決め先制。
直後、ヴィッセルは長谷部を下げ、布部の抜けた穴に吉田を入れる。
１７分、トーマスがドロブニャクとの競り合い時に顔面に肘鉄を入れ、ドロブニャクが切れかかるが、選手やアントン監督が抑えに入り乱闘には至らず。ドロブニャクは頭に包帯を巻いてピッチへ戻る。
１０人となったヴィッセルに対し、稲本が積極的な攻撃参加を見せる。
２３分、ヴィッセルは負傷した三上に代え松尾を入れる。
２５分、ヴィッセルのバックパスに飛び込んだドロブニャクがＧＫからボールを奪い無人のゴールに蹴り込むが、スローシュートはわずかにゴールポストの外へ。
２８分、稲本のスルーパスからドロブニャクがシュートを放つがＧＫが阻止、弾いたところ今度は小島がシュートするが、カバーに入ったＤＦにクリアされる。
３１分、クルプニのヒールパスから小島がシュートするがＧＫ正面。
ガンバＣＫのチャンスから、ニアーに飛び込んだ平岡がヘディングシュート、ゴールに入る寸前頭をかすめた小島がゲット。平岡の得点を奪った小島のプレー（笑）。
３４分、右サイド稲本のセンタリングに平岡がダイレクトで飛び込みシュートするが大きく外れる。
森下に代え播戸を入れる。
４０分、クルプニに代え新井場を入れる。
４１分、縦パスを受けた播戸がＤＦの間を抜け、トーマスのタックルをかわしＧＫの前へ、最後に左でフリーのドロブニャクへアシスト、ドロブニャクが難なく決め３点目。
４６分、中央稲本のスルーから播戸がＤＦの外側から抜け、サイドネットへＪ初ゴールを決め４点目。
何より木場の復帰が一番大きい。
アントネッティ監督の望む攻撃的ストッパーには木場が一番当てはまる。
Ｗ杯で優勝したフランス代表ＤＦテュラムが攻撃参加したフランス流を垣間見たような気がした。
98/07/29
第14節 対ヴェルディ ● ２−４ 西部緑地 15037
| ガンバ |
０−１ ２−３ |
ヴェルディ |
▽得点者 前半41分 ｶﾞﾝﾊﾞ ｵｳﾝｺﾞｰﾙ 後半６分 ﾀﾞﾝﾌﾞﾘｰ(C:H) ｱｼｽﾄ：森下(L:CK) 後半９分 ﾄﾞﾛﾌﾞﾆｬｸ(C:H) ｱｼｽﾄ：森下(R) 後半20分 北沢(C) ｱｼｽﾄ：中村(R) 後半24分 ｴｳﾚﾙ(C) ｱｼｽﾄ：北沢(C) 後半26分 高木(C) ｱｼｽﾄ：前園(L) ▽警告 【Ｇ】ﾀﾞﾝﾌﾞﾘｰ@、宮本B 【Ｖ】中村B |
【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 實好 ＤＦ ダンブリー ＤＦ 平岡 ＭＦ 松本 木場(後31分) ＭＦ 森下 播戸(後39分) ＭＦ 宮本 廣長(後36分) ＭＦ 稲本 ＭＦ クルプニ ＦＷ 小島 ＦＷ ドロブニャク [SUB] ＧＫ 都築 ＦＷ 松波 |
|
【ヴェルディ】 ＧＫ 菊池新 ＤＦ エンリケ ＤＦ 柱谷 ＤＦ 中村 ＤＦ 土屋 高木(後17分) ＭＦ モアシール ＭＦ 前園 ＭＦ 北沢 ＭＦ 三浦知 ＦＷ エウレル ＦＷ ラモス [SUB] ＧＫ 小針 ＤＦ 林 ＭＦ 三浦泰 ＭＦ 山口 |
６分、中村が稲本に対するラフプレーでイエロー。
８分、左サイドから稲本がセンタリング、クルプニがダイレクトでシュートを放つがＧＫ正面。
９分、前園の縦パスかカズがシュートするが岡中がキャッチ。
１６分、前園が中央でポストプレーから自らシュート、岡中がファインセーブ。
１９分、左サイド松本から小島へつなぎセンタリング、逆サイドフリーの森下がシュートを放つがＧＫファインセーブ。
２２分、ヴェルディＣＫからのシュートはクロスバーをたたく。
ガンバの左サイドが上がったスペースをうまく使うヴェルディ。
３１分、ダンブリーがラフプレーでイエロー。
３５分、今度は宮本がラフプレーでイエロー。
４１分、ヴェルディ右サイドからの速いセンタリングにゴール前の平岡が反応しきれず、ガンバゴールへはじきオウンゴール。
ハーフタイム中に停電が発生、水銀灯が点かず２７分試合開始が遅れるハプニング。
しかし、後半息を吹返したガンバが積極的に攻める。
６分、ヴィルディのクリアボールをセンターサークルで拾ったダンブリーが、ドリブルから４０ｍ以上のロングシュートを放つ。これを菊池がはじきＣＫのチャンス。森下のＣＫからダンブリーがＧＫの前へ飛び込みヘッドを決め同点。
９分、右サイドから森下の縦パスから小島が突破、サイドからのセンタリングにＧＫがパンチング、そのクリアボールから森下がクロスを入れドロブニャクがヘッドを決め逆転。
１７分、ヴェルディは土屋を下げ高木を投入、ラモスを３列目に下げ３バックに変更。
この交代によってヴェルディが前線に人数を割きボールを展開、ガンバは圧されてズルズルとラインを下げる。
２０分、ヴェルディ右サイドから中村が中の北沢へパス、北沢がカバーに入るダンブリーの前からシュートを決め同点。
２４分、北沢の縦パスからエウレルが決め逆転。
２６分、左サイド前園のクロスに高木が胸で落としてアウトサイドで自らシュートを決める。
この形勢逆転でダンブリーが前へ引き摺り出されてしまい一気に３失点。
３１分に松本に代え木場、３６分に宮本に代え廣長、３９分に森下に代え播戸を入れるが、形勢は逆転せず。
まだ、最終ラインはダンブリーとのコミュニケーションがとれていない。
平岡の２試合連続オウンゴール。斎藤の穴は大きい。
次節は宮本が出場停止。頭が痛い。
98/07/25
第13節 対ジュビロ ● １−４ 磐田 10283
| ジュビロ |
２−０ ２−１ |
ガンバ |
▽得点者 前半26分 ｶﾞﾝﾊﾞ ｵｳﾝｺﾞｰﾙ 前半37分 ｱｼﾞｳｿﾝ(R:FK) 後半１分 小島(C) ｱｼｽﾄ：森下(R) 後半９分 奥(C) 後半29分 田中(C:H) ｱｼｽﾄ：服部(R) ▽警告 【Ｇ】ｸﾙﾌﾟﾆA、稲本A |
【ジュビロ】 ＧＫ 大神 ＤＦ アジウソン ＤＦ 田中 ＤＦ 山西 ＤＦ 古賀 ＭＦ 服部 ＭＦ 名波 ＭＦ 藤田 ＭＦ 奥 ＦＷ 川口 ＦＷ 高原 久藤(後36分) [SUB] ＧＫ 尾崎 ＤＦ 遠藤 ＭＦ 福西 ＭＦ 清水 |
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【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 戸倉 新井場(後1分) ＤＦ 實好 ＤＦ ダンブリー ＤＦ 平岡 ＤＦ 森下 ＭＦ 宮本 ＭＦ 稲本 ＭＦ クルプニ 松波(後34分) ＦＷ 小島 播戸(後24分) ＦＷ ドロブニャク [SUB] ＧＫ 都築 ＤＦ 廣長 |
ドロブニャク、ダンブリーのデビュー戦。
大輔が出場停止でストッパーには平岡が入る。
前半はドロブニャクのワントップ。
ジュビロは豊富は運動量を生かし、一方的に中盤を支配する。
ガンバはカウンターを狙うが、速攻の形が出来ておらず速い攻撃が出来ない。迷ったあげく、最後にはドロブニャクに合わせたクロスを苦し紛れに入れるだけの攻撃。
１５分、奥が３列目から得意のドリブルで飛び出し、シュートを放つがゴール左へ。奥はやはりうざい存在。
２０分、左サイド稲本のボールキープから、絶妙なミドルのダイヤゴナルスルーパスが逆サイド裏へ抜ける小島の足元へ。惜しくもＤＦに阻まれるが、稲本１人がプレーで魅せてくれる。
２１分、ガンバＣＫのチャンスから合わせたドロブニャクの頭をかすめる。
ジュビロ奥が、宮本をかわしドリブルで持ち込みシュート。
２４分、ジュビロはＦＫのチャンスにアジウソンが横へ出し山西がシュートするがゴール左へ。
２６分、左サイド名波のセンタリングに岡中がパンチングするが、前に立っていた平岡に当りガンバゴールへ、オウンゴールで先制される。
３７分、ジュビロのＦＫのチャンスにアジウソンが直接決め２点差。
３９分、また魅せてくれる稲本、中央から左サイド上がった戸倉へ絶妙のスルーパス。戸倉がセンタリングを入れるが中央のドロブニャクへは届かず。
後半、左サイドの戸倉に代え新井場。
