1993ニコスシリーズ
ジーコもアルシンドもいないアントラーズ。
さらに黒崎も本田もいない、アントラーズはいまいち。
ガンバも賈抜きでDHに東をいれるが、サントリーシリーズ後半の勢いはどこへ。
決定不足の問題が再浮上。永島が2度の決定的チャンスをはずす。
0−0で迎えた延長後半2分、ヘジスの右CKをファーポストに飛び込んだサントスが、高い打点のヘッドを決めて決着。
期待のアレイニコフはデビューせず。
前半はやや押していたものの、シュートゼロ。
後半8分右サイドラモスのクロスパスがゴール左の武田へ、武田が今藤をかわし先制点をあげる。
35分、ビスマルクからのパスをカズは決め2点差。
カズの結婚式前日。
すべてがカズへの結婚前祝いとなってしまった。
アレイニコフのデビュー。しかし他の選手と呼吸があわず。
全体的にはガンバが優勢。しかし、レッズは組織的に早いプレッシャーを掛けてきていたので、ガンバもパスがつながった訳ではない。7/24のアントラーズ戦のように、出すパスのほとんどが敵に取られていたようだ。
プレッシャーがキツイせいかガンバの選手は回りを良く見ずに、もらったらすぐにパスを出している。パス出しが早過ぎるために、見方も反応できませんし、敵もフォーメーションを崩さない。
礒貝は、以前はドリブルで相手を突破していたが、ニコスシリーズになって、ほとんどドリブルをしなくなったように思う。つまり、敵を引きつけてオープンスペースを作り、そこへ走り込んだ見方にパスをするといった意図がほとんどないように思う。釜本監督の作戦か。
結局、前半3分の失点が重く敗戦。
前半はサンフレッチェペースだったものの、後半開始早々4分に右サイド切り込んだ礒貝が片野坂をカバーにきた上村を華麗なドリブルでかわしゴール前の永島へセンタリング、カバーしたDF松田の背後から足を出し永島が先制ゴール。
後半30分、クリアボールを拾った久高がアレイニコフとトントントンと息のあったワンツーで15mフィニッシュ。
ガンバもこれだけやれるんだ!
ガンバ大阪にメトコフ旋風が吹き荒れる!
メトコフはすごいっ!! さすが、現役ブルガリア代表。
ゴールした2本のシュートを始め、右足のアウトサイドを使った意表をついたシュートなど、見ていてあきませんでした。
スピード感は余りありませんが、噂どおり足が早い。テクニックも抜群で、「柔らかい」というんですか? そんな感じで無理なく相手を抜いていきます。それと、感心したのはボールを持った相手をフリーにさせないという基本を忠実に守っている事です。これは、アレイニコフもしていますが、今までのガンバは何故か、これが出来ていません。
メトコフがボールを持つと、そのスピードの違いから周りがサポートできない場面がありました。
永島はいいアシストをしていました。シュートはいつもと同じですが、攻撃も多彩でした。礒貝が最終ラインに下がったり、永島、松波が同じサイドで攻撃したり、いままでのガンバとは違います。でも、今藤のミスは目立ちました。
マリノス戦のガンバの攻撃を見ていると、これでガマさんの目指しているサッカーに少し近づいたのかなという気がしました。今まで2:1で勝っている状態ならなら早く終了ホイッスルを吹けと思うでしょうが、この試合は終わるのが惜しかったです。
ガンバボーイに向かってフラビオと叫んでいるやつがいた。
トップ登録から外されたので転職したか。
まるで映画をみているような試合でした。
前半ミス多発でハラハラ。
後半ジェフの猛攻でドキドキ。
最後10分は2ゴールのクライマックス。
和田−>美濃部−>松山はいままでのパターンですが、永島の足だとDFの裏へ回り込むスピードはない。松山だからできたシュート。
礒貝独走のゴール、永島だったらはずしているでしょうが、FWだったら入れて当たり前、最後のDFを振り切って礒貝へアシストしたメトコフの方が凄い。しかし、メトコフへのボールはリティのCKをインターセプトした今藤からのボール。今藤のインターセプトも凄い。さらに、このリティのCKの時に今藤にあのポジショニングを指示していたアレイニコフはもっと凄い。
マリノス戦といいジェフ戦といい感涙の試合でした。
観客席では泣いていた女の子が多かったです。
ガマさんのあの笑顔もたまらないですね。
リティーがFKを蹴るたびに緊張するし、オッツェ、パベルにひやひやするし、取りそうで取れない、取られそうで取られない緊張感が心地良かった。
また、戦術が多彩でおもしろい、と感じました。
CKやFKも、意表をつくものをやってましたし、CK→アレイニコフのミドルレンジからのボレーシュートは、なかなかびっくりした。決まればかっこよかったのに…。しかも、左右をえぐるだけの攻撃じゃなくなったのも良い。ワンパじゃなくなった。あの礒貝のゴールを生んだのも、そのおかげです。
4連勝!4位です。
美濃部->礒貝->アレイニコフ->久高シュート->和田ゴール
メトコフ->松山ゴール
礒貝に絡む助っ人2人は本当に凄い。
メトコフの2発、草木の2発も惜しかった。久高は5点は入った試合だったとまで言っています。松山も2試合連続ゴールでスタメン定着か。
次は5連勝で3位だ!!!!
