さて、興奮冷めやらぬまま、ウェリントン博物館を出たgucci。
30分に一本、博物館の目の前から出る、バスに乗って目指したのは!
そう、「ライオンの丘」〜。
バカ王子ウィレムの怪我を記念して、
戦場跡に作られた人口の丘(つーか山)です。
(ちなみにライオン像はフランスの大砲を潰して作ったもの)
これを知って、ウェリントンは「なんということをしたんだ!
私の戦場がめちゃくちゃになってしまった!」と言ったらしい。
うーむ、バカ王子め!
☆車窓から見えた風景☆

ウェリントンレストラン、みたいなかんじ?

ウェリントン商店街…(笑)
その他にも、ウェリントンカフェやらウェリントン○○販売店やら・・・
とりあえずみんな、ウェリントンってつけてみたいらしい。(別に地名ではない)
将軍も大変すね。
バス停からライオンの丘までテクテク歩く。

これに登るためには、実はお金を払わなくてはいけない。
セコイのぅ〜;
入り口はミュージアムショップの中にある。
チケットを見せ、ドアを抜けると…

おお〜〜〜。
よし、ライオンを見に行くぞ!

け、結構大変です・・・
ひぃひぃはぁはぁ。
らいおん、らいおん〜!

しかし頂上についてもライオンは近すぎて見えず。

がっくし。
とりあえず、頂上にある布陣図と景色を照らし合わせて、
こっち方面にナポレオンが…とか、そうすっとシャープはこっち側から…
などと妄想を 想いを馳せてみる。
どこまでもつづく畑。
遠くのほうに大きな家のような建物がポツンと見える。
イギリス軍とフランス軍がにらみ合った二つの丘は、見当たらなかった。
もしや、バカ王子がけずってこの山にしたのかしらん。
このだだっぴろい畑で、何万人もの兵士が死んだのか。
そう考えると、なんだか背筋が寒くなった。
さっきのミュージアムショップに、フランス兵のボタン、とかが
ほんの5ユーロくらいで売られていたけど、あれまさか本物だったりしないよね?
このへん掘りかえしたら、いくらでも出てきそうだよ…
数世紀前の戦争を憂いつつ、階段を降りる。
狭い階段なので、登ってくる人とすれ違うのも大変。
降りたところにあるミュージアムショップで、お土産を物色する。
ミュージアムショップへ