小島をトップに上げジュビロの４バックに対しようやく２トップにし、クルプニをトップ下。
早々の１分、右サイドの森下のクロスに、小島が足を伸ばして合わせダイレクトシュートを決める。
ガンバは前線から中盤にかけての運動量が増し、ドロブニャクへパス通るようになる。
９分、ジュビロ川口が左サイドを果敢にドリブル、背負う實好ももろともせず、ＣＫのチャンスを作る。そのＣＫから、逆サイドのアジウソンが頭で合わせ、中央奥が頭で押し込むが岡中がかろうじて阻止、しかしこぼれたボールを奥が押し込む。
クルプニが奥へのラフプレーでイエロー。
２４分、転倒の多くなった小島に代え播戸を投入。
２９分、ジュビロはＣＫからのこぼれ球から逆サイドの田中へ合わせヘディングシュートで４点目。またもやセットプレーからの失点、ファーサイドがいつもフリーで田中・川口には誰も付いていない状態。
３３分、またまた魅せてくれる稲本、中央から右サイドのクルプニへスルーパス、右サイド切り込んだクルプニが速いセンタリングを入れるが、逆サイドに飛び込んだ新井場にはわずかに合わずＤＦにクリアされる。
３４分、クルプニに代え松波を入れる。
３５分、稲本が藤田へのラフプレーでイエロー。
３６分、ジュビロは高原に代え久藤を入れる。
終了間際にも稲本が２人を相手にボールキープし抜いていくところを見せてくれる。
まだまだ、全体的にチームが出来ていないです。
でも、Ｕ−１９日本代表を率いる稲本のプレーと、小島のたった１本の華麗なシュートはすばらしかった。
98/05/09
第12節 対ベルマーレ ● １−２ 万博 19526
| ガンバ |
１−１ ０−０ ------ ０−１ |
ベルマーレ |
▽得点者 前半18分 稲本(C) ｱｼｽﾄ：小島(R) 前半33分 ｸﾗｳｼﾞｵ(C:H) ｱｼｽﾄ：中田(FK:R) 延前８分 呂比須(C) ｱｼｽﾄ：洪(C) ▽警告 【Ｇ】ｶｰﾘｯﾁ、斎藤 【Ｂ】関、都並 |
【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 斎藤 ＤＦ 實好 ＤＦ 宮本 ＭＦ 戸倉 松本(前20分) ＭＦ 新井場 ＭＦ 森下 ＭＦ 稲本 ＦＷ カーリッチ 小野(後1分) ＦＷ 小島 ＦＷ 松波 船越(後35分) [SUB] ＧＫ 松代 ＭＦ 花山 |
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【ベルマーレ】 ＧＫ 小島 ＤＦ クラウジオ ＤＦ 洪 ＤＦ 名塚 ＭＦ 公文 ＭＦ 田坂 ＭＦ 都並 ＭＦ 松川 ＭＦ 中田 ＦＷ 呂比須 ＦＷ 関 西山(前25分) リカルジーニョ(後43分) [SUB] ＧＫ 掛川 ＭＦ 高田 ＦＷ 森山 |
中田フィーバーで大入りとなった万博。
日本代表３人も抱えるベルマーレ、その観点からも興味ある試合。
そして、コンシリア監督／塩地通訳最後の試合。
いつも不快な応援をするガンバゴール裏が静かで平和な観戦、なおかつ静寂の中、食い入るように試合に見入る大勢の人々の熱気で緊張感が漂う満員の万博競技場となった。静かなので選手の指示がはっきりと満員の客席まで聞こえ、選手と一体になって試合が観戦できる。昔なつかしいサッカー生観戦の醍醐味をひさびさに堪能できた。
前半１８分、今日絶好調の稲本が右サイドを一人でドリブルで持ち込み、待ち構える都並を吹き飛ばしてシュート、これを代表ＧＫ小島が取れず先制。 都並さんに引導
２０分、足を痛めた戸倉が下がり松本が登場。
３２分、関がイエロー。
３３分、中田のＦＫからノーマークのクラウジオが頭で押し込み同点。マークは實好でしょう。
４４分、カーリッチがラフプレーでイエロー。
カーリッチがエキサイトしている間に、手前では新井場が頭でリフティングのアシカショーを披露。
後半、エキサイトしているカーリッチに代え小野を投入。
２２分、都並がラフプレーに丁寧に謝るがイエロー。
２６分、斎藤イエロー。
終盤になるといつものように最終ラインがずるずる下がる。
延長前半８分、ペナルティエリア内までさがった最終ラインの前から、洪のスルーに呂比須が飛び出しTHE END。
いつものように押してはいながら決定力がなく、疲労から一瞬のスキからの黒星。
中田効果で露出度が上がるのはいいのですが、中田のプレーに関しては正直それほどでもないな、という印象。
各局面での１対１、中田対小島・中田対松本・中田対稲本、ではヤングガンバ側が優っていた。
今日は贔屓目ではなく、稲本が一番。
コンシリアの有終の美は飾れませんでした。
しかし、代表ＧＫ小島のプレーと岡中を見比べるとレベルが全然違う、なぜ？。
監督として成績を残せませんでしたが、ＧＫコーチとしての大きな功績に対して感謝。
98/05/05
第11節 対グランパス ▲ ０−０（PK 3-1） 長良川 12109
| グランパス |
０−０ ０−０ ------ ０−０ ０−０ ------ PK1-3 |
ガンバ |
▽警告 【Ｇ】松波、斎藤、平岡、ｶｰﾘｯﾁ、宮本 【Ｇr】ｽﾄｲｺﾋﾞｯﾁ |
【グランパス】 ＧＫ 伊藤 ＤＦ 石川 ＤＦ トーレス ＤＦ 大岩 ＤＦ 中谷 ＭＦ バウド ＭＦ 望月 ＭＦ 古賀 福田(後1分) ＭＦ 平野 ＦＷ 岡山 ＦＷ ストイコビッチ [SUB] ＧＫ 河野 ＤＦ 飯島 ＭＦ 浅野 ＦＷ 野口 |
|
【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 宮本 ＤＦ 實好 ＤＦ 斎藤 ＭＦ 新井場 ＭＦ 廣長 ＭＦ 稲本 森下(延前14分) ＭＦ 平岡 ＦＷ 小島 ＦＷ カーリッチ ＦＷ 松波 クルプニ(後27分) 小野(延後2分) [SUB] ＧＫ 松代 ＭＦ 戸倉 |
ＧＷ連戦最終戦、かなり疲労のたまった両チーム。
１３分、右サイド新井場から稲本との大きなワンツーでサイドを使いセンタリング、松波が倒れながら合わせヘッドするが逆サイドへ。これをカーリッチが拾い入れたセンタリングに平岡のオーバーヘッド、さらに新井場がシュートするが、ゴール右へ外れる。
１５分、實好からの縦パスに小島が一気にロングシュートを放つ。
しかしグランパスも１９分、右サイドのバウドから中央ストイコビッチ、左サイド平野と渡り新井場を振り切りシュートするがゴール右へ。
３３分、左サイドのバウドからのクロスにトーレスのヘッドはわずかに合わず。
３４分、中央でキープした松波のスルーパスから稲本が飛び出しチャンスを作るが、ラストパスを出せず。
４２分、松波がバウドを倒しイエロー。
４３分、右サイドの廣長から中央でフリーのカーリッチがワントラップシュート、しかしゴール上へそれる。
４４分、グランパス石川がサイドを切り込みセンタリング、平野がボレーで合わせるがＧＫ正面。
後半３０秒、左サイドカーリッチからのクロスに小島がワントラップでシュートするが、大岩が体を張る。
６分、斎藤が福田へのラフプレーでイエロー。福田は口の中を切り出血。
７分、そのＦＫから平野がゴール前でヘッド。
９分、ゴール左でボールをキープし松波がゴール前へロブパス、小島がヘッドしりがゴール右へ。
両チームとも間延びしたポジションで疲労が感じられる。
１６分、バウドからの縦パスから平野が飛び出すが、宮本がケアーする。
１８分、カーリッチのトリッキーなＦＫから廣長がシュートするが、ゴール上にそれる。
２４分、左サイド平野のクロスをストイコビッチがキープ、フリーの望月へ戻しシュート、ラッキーにもゴール上へはずれ、ストイコビッチが怒る。
２７分、松波を下げクルプニを投入。
２８分、ストイコビッチの縦パスから岡山が抜け、中央へのセンタリングに福田がヘッドするがゴール左へ。
３１分、望月のクロスに平野がヘッドするが、宮本が体を寄せ抑える。
３４分、ＦＫからのこぼれ球に廣長のシュートはゴール上へ。この場面のシュートは今日２回目、決めてほしい。
３７分、ストイコビッチのクロスに福田が頭で合わせようとするが、クリアした選手の足が福田の顔面に入る。平岡がイエロー。
