GAMBA観戦記1994(No.3)


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1994プレシーズンマッチ

1994ナビスコカップ

94/02/19
対ヴェルディ ● 2−1 甲子園 

甲子園がサッカー場に早変わり。

プレシーズンマッチとはいえ、そこそこ主力の揃っているヴェルディに勝ちました。

ユニホームに慣れていないのか? 相手を間違えたプロタソフのパスで、不幸にもレッドカードと1点を取られてしまいましたが、その後、急に激しくなったヴェルディの当たりも、安定間のあるDF陣が頑張ってうまく逃げ切りました。

復活試合でいきなりのスーパーセービングを見せてくれた本並、プロタソフを中心にした橋本らの守りなど守備面の仕上がりが良かったです。

攻撃陣も、松山、見田、森岡、磯貝となかなかやってくれました。特に、見田は、去年の8/8でのサテライトの対市原戦で見た時とは大きく変わっていました。あの頃はかなり太めだったのに、今回は結構体が締まっていました。あの時も思いきりの良いシュートを打っていて、DFなのに一人で2点取ってました。(ちなみに、その時の山口の情けなかったこと…)これからの活躍に期待したいです。

これに、アレイニコフ、プロタソフ、さらに代表でいない松波や山口が加わればシーズン中でも勝てそうですね。特に、超高速FWと噂されるプロタソフと松山のコンビが噛み合えばかなりの破壊力をもつと思います。

フラビオはMFでしたが、いまいちでした。


94/02/22
対インテルナシオナル  0−6 万博 17186

なんと0−6で負けるとは。

GK白井に容赦のない野次が飛ぶ。
寒い試合でした。ナガシマコールまででる始末。
2点は本並だったら押さえていたのでは。GKもまずい。

前半は殆どチャンスはありませんでしたが、その分守りもそこそこだったと思います。

ガンバはパスが全く繋がりません。これはヴェルディ戦もそうだったのですが、この時はヴェルディもパスがあまり繋がっていなかったので、致命的な問題にはならなかったのですが…。やはり、インテル・ナシオナルはオフ・シーズンではないから調子も良いのでしょうか。

それに、今日の松波は何故かDFをしていました。一応、ポジションはMFと発表されていましたが、実際にはDFライン左側に並んでプレーしていました。これが失敗で前半のPKと自殺点に加え、集中力の切れた後半スペースを与えてカウンタ4発食らってしまいました。

松波が下がりすぎてディフェンスラインにいたせいか、DFの島田や浅野等が本来のポジションでプレーできず? 後半DFが破綻した一因になったと思います。

中盤もアレイニコフと礒貝の連携の問題で、礒貝が中盤からはじきだされていました。

敗戦の原因はこの中盤のまずさと左サイドバックの弱さだったのでは。

期待していたプロタソフは足を心配してか、全く全力で走る気が無かったようです。
プロタソフに限らず、ガンバは「勝つ」よりも「怪我をしないように」という思いが強かったように思います。


94/02/26
対サントスFC  1−2 鳴門 12058

四国までフェリーに乗って観戦ツアー。

スタジアム前では四国の子供に『ガンバ大旗頂戴』とねだられる。
ガンバゴール裏での観戦。この日遠征して来ていたガンバサポータは3・4人、彼らが少ないゴール裏の音頭をとるが、こちらの人は慣れないのか今いち盛り上がらない。

サントスFCは、前半は様子見の展開。
その間ガンバは礒貝・プロタソフから攻撃をしかけるが、得点にはならず。
逆に前半43分、サントスFCのすばらしいFKで失点。

さらに、後半1分右からのクロスにヘディングを決められる。

ガンバは後半31分、右サイドのアレイニコフからのセンタリングに山口がゴールを決め1点返すがこれまで。

中盤の礒貝とアレイニコフは依然連携がとれていない。


94/03/04
対グレミオ  0−1 万博 19864

本並内臓プロテクターで復活。

しかし、グレミオがガンバをスピード・テクニックで速いカウンター攻撃で圧倒する。

ガンバは本並が再三ファインセーブを見せる。

しかし、後半23分ガンバゴール前でグレミオのシュートを石井が体で防いだが、そのボールがゴール前へ飛びヘディングを決められる。

完封負けでしたが、失点もアンラッキーな1点だけだっかのは喜ぶべきか?


94/07/27
1回戦 対サンフレッチェ ● 2−1 万博 19235

無理矢理ガンバが勝ちました。

バクスターは「主力が抜けていて練習ができていない」と言ってますが、ガンバも同じかそれよりひどい状況だったんだから、その点では同じ。

しかし、相変わらずの左サイドバックで、あのサンフレッチェの1点は木山のミスから生まれたようです。現ドイツ代表・ワグナーは大金積んででも獲得する必要がありますね。

前半8分に右サイドの盧からチェルニーにゴールされ先制されての逆転勝利。 しかし、勝ったとはいえ、礒貝のFKからフラビオの頭で決めたセットプレーとPKから点を取っただけなので、やはりガンバも主力が抜けていただけ、練習不足ということでしょうか。攻撃の流れの最終段階として打ったシュートで点を取ってくれないと、安心できない。

どうやら、見田がトップに戻ってきたみたいですね。これで、1STステージ前半のようなガンバにもどれるか…。

ところで、
プロタソフ「誰だい?君は? 新入団選手かい?」
   礒貝「はい。新人選手です(笑)」
ということで。礒貝がスポーツ苅りになってました。すごく妙な感じでした。
松波もやればいいのに。


94/07/30
2回戦 対レッズ ● 3−0 万博 20556

ブッフバルト+バイン登場。

ガンバはこの2人を避け、徹底的にサイドからの攻撃を仕掛ける。
前半19分、右CKショートコーナーから右サイドの森岡がファーポストのプロタソフへセンタリング、プロタソフがヘッドで折り返しアレイニコフがワントラップでシュートし先制。

42分、礒貝の左CKを島田が頭で合わせ2点目。

さらに後半33分には、左サイド見田からのパスを森岡が決め3点目。

レッズはミスが多いうえ、中盤のチェックも甘く、ガンバ選手を自由にしていた。

これで準決勝進出。
だが、相手がヴェルディとは不安を隠せない。


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