グランパス戦では4−5−1でした。サイドバックの二人の攻撃参加が凄いので実質2−7−1に近いものがあります。美濃部が草木に変わってからは3−6−1で和田が後ろへ下がるかと思ったら下がらなかった。やはり実質2−7−1でした。こんなこと考えたら松波の居場所がないぞ。
問題のFW永島がPKをゴールポストに当てるという大ミス、結局5連勝を逃した。
中盤にスペースがないので、アレイニコフもメトコフも動きようがない。石井の未熟さもチャンスを再三つぶしていた。また、審判のジャッジもあいまい(これで不利になったという程ではないが)、ミスリードが目立った。
観ていて味気ない試合でした。メトコフのボレーシュートが入っていれば・・・。
逆に横浜Fは加茂監督の元でゾーンプレスが浸透していました。加茂監督に、見事にしてやられたという感じ。ディフェンスラインが、センターライン付近まで押し上げられるなど、非常に狭い範囲で、ボールの取り合いが行なわれていた。
ガンバの選手はパスのボールのスピードが遅すぎる。そのために、パスを出しても動きの速いフリューゲルスの選手に簡単にゲットされてしまう。
あと、持っている時間が長い&パスを受ける側の選手が動かない。というのも、攻撃がうまくいかない要因。ボールを長いこと持っているから、そのうちにフリューゲルスの選手、2人ほどに囲まれてしまい、思った所にパスが出せなくなる。近くにいる選手が、敵をつるような動きをしたりして、パスを受けるスキを作らなくてはならないのに、動こうとしないから、強引に出したパスを待ち受けていたフリューゲルスの選手にゲットされる。
礒貝も変でした。動かない、ドリブルを奪われても、追いかけない。パスをカットされても動かない。ボールが横を通ってもしらんぷり。
モネールとは勝負しようとしていなかったように感じた。モネール一人にかき回されたという感じ。
後半なんかめちゃめちゃ疲れてたみたいな石井にかえて、美濃部や肥塚をなぜださないんだろうと思いました。左サイドバックは和田・石井しかいないうえ、賈・フラビオがいないのでスイーパーに和田を回すしかない。いやいや使うしかないのでしょう。右にはモネールがいるし。それより、なんで当たりの弱い松山を1トップで使ったのか。MFの人口過密で墓穴を掘ったような気もする。
問題外は、永島。
結局、ボールキープ率ではうわまっておきながら、攻め切れず、PKになってしまいました。
惜しかった!