４０分、バウドのスルーパスから望月、ストイコビッチと渡り岡山がシュートするが、岡中がセーブ。
４２分、左のストイコビッチからフリーのバウドへ戻しシュートはゴール左。
延長前半２分、センターラインでパスカットした稲本がそのままドリブルで持ち込みシュート。
４分、中央からストイコビッチがカーリッチのタックルをかわし、斎藤・宮本をもかわしシュートするが、岡中がセーブ。
７分、カーリッチが岡山へのラフプレーでイエロー。
１２分、ＦＫのこぼれ球からのバウドの速攻に、体をぶつけ宮本がイエロー。
１４分、稲本を下げ森下を投入。
延長後半２分、足を引きずるクルプニを下げ小野を入れる。
４分、ストイコビッチが斎藤への接触プレーでイエロー。
６分、ストイコビッチのスルーパスに平野が飛び出すが、岡中の絶妙な飛び出しでクリア、さらにバウドのループシュートもはずれてくれる。
１３分、右サイドフリーのカーリッチの攻撃も、ゴールを越えるクロス。
消耗戦でＰＫ戦へもつれ込む。
岡中がバウド・トーレスの強烈シュートを連続してみごとな反応でセーブ。
４人目の大岩がポストを叩きＰＫ戦に決着。
ＰＫ戦の末、久々の勝利。
【ＰＫ戦】 宮本 × ﾊﾞｳﾄﾞ × 森下 ○ ﾄｰﾚｽ × 小野 ○ 福田 ○ 廣長 ○ 大岩 ×
98/05/02
第10節 対レッズ ● ０−２ 万博 10485
| ガンバ |
０−０ ０−２ |
レッズ |
▽得点者 後半10分 大柴(C) ｱｼｽﾄ：福永(L) 後半37分 岡野(C) ｱｼｽﾄ：山田(R) ▽警告 【Ｇ】平岡 【Ｐ】ﾍﾞｷﾞﾘｽﾀｲﾝ、大柴 |
【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 斎藤 ＤＦ 實好 ＤＦ 宮本 ＭＦ 平岡 森下(後17分) ＭＦ 新井場 ＭＦ 廣長 ＭＦ 稲本 ＦＷ カーリッチ 小野(後16分) ＦＷ 小島 播戸(後36分) ＦＷ 松波 [SUB] ＧＫ 松代 ＭＦ 戸倉 |
|
【レッズ】 ＧＫ 土田 ＤＦ 山田 ＤＦ ネイハイス ＤＦ 西野 ＤＦ 城定 ＭＦ 広瀬 ＭＦ 石井 ＭＦ 小野 ＭＦ ベギリスタイン 土橋(後33分) ＦＷ 大柴 ＦＷ 福永 岡野(後30分) [SUB] ＧＫ 田北 ＤＦ 渡辺 ＦＷ 永井 |
レッズサポご推薦の福永と山田をいかに抑えるかが勝負の分かれ目。
福永には實好、大柴には斎藤。さらにマンマークで稲本が廣瀬、廣長が小野。
序盤マンマークに近い守備重視で進み、両チームともシュートまで到達しない。
２０分過ぎからガンバへ流れが傾く。
２３分、カーリッチの縦パスに松波がペナルティエリアで倒されるが、ＰＫとはならず。
２５分、レッズ大柴が福永とのワンツーから強烈シュートはポストにはじかれる。おいおい、マーカーは何処？ツートップをガンバのストッパーが抑えないと今日は勝ち目はない。
３０分、中央斎藤のドリブルから縦パス、松波がキープしシュートするが、ＧＫ正面。
３１分、右サイド新井場が小島とのワンツーからサイドをえぐる。
３３分、平岡からの縦パスに松波が胸で落とし振り向き様シュート、これもＧＫ正面。
３７分、斎藤からの縦パスに小島がダイレクトボレーシュート、ゴール左へ。
４１分、宮本のＦＫからカーリッチがヘッドで落とし、稲本のシュートは壁に当たりさらに平岡がシュート。惜しくもゴール左に。
４３分、レッズＣＫからゴール前の稲本がクリアし、ピンチを脱す。
後半に入るとレッズ小野が下がりぎみの位置からチャンスを作る。マークしていた廣長は、前半程張り付かず攻撃的にゲームメークする。
１０分、福永の小野とのワンツーから左サイドへ抜け、中央へセンタリング。斎藤の前に入った大柴が合わせ先制。福永マークの實好は、小野のパス出しに気を取られ福永の突破を許し、斎藤は大柴に前に入られ、どうしようもない。
ガンバは１６分、カーリッチをシンギ、平岡を森下に代え、稲本を左サイドへつける。
直後、左サイドからシンギが突破し、余裕のセンタリングを入れるが合わせる選手がおらず。
２３分、稲本のシュートが壁に当ったところからシンギがロブパス、松波がＧＫと１対１のチャンスにシュート、しかしゴール上にフカス。
２６分、實好の縦パスから一気にシンギがシュート。
３０分、福永に代り岡野の登場。
３５分、サイドチェンジし新井場からの中盤のパス回しでガンバが見せる。中央シンギ→右廣長→シンギ→ボランチの位置に上がった宮本→左稲本→前の松波→稲本とパス回しから逆サイドへ展開、最後は稲本がクロスを入れファーサイドへ小島？が飛び込む。
３６分、小島に代りサテ得点王の播戸が入る。
しかしその直後、山田が右サイドを上がり、付いた播戸も振り切りゴール前まで一気に切り込む。最後は中央へ速いセンタリングを入れ、合わせた岡野がゲット。實好も岡野に前を取られ、さらに斎藤も大柴に前に入られていた。噂どおりのプレーを見せた山田ノブ、ガンバはちょっと甘く見たか。
最終ラインのマークが緩いのは疲れが溜まったせいなのか、不安。
松波はようやくシュートを打つようになったが、シュートの本数では互角のレッズは、確実にゴールマウスを捉えている。
98/04/29
第９節 対マリノス ● １−２ 横浜国際 18087
| マリノス |
１−０ １−１ |
ガンバ |
▽得点者 前半24分 小村(C:H) 後半33分 ｻﾘﾅｽ(C:H) 後半42分 廣長(C) ｱｼｽﾄ：宮本(FK:L) ▽警告 【Ｇ】平岡 【Ｍ】ｺﾞｲｺﾁｪｱ、野田、上野 |
【マリノス】 ＧＫ 川口 ＤＦ 鈴木 ＤＦ 井原 ＤＦ 小村 ＤＦ 路木 ＭＦ 上野 ＭＦ 野田 ＭＦ バルディビエソ ＭＦ 中村 城(後6分) ＭＦ ゴイコチェア 深沢(後15分) ＦＷ 三浦 サリナス(後25分) [SUB] ＧＫ 榎本 ＭＦ 古賀 |
|
【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 斎藤 ＤＦ 實好 ＤＦ 宮本 ＤＦ 新井場 ＭＦ 平岡 戸倉(後36分) ＭＦ 森下 森岡(後30分) ＭＦ 稲本 ＭＦ 廣長 ＦＷ 小島 ＦＷ カーリッチ 松波(後30分) [SUB] ＧＫ 松代 ＭＦ 小野 |
開始からガンバの攻め。
斎藤がバルディビエソ、實好が三浦へマンマーク。
右サイド上がっていた斎藤へ宮本のロングパス、斎藤を路木が倒しＦＫのチャンス。カーリッチのＦＫは、マリノスの壁にあたりゴールマウス隅へきわどいコースを飛ぶが、川口がパンチング。
１０分、左サイド平岡のキープから前の小島がダイレクトでカーリッチとのワンツーで裏へ飛び出す。井原がダブルのスライディングタックルでかわす。
１４分、ガンバゴール前斎藤のクリアを上野がシュート。
２１分、マリノス最終ラインのボールを稲本がカット、小島が３０ｍロングシュートを放つがＧＫがはじく。
２４分、バルディビエソのＦＫに岡中が三浦と交錯しながらパンチング、ボールは三浦に当りゴール前の小村に跳ね、小村が頭で押し込む。
２９分、ゴイコチェアが稲本へのラフプレーでイエロー。
３２分、平岡がゴイコチェアへのラフプレーでイエロー。
３７分、路木がマリノス右サイドから中央へのドリブルからシュート、岡中がパンチング。
３９分、右サイドから抜けようとした廣長を路木が手で顔面へブロック。平岡のプレーがイエローなのに何故イエロー出さん、浜名。
４２分、中央でカーリッチがボールキープし、森下が左から抜けのセンタリングは阻止される。そのＣＫのチャンスから川口のパンチミスを稲本が拾いシュート。
後半開始早々からガンバの猛攻。
１分、左サイド平岡のセンタリングにカーリッチと井原が競り、こぼれたところを廣長が胸で落としボレーシュート。惜しい。
４分、右サイド新井場から路木の裏へ入った廣長へ、廣長がダイレクトで中に居る森下、さらに戻し新井場が強烈シュート。ボールはゴール左に外れる。これも惜しい。
６分、マリノスは中村を下げ、城を投入。
１５分、森下から廣長、そして左から入ったカーリッチへスルー、カーリッチのゴール前へ速いセンタリングは、ファーに飛び込んだ小島の足にわずかに届かず。またまた惜しい。
１８分、右サイド廣長から稲本、そしてゴール前の小島へ、またまた合わず。
２２分、こぼれ球から森下がマリノス最終ラインの裏へ抜けるが、小島が戻っておらずオフサイドの判定。
２３分、野田が稲本を引っ張りイエロー。
２５分、三浦を下げサリナスを投入。
ガンバも３０分、森下・カーリッチを下げ、森岡・松波を投入。
３３分、マリノス右サイドからバルディビエソが平岡と対決、中の入った上野にパス、中央に入ったバルディビエソに戻したところをシュート、ポストに当り岡中に跳ね返ったところをサリナスが頭で押し込み２点目。平岡、何故バルディビエソに付かないんだ。
３６分、すぐに怠慢プレーをした平岡を下げ、戸倉を入れる。
４１分、ガンバＦＫのチャンスに完全に抜けた斎藤のヘッドはほんのわずかにボールに触れず。頭にさわっていたら１点もの。ほんとの惜しい。
４２分、宮本のＦＫから廣長がフリーでミドルシュート、上野の足にあたりボールはゴール右上隅に決まる。
惜しいチャンスが何度もありながら得点出来ず。３位のマリノスもあの程度なら恐くない。でもシュートを決められない。しかし、外国人依存からは明らかに脱皮しつつある。後半の狙いどおりの右サイド裏から崩す攻めは、次節に希望を感じさせてくれた。日本人だけのヤングガンバのゴールは、あと１歩からあと半歩、そしてあと数センチに近づいた。
98/04/25
第８節 対パープルサンガ ● ０−１ 万博 4880
| ガンバ |
０−１ ０−０ |
パープルサンガ |
▽得点者 前半14分 岩本(C) ｱｼｽﾄ：ｼｰﾗｽ(R) ▽警告 【Ｇ】稲本、松波 【Ｐ】小川、森安 |
【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 斎藤 ＤＦ 實好 ＤＦ 宮本 ＤＦ 平岡 ＭＦ 森下 森岡(後17分) ＭＦ 廣長 小野(前33分) ＭＦ 稲本 花山(後26分) ＭＦ カーリッチ ＦＷ 小島 ＦＷ 松波 [SUB] ＧＫ 松代 ＭＦ 新井場 |
|
【パープルサンガ】 ＧＫ 松永 ＤＦ 小川 ＤＦ 大森 ＤＦ 大嶽 ＤＦ ジュニオール ＭＦ 森安 ＭＦ 塩谷 ＭＦ エジミウソン 光岡(後33分) ＭＦ シーラス ＭＦ 岩本 ＦＷ 黒崎 [SUB] ＧＫ 中河 ＤＦ 野口 ＭＦ 栗田 ＭＦ 山田 |
ガンバは主力を怪我で欠き、昨年を彷彿させるようなマンマーク体制。
一方サンガもマンマークで対抗。監督対監督・選手対選手の１対１の戦いとなった。
ガンバは斎藤が黒崎、實好が岩本、平岡がエジミウソン、廣長がシーラスを完全マーク。
サンガも大森が松波、大嶽が小島、塩谷が森下を完全マーク。
左サイドでは稲本対小川が激突。
開始早々からガンバペース、松波がヘディングシュートを見せるが、ゴール左へ。
６分、森下のパスにカーリッチがシュート、小川と交錯。
７分、平岡のクロスに小島がシュート。
８分、廣長のフィードパスに稲本がダイレクトボレーシュートを放つ。
ガンバペースにサンガは不気味に動かず。
１２分、カーリッチのバックパスに岡中がスタンドにこだまするくらいの大声で叱咤を飛ばす。ここからサンガの逆襲。
右サイドのエジミウソンが平岡をつりだし、中央のシーラスがサイドを突く攻撃。
１５分、平岡がシーラスと１対１から突破されサイドからセンタリング、ゴール前に飛び込んだ黒崎の前を抜け、實好が抑え切れずファーサイドから飛び込んだ岩本が頭でゲット。
１７分、小島がエムボマ並みのロングループを放つがゴールを大きく外れる。
３０分、エジウソンマークから一気に平岡が得意のドリブルで上がりシュートを放つ。
３３分、廣長と小野が交代、カーリッチがシーラスをマーク。
３４分、ゴール前中央小野から左サイドフリーの松波へパスが渡り、絶好の得点チャンス。しかし、松波はシュートせずにワントラップを入れてしまい、その間に松永に詰められてしまう。
４０分、左サイドで稲本と激しい競り合いを演じている小川がイエロー。
４２分、森下のＦＫから平岡のシュートは松永が反応良くはじき、さらにこぼれ球を稲本がシュートするがゴール左に外れる。
４３分、今度は稲本が小川へのラフプレーでイエローをもらう。
後半３分、カーリッチのスルーパスに稲本が飛び出し左足でシュート、ＧＫ正面。
１３分、岩本の強烈シュートはラッキーにもクロスバーを叩く。
１５分、エジミウソンのシュートを岡中がファインセープ。
１７分、森下に代り森岡登場。 ２２分、クロスに飛び込んだ稲本が森安と頭を激突、一度は立ち上がるがフラっと倒れカーリッチが抱き止める。そのままタンカーで運ばれ、２６分、Ｊ初登場の花山と交代する。
３０分、森安がガンバＦＫのボールをあらぬ方向に返しイエロー。
３３分、サンガはエジミウソンに代え光岡を入れる。
４３分、裏へ抜けた小野へパスが通りＧＫと１対１の絶好の得点チャンス、小野はＧＫの位置を見てループシュートをするが、ボールはゴールマウスを外れてしまう。
４４分、最後のＣＫのチャンスだと盛り上がった矢先、田中主審のジャッジは何とゴールキック。これに対し異議を唱えた松波がイエローをもらう。
稲本は試合後、救急車で病院へ直行。
シュートの数では互角であったが、お決まりの決定力不足でまたもや１点差の敗戦。
怪我人が多くて今の戦力からいうとあれで精いっぱい。
チーム状態の悪い中で、コンシリア対オフトの戦術面での戦いは、その点だけを捉えると面白かった。
元ブラジル代表のシーラスとエジミウソンの２人のプラジル選手に翻弄された平岡を責めても仕方ないが、岩本を抑えられなかった實好と、ガンバペースの時にバックパスをかましサンガペースにしてしまい、その流れから失点に結び付けてしまったカーリッチはちょっといただけない。
98/04/18
第７節 対レイソル ● ３−１ 万博 3282
| ガンバ |
１−０ ２−１ |
レイソル |
▽得点者 前半44分 ｴﾑﾎﾞﾏ(C) ｱｼｽﾄ：廣長(C) 後半２分 渡辺光 後半31分 ｴﾑﾎﾞﾏ(L) ｱｼｽﾄ：小島(C) 後半39分 ｴﾑﾎﾞﾏ(C) ｱｼｽﾄ：戸倉(C) ▽警告 【Ｇ】戸倉、ｴﾑﾎﾞﾏ 【Ｒ】ｼﾙﾊﾞ、渡辺光 |
【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 斎藤 ＤＦ 實好 ＤＦ 宮本 ＭＦ 新井場 戸倉(後6分) ＭＦ 平岡 ＭＦ 廣長 小野(後27分) ＭＦ 稲本 ＦＷ エムボマ ＦＷ 小島 ＦＷ 松波 森下(後21分) [SUB] ＧＫ 松代 ＭＦ カーリッチ |
|
【レイソル】 ＧＫ 土肥 ＤＦ 渡辺毅 ＤＦ 森川 ＤＦ 入江 ＭＦ 沢田 ＭＦ 明神 ＭＦ 棚田 ＭＦ 大野 ＭＦ 加藤 ＦＷ 北嶋 渡辺光(後1分) ＦＷ シルバ [SUB] ＧＫ 佐藤 ＤＦ 石川 ＤＦ 萩村 ＭＦ 平山 |
開始早々からガンバペースで展開。
前半３分、右サイド新井場のセンタリングに松波のヘッドで上がったボールにエムボマがオーバーヘッドシュートを見せ、場内が湧く。
９分、稲本から小島、そしてエムボマへパス、エムボマがドリブルで森川をかわしシュートするがＧＫ正面。
１５分、シルバが實好と交錯、イエローをもらう。
２５分、中央廣長から左サイド上がった斎藤のクロスにエムボマがヘッド、ＧＫのジャンピングに競り勝つが、ボールはゴール上へ。
２９分、中央稲本のレイソル最終ラインの裏を突く絶妙のループパスに、松波がワントラップしシュートするが、ＧＫに弾かれる。この華麗なアシストを決めてやらんと。
３５分、平岡が沢田を倒したファウルのＦＫから、岡中が飛び出すが落とされシルバがシュート、しかしゴール前にカバーに入っていた新井場がクリア。
３７分、大野のガンバ選手４人の隙間を抜くスルーを見せ、シルバがシュート。