一時は2点差をつけられましたが、礒貝・フラビオ連続ゴールで蜘蛛男から2得点取りました。その後もガンバが押しぎみで、何度かゴールのチャンスがあったのですが・・・、いつもの通りです。
1点目の最初のロングバスの時に向島がハンドの反則をしていたようですが審判が気付かなかったようで、流されてしまいました。残念。
内容を観てみると、ガンバの中盤のパス回しのは一層早く正確になっています。しかし、ただ回しているだけでそこからのラストパスがなかなかでていません。アレイニコフへのパス、アレイニコフからのパスはかなりインターセプトされていました。前半はメトコフが下がりぎみでしたが、後半前へでるようになって得点に結びつきました。
永島は先発したそうですが得点出来ず残念。それに対し、フラビオ個人はポイントを稼いでいましたが、DFのリーダシップをとる人がいないので、DFが浅かったり、オフサイドトラップにかけることがほとんどありませんでした。そこにカウンタ攻撃で3発もくらってしまいました。
3失点目は肥塚の絶妙なセンタリングをメトコフがまたいで永島へ、永島はそれをトラップミスし、誰もいないところへ強引なパス、そのボールをとられて長谷川、向島で THE END。
全体的に2点とったものの勝ち目のない試合でした。
釜本も永島には技術的問題もあると言っているようだ。
ナビスコカップは永島抜きを考えているらしい。
前半は、かなり優勢だったが、ハンセン、ペレイラの壁を崩すことが出来なかったのが痛い。
3点目、4点目はガンバの選手の集中力が切れていたことと、クリアボールが不幸にも真上に上がってしまったのが、残念でした。この日絶好調だった和田だけに、惜しい。それにしても、武田にハットトリックとはもったいない。
2点目の直前に、北澤の「カニ挟み」で負傷した礒貝は大丈夫か?
礒貝退場後から全然緊張感が伝わってきません。失点を増やさないぞ、という気持ちがみられません。後半は、ガンバへのやじばかり飛ばしていました。
右のSBの今藤。2点め以降いとも簡単にセンタリングをあげさせてしまっている。あれでは、キーパーも他のDFも他の選手をマークする時間もなければ、体の向きかえてきちんとクリアすることもできない。
賈秀全の代役として出たDF島田が全く役に立っていないのが、致命的。3、4点目もヴェルディの選手を2人以上、ノーマークにしたのは許せないです。
正直言って北沢のシュートは凄かった。一瞬サイドネットに刺さったように見えました。そしてラモスのアシスト。ラモスが左サイドからノーマークの北沢にパスを出した瞬間にやられたと思いました。
昨日のアントラーズ戦、やっと勝てましたね。それも4点も取るとは。
本当なら(賈秀全のチョンボがなかったら)延長までいかず、3−1で楽勝だったんですけどね。
それにしても来期もプレーする賈秀全が2度も大ミスをし、クビになる美濃部がサヨナラゴールを決めるなんて、皮肉なもんです。
島田はよくアルシンドを押えましたね。水餃子を食べたんでしょうか?
賈秀全がまさか自殺点を引き起こすとはびっくりしました。
それと残り1分、本当についてない。
礒貝のフリーキックはすごかったです。
メトコフに変わって出場した美濃部もがんばっていました。
この活躍だけで再契約はありえるのでしょうか。
寡黙なアルシンドはかわいそうな気がします。
サンフレッチェに6点も与えてしまうとは、アンビリーバブル。
5、6点目は、1人少ない上に、攻撃的なシステムだったので、仕方がないとしても、味方のリードをあまりにも簡単に失ってしまった3点目は、一体何をしているのかと思いました。
サンフレッチェは確かに足の早いチームなので、苦戦はするのは仕方ないですが、盧のマーク担当の東は、ほとんどプレッシャーを与えていませんでした。そのため左から盧が簡単にせめこんでいました。ノーマークにしたり、プレッシャーをかけないないのでは、見ていてしらけてきますね。
敗けたとはいえ、救いだったのはサンフレッチェが来たないプレーをしないクリーンなチームだったということです。他のチームだと、礒貝がドリブル突破するシーンなどでは「足の悪い礒貝にだけはラフプレーはやめてくれ」と思うのですが、その点、サンフレッチェは安心でした。
惨敗の一言、大量解雇の噂に拍車がかかるか。
前半7分、軽々と山田が右のスペースへパスを出し、ディアスがやすやすと島田をかわしセンタリング、ノーマークの三浦はゴール前でワンタッチで方向を変え、左から入ったエバートンが、ガンバDFがオフサイドを指摘し手をあげている間にゴールを決める。
後半11分、中盤から左へ出たボールを水沼がワンタッチアウトサイドで左のガラガラのスペースで出し、三浦がゴール横まで走り追いつく。岡中が出てコースを消すが逆サイドまったくのノーマークのディアスが決める。
さらに25分、センターサークル付近のエバートンのFKから縦パス1本でDF裏へ抜ける。これを水沼が決め3点差。このボールを追ってるのがFW松波だったなんて、DFはどこで遊んでるんだ。
そして38分、埜下の危ないバックパスを処理を出来ない美濃部が山田にボールをとられ、ゴール前での華麗なフェイント後ゴール前センタリング、横から入ったディアスが決める。島田はいったい誰をマークしているのか、ディアスのはずだが?