４０分、平岡のバックパスから宮本のパス出しをカットされるが、シルバのロングシュートはゴールマウスを大きく外れる。
４４分、中央廣長からレイソル最終ラインの裏を突く絶妙のループパスに、今度はエムボマがワンバウンドでＧＫの頭上を越えるヘッドで先制する。
レイソルは後半北嶋を下げ、渡辺を投入。
シルバのワントップで２列目を厚くしガンバ守備陣をかき乱す。
後半２分、レイソルのフリースローから加藤・中央のシルバと渡り、シルバの斎藤をかわすスルーから逆サイドノーマークの渡辺が決め同点とする。
７分、新井場を下げ戸倉を入れる。
１０分、レイソル沢田のクロスにシルバが落とし加藤がガンバゴールに押し込むが、オフサイドの判定。
１２分、エムボマのシュートはジャストミートせず。
１６分、戸倉が棚田をバックチャージ、イエローをもらう。
小島のパスカットからエムボマが一気にゴール前のＧＫの前までＤＦ３人引き連れドリブル、併走の松波へラストパスを出すが沢田にカットされる。
１８分、沢田のクロスにまたもやシルバがヘッディングシュート、ラッキーにもクロスバーを叩く。
２０分、ガンバは松波を下げ森下を入れる。
２５分、エムボマがイエローをもらい、エムボマがひっくり返って驚く。？な大野主審のジャッジ。
２７分、廣長を下げ小野を投入、森下を廣長の位置に下げる。
３１分、右サイドからの小野のクロスに渡辺のヘッドクリアは小島のところへ、小島がダイレクトヘッドで逆サイドでノーマークのエムボマへ送る。エムボマがワントラップでＧＫの位置を確認、ミドルのループシュートが華麗な弾道を描き、ＧＫの頭上を越え逆サイドネットへ吸い込まれる。コンシリアはガッツポーズ。
２点目をゲットし、ガンバは余裕のカウンター攻撃。
３７分、ガンバ自陣で斎藤のパスからエムボマが７０ｍのドリブルでレイソル陣内を突破、ミドルシュートはＧＫに阻止される。
３９分、ＧＫ土肥のフィードパスをガンバ陣内で戸倉がヘッドでフィード、エムボマがドリブルから入江をかわし、右足でＧＫをかわし左足でゴール、ハットトリック達成。
エムボマはコンシリアに駆け寄り、監督とハイタッチをかわす。
４０分、レイソルのＦＫを壁に入っていた小島が、頭上で受け倒れ込む。すぐに試合には復帰したが、試合後タクシーで病院へ直行。
ヒーローインタビューで怪我の具合を聞かれ、｢ハットトリックとれるくらいには回復した｣とエムボマ。
お待たせしました。コンシリアガンバ、予定通り本日開幕。
98/04/15
第６節 対アントラーズ ● ０−１ カシマ 13824
| アントラーズ |
１−０ ０−０ |
ガンバ |
▽得点者 前半33分 名良橋(C) ｱｼｽﾄ：増田(C) ▽警告 【Ｇ】戸倉、小野 【Ａ】秋田 |
【アントラーズ】 ＧＫ 古川 ＤＦ 名良橋 ＤＦ 秋田 ＤＦ 奥野 ＤＦ 相馬 ＭＦ 本田 ＭＦ 阿部 ＭＦ 増田 内藤(後15分) ＭＦ ビスマルク 小笠原(前19分) ＦＷ 長谷川 ＦＷ 柳沢 [SUB] ＧＫ 高桑 ＦＷ 鈴木 ＦＷ 真中 |
|
【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 斎藤 ＤＦ 實好 ＤＦ 宮本 ＭＦ 新井場 ＭＦ 戸倉 松波(後1分) ＭＦ 森下 ＭＦ 稲本 ＦＷ 廣長 小野(後32分) ＦＷ 小島 エムボマ(後1分) ＦＷ 平岡 [SUB] ＧＫ 松代 ＭＦ カーリッチ |
平岡・廣長を２列目に配し、前半は失点０に抑える作戦。
前半４分、４人に囲まれたビスマルクからのスルーに長谷川がシュート、岡中ファインセーブ。
５分、斎藤からのフィードパスから稲本が左サイドを切り込みセンタリング。
６分、平岡・森下から小島へと速攻の形が出来始める。
７分、ＧＫのこぼれ球を小島が落とし。平岡がロングシュートを放つがゴールわずかに上へ。
稲本が左サイドを積極的に攻め上がり、チャンスを作る。
１５分、森下のバックチャージでビスマルクが負傷退場。
１８分、森下・平岡から小島が裏に飛び出し、センタリングを入れるが平岡に合わず。
１９分にビスマルクに代り、小笠原が入る。双方外国人はゼロとなった。
前半３３分、ガンバのＧＫを落としたところ中央で名良橋がキープ、全速力での中央突破に戸倉はついていけず、さらにカバーに入る稲本も振り切り、増田とのワンツーでＧＫの前へ抜け、先制される。
後半は戸倉と小島を下げ、エムボマ・松波を投入。
７分、名良橋のクロスはポストに跳ね返り、さらに増田のシュートもポストに跳ね返る。
１１分、新井場のバックチャージに増田が負傷退場。１５分に内藤が入り、阿部の位置に入る。
１５分、松波のスルーパスに廣長がＧＫの前でボールをキープ、しかしこの決定機にシュートを打たず、横にパス出ししカットされる。絶好のチャンスなのに。
２０分を過ぎると、お互い中盤が間延びしだし、ゴール前からゴール前へと見る方にはスリリングな展開となる。
２２分、長谷川がヘッドで落とし、小笠原がシュートするが、岡中のファインセーブ。さらに長谷川のシュートはゴール上へ。
２３分、ガンバも森下のセンタリングがゴール前の廣長に渡るがシュート出来ず。
２６分、柳沢がガンバＤＦの裏に抜けシュート。
３１分、エムボマのヒールパスから右サイド上がった新井場がダイレクトにセンタリングのチャンス。
３５分、ガンバのチャンスも攻撃陣は中央に５人が団子状態。
３７分、エムボマのスルーパスに松波が抜けたと思ったが、秋田が倒しイエローをもらう。
４０分、エムボマが左サイドから強力なミドルシュートはサイドネットに突き刺さる。
４４分、小笠原のシュートを岡中、またまたファインセーブ。
惜しくも１点差で黒星。
しかし、積極的な姿勢がプレー内容に戻ってきた。
岡中もファインセーブ連発。エムボマもわずかながらに復調のきざし。
昨年のガンバが戻りつつある予感。
98/04/11
第５節 対エスパルス ● １−２ 万博 6601
| ガンバ |
１−１ ０−１ |
エスパルス |
▽得点者 前半13分 小島(C) ｱｼｽﾄ：斎藤(L) 前半39分 澤登(L) ｱｼｽﾄ：ｵﾘﾊﾞ(C) 後半19分 ｵﾘﾊﾞ(C) ｱｼｽﾄ：澤登(C) ▽警告 【Ｇ】宮本、斎藤、播戸 【Ｓ】伊東、大榎 |
【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 斎藤 ＤＦ 實好 ＤＦ 宮本 播戸(後22分) ＤＦ 新井場 ＭＦ 平岡 ＭＦ 廣長 ＭＦ 稲本 カーリッチ(後34分) ＭＦ クルプニ ＦＷ 小島 ＦＷ 松波 森下(後8分) [SUB] ＧＫ 松代 ＭＦ 戸倉 |
|
【エスパルス】 ＧＫ 真田 ＤＦ 斎藤 ＤＦ 安藤 森岡(後1分) ＤＦ 戸田 ＤＦ 市川 ＭＦ サントス ＭＦ 大榎 ＭＦ 伊東 ＭＦ 澤登 西沢(後39分) ＦＷ オリバ ＦＷ ファビーニョ 長谷川(後20分) [SUB] ＧＫ 中原 ＦＷ 平松 |
試合前、早々とコンシリアがベンチに座る。
ウォーミングアップ時に、あの選手は誰や、と聞かれ播戸のサブ入りに気づく。
それにちょんまげのクルプニ、あれを目印に後からクロスを入れればおもしろい（笑）。
開始早々いきなりクルプニにダイレクトの縦パスで松波が裏に抜けチャンスを作る。
しかし前半６分、澤登のシュートを岡中の飛び出しで阻止した後、ペナルティエリア前にぽっかり穴が空き、大榎がフリーでシュート。いやな予感が頭をよぎる。
中盤はエスパルスが支配するも、１３分ガンバの速攻。斎藤のフィードパスで一気に小島が裏へ抜け、トラップ・ドリブル・シュートと早業で先制。
エスパルス中盤はポジションチェンジを繰り返し、ガンバのマークは合わせるのが精いっぱい。
澤登が前へ出たり、伊東が逆サイドへ流れたり、巧い。
ガンバの選手は、相手に引きずられて中央に集められ、両サイドに大きなスペースが出来る。
そこに市川・安藤、さらには斎藤が上がってくる。
３０分、松波が縦パスをワントラップで切りかえしてシュート。
３５分、宮本がイエローをもらう。
３９分、岡中のＧＫのキックミスから上がりかけた最終ラインの前のオリバへ渡り、チェックに行った宮本をうまく交わされ、左サイドフリーの澤登が岡中の動きを見てゴールへ蹴り込み同点。
ゴールマウスを捉えるものは少ないが、後はエスパルスのシュートの嵐。
ロスタイム、中央松波のキープから平岡が一気にゴール前へ切り込みシュート、ボールはゴールを大きく外れる。
後半ガンバの動きがわかったというアルディレス監督は、右ＳＢ安藤を下げ戸田を左、市川を右、森岡をＣＢに入れる。
５分、ピンチに斎藤が市川を倒して阻止、イエローをもらう。
８分、ガンバは松波を下げ森下を２列目に入れ、クルプニをトップに上げる。
１５分、飛び出した岡中と澤登が交錯、ボールは無人のゴールの横へ転がる。
１８分、稲本から決定機の形のパスが中央の森下へ。しかし、ルックアップ出来ないのか迷って地団太、ラストパスを出せず。
１９分、澤登からの縦パスが、相手が一人残っているのに前へ上がってしまった宮本の裏へオリバへ通りシュート、逆転される。しょうもないミス。廣長が指示しているのに（怒）。
２０分、エスパルスはファビーニョに代え長谷川を入れる。
２１分、ガンバも注意力が切れた宮本を下げ、森下・廣長を後方へシフトし、Ｊデビューの播戸を入れる。
前線で小島・播戸が走り回り相手を撹乱、ガンバもペースをつかむ。
２５分、左サイドクルプニのセンタリングに小島が頭でゴール前に落とし、播戸が得点のチャンス。しかし相手４人に囲まれシュート出来ず。
中盤の守備は壊滅状態、全員が最終ラインに並び前線との２ラインを形成。こぼれ球もまったく拾えない。それに、市川の上がりをケアーするのに４人も必要ないだろう。
３５分、稲本をカーリッチに代える。
３６分、廣長の縦パスに播戸が裏の抜け、ＧＫと１対１となるがＧＫと交錯、初イエローをもらう。しかし、出場１５分で、こういう場面を作れるということは今後も期待できる。サテで得点重ねてる実績もダテではない。
しかしガンバの反撃もここまで、斎藤が大腿部打撲で痛そうにプレーするし、クルプニはシュート時に相手選手と交錯し捻挫、タンカーで運ばれ終盤１０人で戦う羽目に。
しかしながら、１０人となり廣長が積極的に中盤に上がりゲームメーク、前へ向く姿勢で一人少ないような印象はなかった。なぜこの姿勢をもっと早くから出だせないのか、ヤングガンバ。今日全員の前向きな気迫を感じたのはこの最後の数分間だけ。昨季、エムボマがいなくてもクルプニがいなくてもアントラーズに勝ったことを思い出せ！
小島以外のＵ−２１合宿帰りの宮本・稲本が、疲れなのかいまいち動きが冴えない。
リベロは宮本より廣長の方が安定感があったし、前をよく見てる。最終ラインから決定機を作るラストパスが出せるし、指示も出せてる。稲本のパスは力が入らず危険なところでカットされる。
宮本の交代がもう少し早ければ失点もなかったかもしれないし、播戸にもう少し慣れる時間があれば、何とかなったかもしれない。
それに中途半端な中継ぎ体制の弊害が出てきたか。お願いしますよ、コーチングスタッフの皆様。
98/04/04
第４節 対コンサドーレ ● ０−１ 室蘭入江公園 8169
| コンサドーレ |
０−０ １−０ |
ガンバ |
▽得点者 後半23分 ﾊﾞﾙﾃﾞｽ(C) ｱｼｽﾄ：吉原(C) |
【コンサドーレ】 ＧＫ ディド ＤＦ 古川 ＤＦ 渡辺 ＤＦ 木山 ＭＦ 田渕 ＭＦ バウテル ＭＦ 村主 ＭＦ 黄川田 ＭＦ マラドーナ 後藤(前28分) ＦＷ 吉原 ＦＷ バルデス [SUB] ＧＫ 加藤 ＤＦ 梶野 ＭＦ 村田 ＦＷ 深川 |
|
【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 斎藤 ＤＦ 實好 ＤＦ 宮本 ＤＦ 平岡 ＭＦ 新井場 ＭＦ 廣長 ＭＦ 稲本 ＦＷ クルプニ 海本(後23分) ＦＷ 小島 ＦＷ エムボマ 松波(前28分) [SUB] ＧＫ 松代 ＭＦ 森岡 ＭＦ 森下 |
まだ１勝もしていないコンサドーレ相手の初アウェイ戦。
前半４分、左サイド平岡の突破から中央のクルプニがチャンスを作り攻撃開始。
しかし、コンサドーレも５分、右マラドーナの突破から吉原がゴール前へセンターリング、宮本がクリア。
お互いサイドを使った攻撃を仕掛ける。
７分、クルプニのロングフィードに素早く反応していた新井場が、右サイドを駆け上がりチャンスを作る。
１２分、稲本のクロスにエムボマがディドと競り合い、背中から落ち痛める。
１４分、宮本のヘッドでのバックパスに岡中が判断誤り足で処理、慌てたクリアボールを吉原がシュート、それを岡中がペナルティライン付近で阻止、さらに跳ねかえったボールを再度吉原がシュート、これも斎藤が阻止しピンチを切りぬける。
１６分、ガンバ自陣での小島のパスカットからエムボマのヒールでのワンツーを入れ速攻、一気に左サイドから逆サイドへエムボマを越えたクルプニへのクロス、クルプニがシュート。奇麗な速攻だった、こういう形で点がとれていれば・・・。
２８分、コンサドーレは足を痛めたマラドーナが後藤と交代、既にＷ杯モードに入ってさぼり癖のついたエムボマを見てか、フェルナンデス監督はダブルボランチから村主を２列目に上げ攻撃力を強化。
。
同じくガンバもそのエムボマを、大事をとったのか、怠慢プレーからか松波に代える。
一方、ガンバはコンサドーレの中盤のチェックに押され、中盤からの展開が出来ずパスミスを連発する。
４０分、小島の横パスからクルプニが強烈なシュートを放つがディドにカットされる。
後半９分、左サイド平岡のキープから中央の廣長へ、これをダイレクトで左のクルプニ、そしてセンタリングに松波がシュートを放つが惜しくもクロスバーを叩く。
１４分、稲本のロングパスを小島がスルーし、右サイド上がった新井場へ、そしてセンタリングを入れるが松波が空振り。
１５分、右サイド小島のキープから後の新井場へパス、これをダイレクトでゴール前の松波へクロスパス、松波が後方への１２０度ヘッドを見せる。
１９分、クルプニのセンタリングに小島が得意の回転シュート。
このガンバに向いた時間帯に得点できなかったのは痛い。
２３分、コンサドーレは吉原とバルデスがパス交換で中央突破、バルデスのシュートが決まり先制。
直後にクルプニを下げ海本を投入。流れは完全にコンサドーレに傾く。
チャンスは２７分に稲本が、ガンバ自陣からドリブル・シュートを見せるだけ。
１点差を縮められず２敗目を喫っし、１１位後退。
エムボマ・クルプニを欠いた終盤のヤングガンバは、ターゲットが定まらず為す術がない。
ガンバのU-21代表候補が揃い踏みした終盤はアピールするチャンスだったのだが。
このままでは、候補止まりの可能性も大きい。
98/03/28
第３節 対アビスパ ● ３−２ 万博 5121
| ガンバ |
１−２ ２−０ |
アビスパ |
▽得点者 前半２分 小島(C) ｱｼｽﾄ：ｸﾙﾌﾟﾆ(R) 前半24分 中払(C) 前半39分 中払(PK) 後半８分 ｴﾑﾎﾞﾏ(C) ｱｼｽﾄ：稲本(L) 後半39分 廣長(FK) ▽警告 【Ｇ】海本、ｸﾙﾌﾟﾆ、小島、ｴﾑﾎﾞﾏ 【Ａ】藤本、西ヶ谷 |
【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 斎藤 ＤＦ 實好 ＤＦ 宮本 ＤＦ 新井場 ＭＦ 廣長 ＭＦ 海本 平岡(後1分) ＭＦ 稲本 ＭＦ クルプニ 松波(後1分) ＦＷ 小島 森下(後44分) ＦＷ エムボマ [SUB] ＧＫ 松代 ＭＦ 森下 |
|
【アビスパ】 ＧＫ 立石 ＤＦ 横山 ＤＦ 西ヶ谷 ＤＦ 岩井 ＤＦ 久永 ＭＦ マルコス ＭＦ フェルナンド ＭＦ 藤本 ＭＦ 中払 森(後42分) ＦＷ 上野 山下(後27分) ＦＷ オビク [SUB] ＧＫ 佐々木 ＤＦ 古邊 ＭＦ 栄井 |
昨シーズンの借りを返すべく、開始早々から海本を使ったサイド攻撃をみせるガンバ。