松波がハットトリックとはっ!
礒貝のFKからの2点目はラッキーとしても、1点目と3点目は実力ですね。特に1点目はうまかったです。
前半終了間際のFKもわずかの差でクロスバーにはじかれましたがマウスは捕らえていました。一点目はメトコフの素早いアシストが光っていました。永島を引っ込めたのが勝因だったと思います。若い連中はベテランがいないだけにのびのびとやっているように見えました。
松山も延長戦から出場していました。得点はしませんでしたが、松波の3点目のきっかけとなった走り込みは、誉められてもいいと思います。(もっとも、シュートそのものは「あれを外すか!」と思いましたが…)
勝ったとは言え、やっぱりすぐに点を入れられてしまうDFは心配です。
最近好調なグランパスを相手に、松山と岡中の活躍で貴重なPK戦の勝利でした。
この試合で初めて、ゴール裏から観戦したのですが、近くでプレーしている時は結構迫力がありました。この日はグランパスのサポータのいる方で応援していましたが、グランパスは子供のケンカのような応援をしていて、なんか、名古屋ではああいうのがはやっているのでしょうか。
日曜日の新聞で、「松山をスタメンで使ってもいい」という釜本監督に対し、松山は「期待してません」と釜本へ不信感をぶつけていました。若手を起用すると言っておきながら、「使える選手がいない」と言い訳をしている辺り、「有言不実行」監督と思われても仕方ないです。
フリューゲルス、エスパルス、レッズの残り3試合を何とか2勝1敗で乗りきって、勝率5割をキープして欲しい。
サテライトから上がってきたばかりの浅野が、結構相手FWを抑えていた。釜本もこれに改心して、サテライトの選手をもっと使って欲しい。得点をした山口も一応新人ですし。
今藤、石井のDFも結構調子を上げているようです。攻撃に参加するのはいいですが、それにばかり気を使って失点されるというパターンは防いで欲しいですが・・・。
フリューゲルスの攻撃ミスに助けられた面も大きいように思いました。相手の決定力もなかったですが、守->攻の切り替えがすごく早かったと思います。ゾーンプレスに対抗するゾーンプレス返しでした。
フラビオがなかなか強くて良かった。昨日のような真剣なフラビオも初めて見ました。首がかかっているからなあ。
今藤も攻撃はよかったです。
面白いのはモネールだけになってしまいました。最初も最後も変わらないスピード、スピードのある正確なロングパス。そして、寒いのに半そで。礒貝や松波が恐れるのもしかたないか。
エスパルスに敗けてしまいました。
敗因はフラビオです。ナビスコカップのアントラーズ戦でもそうでしたが、フラビオにはオフサイド・トラップという概念が全くないのか。2点ともフラビオのオフサイド・トラップ失敗による、自殺点といってもいいくらいの失点でした。失敗した時、長谷川のドリブルに追いつける足をもったDFがいないのにあれだけ派手にトラップをかけるのは無謀過ぎる。もっとカウンタに警戒すべきです。エスパルスへの失点のほとんどがカウンタとセットプレーです。
昨日の試合は、ガンバは和田を新しいポジションで起用しており、結構実験的な色彩が強かったと思いますが、前のフリューゲルス戦で活躍したDF陣、今藤、浅野、石井(MF)の出来がそろって良くなく、おまけに賈秀全が抜けてDFを指揮する人間がいないという状況がしばらく続いていたので、出来は悪かったです。
後半からはさらに、サテライト上がりのDF橋本とMF森岡を投入しました。どちらも、新人としてはまぁまぁだったと思います。橋本はヴェルディのペレイラに似ており、結構背が高いです。ペレイラ並の活躍を期待したいです。
5/16にガンバVSレッズで始まったのリーグ戦も今日で終り。
天皇杯も敗けているので、公式戦はこれが最後。
前半39分、FKのクリアボールを縦1本、右のルンメニゲが背を向けて中央へ折り返す。水内が決め1点差。
後半19分、中央でパスカットしたルンメニゲがスピードにのったワンツーでDFを1人かわし水内へ、これを確実に決め2点差。
10位のチームに完封負けし6位で今シーズン終了。