右サイドでは、五輪候補の中払と海本が対峙、未知数だったフェルナンドは稲本がケアー。
前半２分、右サイド海本が攻め込み中央廣長へ戻しゴール横のクルプニ、そしてゴール前の小島へ速いパス回しから小島が２７０度回転シュートですんなりと先制。
さらに３分、クルプニから中央エムボマへスルーパスはスルー、逆サイドの小島がノーマークのシュートチャンスを作る、が、シュートはゴール右へ転がっていく。
アビスパもパスカット後の攻撃でガンバ自陣まで攻め込むが、ミドルシュートをすぐ打ってくれるので守備は楽。
１５分、藤本の新井場に対するラフプレーでイエローが出る。さらに２分後にも藤本が新井場を後からかます。
１９分、中央宮本から左エムボマへパス、これをエムボマはシュートするが、惜しくもゴール左へ。
さらに２０分、右サイドを切り込んだ小島がゴール前へクロスを入れるが、エムボマのヘッドはＧＫ正面。
次第にアビスパのテンポに合わせたかのように選手の集中力が散漫になってくる。
２４分、クルプニの軽率なバックパス？は海本の抑えを振り払ったノーマークの中払への絶好のアシストとなり、これを中払が岡中の頭上を越え落ちる豪快な２０ｍシュートを決め同点にされる。
３０分、アビスパのＧＫ立石がゴールキックの際、ボールを持って歩き不用意にファウル、ペナルティエリア内からの間接ＦＫのチャンス。エムボマのＦＫからクルプニと渡り、宮本がシュート。
３９分、右サイドガンバゴールライン際で、海本が一瞬緊張感が切れたかのように、ペナルティエリア内で相手にボールを渡してしまい、慌てて後方から倒しＰＫ。これを中払が決め逆転される。
４４分には、クルプニが後方タックルでイエローをもらってしまう。
後半は前半失点の原因を作ったクルプニと海本に代え、松波と平岡を入れる。
エムボマが左サイドで前を向くプレーが多くなり、完全にガンバペースの展開。
後半５分、左サイドで稲本が横山を抜きセンタリング、これに松波がオーバーヘッドで合わせるが惜しくもバーの上へ。
８分、いつのまにか左サイドに上がっていた宮本のキープから後方の稲本へ戻し、稲本のロングパスからエムボマがワントラップでＧＫ横を抜く右足シュートを決め同点に追いつく。
ガンバはアビスパゴール前でパス回しを見せるが呼吸がなかなか合わない。
廣長も前線にからむ攻撃を見せ、アビスパペナルティエリア付近でチャンスを作る。
２３分に小島からのパスに廣長のシュートはＧＫ正面。
２８分、やっと見せた！、目の覚めるようなエムボマのキャノン砲、しかしゴールのわずか左へ。
３１分、この試合でアビスパが自ら作った最大のチャンス、フェルナンドの速攻からゴール横へのパスを折り返すが併走した選手にわずかに合わず。ガンバにとってはラッキーものだった。
３４分、斎藤がオーバーラップから果敢に攻めペナルティエリア付近で倒されＦＫのチャンス。
このチャンスを前にエムボマ・宮本・廣長の秘密会談（宮本が通訳？）。そして自ら蹴らしてくれと嘆願した廣長のＦＫは華麗な弧を描きゴール上隅に吸い込まれた。何とも華麗なＦＫだった。
４１分、平岡のオーバーラップからのシュートを惜しくもクロスバーを叩く。
ヒーローインタビューを受けたのはもちろん廣長。
五輪候補に選ばれた海本は、同じく五輪候補の中払に完全振り回され今１つ。
逆に選ばれなかった新井場は、左右のウィングも無難にこなし、王手をかけたのでは。
苦手なアビスパ相手に、ガンバ(+中払)の一人芝居な内容であった。
もっと楽に勝てる内容なのに、一瞬の緊張感の抜けたプレー２つから２失点。
廣長の一発で何とか９０分内白星にした試合。８位。
98/03/25
第２節 対サンフレッチェ ● １−０ 広島ビッグアーチ 10457
| サンフレッチェ |
０−０ ０−０ ０−１ |
ガンバ |
▽得点者 延前９分 稲本(R) ｱｼｽﾄ：小島(L) ▽警告 【Ｓ】ｱｰﾉﾙﾄﾞ |
【サンフレッチェ】 ＧＫ 下田 ＤＦ 宮沢 ＤＦ 小島 ＤＦ ボボヴィッチ 金本(後33分) ＭＦ クルーク ＭＦ 吉田 ＭＦ 皆本 伊藤(後21分) ＭＦ 山根 ＭＦ 服部 ＦＷ アーノルド ＦＷ 久保 [SUB] ＧＫ 山口 ＭＦ 古賀 ＦＷ 松永 |
|
【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 斎藤 ＤＦ 實好 ＤＦ 宮本 ＤＦ 平岡 ＭＦ 海本 カーリッチ(後37分) ＭＦ 廣長 ＭＦ 稲本 ＦＷ 松波 新井場(後23分) ＦＷ 小島 ＦＷ エムボマ [SUB] ＧＫ 松代 ＭＦ 森岡 ＭＦ 森下 |
開始からサンフレッチェはサイド攻撃を仕掛け、右サイド（服部・海本）での攻防が続く。
前半１１分、サンフレッチェ吉田からのパスに久保が、飛び出していた岡中のいないゴールにシュート。しかし、ゴールにはカーバーリングしていた宮本が立ちはだかっていた。
１３分、左サイドからエムボマが、中央の松波と大きなワンツーでダイレクトシュートを見せるが、ゴール左に外れる。
ガンバはパス回しで相手守備を崩そうとするが、ラストパスは大きいクロス１本で終り。
一方、サンフレッチェは高さを生かし、サイド攻撃からシュートまで繋がる攻撃を見せる。
３０分過ぎると、廣長が積極的に攻撃参加。ガンバはパスを廣長に集め、徐々に形になってくる。
３６分になってガンバは海本が攻め上がり、ようやくサイド攻撃の形を見せる。
その直後の３７分、廣長のＣＫからエムボマが後頭部ヘディングシュート、これを吉田が宮本とひけ劣らぬナイスカバーリングではじき出す。
４２分、廣長の相手ＤＦ３人を抜く絶妙なロングスルーパスを見せ、松波がＧＫと１対１。しかし、松波のシュートはゴールはるか上空へ。華麗な廣長のアシストなのに決めてやれよ、松波。
後半に入っても前半同様、お互い決めてに欠く。
１３分、ガンバのＦＫのクリアーボールを稲本がミドルシュートを見せるが、ジャストミートせず。しかし、このシュートがＶゴールへの伏線となる。
１４分、小島の左サイドからのセンタリングにエムボマがヘッド。エムボマがＧｏｏｄサインを送る。
１６分、松波のクロスにエムボマが折り返そうとするがジャストミートせず。
エムボマの動きはいまいち正確性に欠けるようだ。
サンフレッチェは２１分、皆本を伊藤に代える。
その直後の２３分、ガンバは松波を新井場に代える。
３０分、サンフレッチェはポポヴィッチを下げ金本を入れる。
ガンバは３７分海本をカーリッチに交代させ、新井場を右サイドに入れる。
カーリッチが入ったことにより中央のクルークが引き出されるようになってくる。
４３分、平岡が相手と交錯し鼻血が出て、応急処置をする。これで鼻骨骨折。
お互い９０分間決めてに欠き延長へ突入。
延長前半７分、エムボマがセンターライン付近から長いドリブル、シュートを見せる。
そして９分、右サイドに上がった平岡・カーリッチ、一旦戻したパスを新井場が逆サイドに開いた小島へクロス、小島が落としたところへ稲本が飛び込み豪快なミドルシュートで決着をつける。
稲本を抱き上げて喜ぶエムボマ、嬉しそうに右手を上げるコンシリア、最後に新井場と抱き合う稲本。
もちろんヒーローインタビューは稲本。
今どんな気持ちですか？
｢その前に何本か結構はずしてたんで嬉しいです｣（１本だけだぞ＜稲本）
次の試合に向けての抱負は？
｢まだ始まったばかりなんで、優勝狙ってがんばりたいと思うんで、応援よろしくお願いします｣
98/03/21
第１節 対セレッソ ● １−２ 万博 15193
| ガンバ |
１−１ ０−１ |
セレッソ |
▽得点者 前半16分 ｸﾙﾌﾟﾆ(C) ｱｼｽﾄ：實好(R) 前半41分 森島(L) ｱｼｽﾄ：鈴木(C) 後半42分 横山(C) ｱｼｽﾄ：ﾏﾆｯﾁ(L) ▽警告 【Ｇ】森下、ｸﾙﾌﾟﾆ 【Ｃ】ﾏﾆｯﾁ、勝矢 ▽退場 【Ｇ】ｸﾙﾌﾟﾆ(後6分) |
【ガンバ】 ＧＫ 岡中 ＤＦ 斎藤 ＤＦ 實好 ＤＦ バブンスキー ＭＦ 平岡 ＭＦ 廣長 ＭＦ 森下 新井場(後17分) ＭＦ 稲本 宮本(後34分) ＭＦ クルプニ ＦＷ 小島 森岡(後27分) ＦＷ エムボマ [SUB] ＧＫ 都築 ＦＷ 松波 |
|
【セレッソ】 ＧＫ 下川 ＤＦ 蔵田 ＤＦ 勝矢 ＤＦ 河 ＤＦ 清水 ＭＦ 稲垣 堂森(後11分) ＭＦ 森島 ＭＦ 高 ＭＦ 鈴木 ＦＷ マニッチ ＦＷ 西澤 横山(後30分) [SUB] ＧＫ 武田 ＤＦ 木澤 ＤＦ 佐々木 |
大阪ダービーとなった'９８Ｊリーグ開幕戦。
ガンバは右サイドの戸倉や海本が不調なのか出場せず。セレッソの左サイド河・高の猛攻をいかに抑えるかに注目。
しかしその心配をよそに、開始早々からガンバの積極的な攻撃。
前半２分、早速クルプニの縦パスからエムボマが絶妙なトラップでＤＦをかわしペナルティエリア内でシュートチャンスを作るが、エムボマのシュートはゴール方向へ飛ばず。
さらに３分、平岡のセンタリングから廣長のボレーシュートはゴール上へ外れる。
６分、右に開いた小島のセンタリングにエムボマがシュート、ゴール上へ。
どうも、今日はエムボマの決定力がない。
８分には、クルプニがペナルティエリア内で倒されるがＰＫにはならず。
１５分、斎藤のロングフィードからエムボマがバックヘッドで落とし、攻め上がった稲本がシュートするがこれはＧＫ正面。
１６分、セレッソボールをカットした實好からクルプニへ、クルプニがドリブルから左足でのシュートがゴール左隅へ突き刺さり先制。
２７分、ガンバのショートＣＫからクルプニのセンタリングに平岡のダイレクトシュートもゴール上。
２９分、エムボマのスルーからクルプニがゴール横で折り返し、ゴール前の小島へ、しかしボールはゴール内ではなく横へ。
セレッソもガンバも最終ラインを押し上げる暇も無いほどお互いのゴールからゴールへと速攻の応酬。
見る方にはバスケットのようにおもしろい展開。
前半終了近くなると、ガンバ選手の集中力（特に右サイド）が切れたように、セレッソの左サイドの突破を許すようになる。
４１分、河のオーバーラップを左コーナーまで許し、森下がファイルで止める。
そして、そのＦＫのこぼれ球からの鈴木のパスが森島の前へ。森下がヘッドでバックパスのようなクリアをかろうじてするが、森島が岡中の動きを良く見てシュート。同点に追いつかれてしまう。
後半に入ると早速２分、斎藤のトラップミスから逆襲カウンターのピンチ。
両者ともエキサイティングしだし、クルプニが勝矢に対するプッシングでイエロー。
さらに６分、クルプニが勝矢への危険なスライティングタックルで２枚目のイエローで退場。ガンバにとって厳しい状況となる。
１１分、セレッソは稲垣を堂森へ代え、攻撃的に出る。
しかし直後、稲本のロングスルーから森下がシュート、しかしゴール上へ。
１７分、その森下が新井場と交代。
２４分、實好のフィードからエムボマがクロス、そのクリアボールを稲本がシュート、これまたゴール上へ。
２７分、疲れの見えた小島が森岡と交代。
２８分、エムボマのパスから廣長のシュートもゴール上へ。
シュートまでの形は出来ているのだが、シュートが枠へまったく飛ばず。決定力の無さは変わっていない。
セレッソも３０分、河のスルーからマニッチが折り返し、森島がシュートするがミスキック。
３４分、稲本が宮本と交代。
直後、ガンバのＣＫからエムボマが落とし、宮本がＧＫをかわしシュート。しかしボールの飛んだゴール右にはセレッソの選手が立ちはだかっていた。さらにそのクリアボールから森岡・平岡と渡りバブンスキーがシュート、ＧＫ正面へ。
終盤になると、前半と同じようにガンバ選手の集中力が切れたようになり、セレッソの左サイドの攻撃を許すようになる。
３９分、攻め上がった河のシュートは岡中がファインセーブで阻止。
ゴール前まで河に上がられて、ノーチェックでシュート打たせてしまう。
そして４２分、セレッソの速攻からマニッチが長い距離をドリブルで持ち込み、ゴール左からゴール前への速いパスは、岡中の手とバブンスキーの足先をかすめ横山が押し込み逆転。そのまま試合終了。
セレッソと比べると内容的にはガンバが優っていたが、選手に対するモチベーション高揚策に差が出たか。
クルプニがいなくなった時の対応、選手交代後のＣＫのキッカーを誰にするのか、選手の交代、試合中の臨機応変な対応が遅いような気がするが、これはコーチングスタッフの問題か。
黒星スタートとなってしまったが、セレッソの出来もよかったことを考えれば、まずまずの第１戦でした。
date:97/04/06 14:31
name:Miho
開幕戦の時のガンバターゲットはユースの大黒、岡田、木村が挑戦しました。みんな３枚の壁を越えることが出来ませんでした（大黒、岡田は３枚。木村は何枚かわからないけど３枚以下でした）
開幕戦を見るのは初めてだったので、本当にわくわくしていました。花火にバンドの生演奏。派手でしたね ^^;
キックオフ直後はボールの競り合いとかテンポも良くていいなぁ、と思っていたんですけど、シュートにいくとみんなバーを越えていきました。特にエムボマのシュートミスはひどくて、昨年の得点王というのがウソのようでした。クルプニのパスもあまり良いところには行かなくて、去年の悪かった時期に戻ってしまったようでした。
逆に良かったのは小島くんで、やはり彼のスピードに乗ったドリブルは最高でした（先輩も大喜びしていました ^_^）ただ彼も決定力はいまいちで、何度かチャンスをつぶしていました。
広長もポジショニングが良かったと思いますし、パスも良いところに出していたと思います（皆さんはあまりいい評価をしておられませんが）
森下さんや稲本くんは相変わらずバーの上に飛ばしていました。
クルプニの得点はとてもきれいに決まったと思いました。これで波に乗るかと思ったんですけどね。
DF陣も良かったです。みんな１回づつくらい変なことしてましたけど ^^; 大ちゃんも何度も相手のシュートを体を張って止めていました。何度かあった決定的なチャンスもDF陣の頑張りで押さえていました。
ガンバの攻撃も何度か決定的な場面があったんですけど、パスが長すぎたり呼吸が合わなかったり、バーを越えたりと自滅状態。
42分に森島に決められましたが、ガンバのDF陣はオフサイドにかけたと思いこんでいたみたいでした。一瞬動きが止まったように見えました。同点に追いつかれてからは何だか雰囲気が悪かったと思います。
後半が始まるとほとんどセレッソペース。クルプニは必要ないカードをもらうし…しつこく抗議しているからヤバイなぁ、と思っていたんですけどね。そして２分後には切れて２枚目のイエロー。不安的中というか…やっぱり、という感じでした。
エムボマと広長の華麗な１．２もあったんですけど、ＧＫと近すぎて打てませんでした。
新井場くんが途中で入ったんですけど、１人足りない苦しい状況だったのでそこまで動き回れてはいませんでした。それでも去年出場したときよりもよく動いていたと思います。相手のミスとDF陣の踏ん張りでピンチも凌いでいたんですけど、終了間際の42分に決められて（前半と同じ時間帯）しまいました。
ほとんどの観客はこの時点で帰りはじめました。なぜ最後まで応援しないんでしょう？何だか残念な気持ちになりました。最後の最後、44分のFKのチャンスもボールを見失う選手がいたりとちぐはぐしていました。
エムボマはほとんど動いていません。ボールが長いと追いかけようとしない。数試合やって感じたんですけど、去年優勝争いをしていたときのような雰囲気を感じられません。特にクルプニとエムボマはなんでしょう？自分の国の代表のことが頭にあるのかもしれないですけど、所属している以上はガンバのことをしっかりと考えて欲しいです。少なくとも今は。
そして日本人選手にもしっかりと頑張って欲しいです。チームをまとめようという強い気持ちを持った選手の出現を望みます。
観戦レポート送って頂いた方、ありがとうございました。
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