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マップを追加する

Fuku Game Studioのサンプルデータにはマップが1枚しかありません。
新しくマップを追加して描いてみましょう。


●マップを新規作成する
   ファイルマネージャーを開いてください。(↓赤丸の部分)


   「操作」から「この場所に新規作成」を選んでください。




   マップ名を「チュートリアル1」に変更してから、OKをクリックします。



●マップを描く
   編集モード(右上)をタイルAレイヤー(右赤丸)に設定してから、
   「選択」(左赤丸)を押すか S0キー(キーボードのZ) を押してください。


   配置するタイルの選択画面になるので、赤丸で囲ったタイルをダブルクリックしてください。
   また、タイル選択画面では右クリックはキャンセルとして扱われます。
   
   ちなみに同じタイルが二枚並んでいますが、左側は歩けない、右側は歩けるように設定されています。
   また、この画面は 決定キー(キーボードのZ/Enter/Space) や キャンセルキー(キーボードのX/Esc) にも応答します。
   
   なお、一番左側にある赤と青と透明のタイルは「エクストラタイル」と呼び、
   ゲーム画面上には何も表示されませんが、赤は障害判定、青は通過判定を発生させます。
   エクストラタイルは完全透明にした画像タイルと違い、描画処理そのものが行われません。
   完全に透明なタイルを置く時はエクストラタイルを使うことで処理が軽くなります。
   また、新規作成したマップのタイルAレイヤーには赤のエクストラタイル、
   それ以外のレイヤーには透明のエクストラタイルが敷き詰められています。


   選択したタイルが配置できる状態になります。
   この時の操作方法は以下の通りです。
仮想キー(デフォルトの割り当て)内容
マウスの左ボタンタイルの配置(ドラッグ可)
マウスの右ボタン
S5キー(キーボードのA)
スポイト(擬似ドラッグ指定範囲のタイルをそのまま選択)
S0キー(キーボードのZ)タイル選択ウィンドウの表示
S1キー(キーボードのX)切り取り(擬似ドラッグ指定範囲のタイルを切り取り)
S2キー(キーボードのC)コピー(擬似ドラッグ指定範囲のタイルをコピー)
Ctrl+S3キー(キーボードのV)コピーしたタイルのペースト
S4キー(キーボードのB)矩形配置(擬似ドラッグ指定範囲にタイルを配置)
Ctrl+S0キー(キーボードのZ)元に戻す
Ctrl+E12キー(キーボードのY)やり直し
S6キー(キーボードのS)移動選択(擬似ドラッグ指定範囲のタイルをスポイト+削除)
S7キー(キーボードのD)オートタイルパターンの直接選択(オートタイル選択時のみ)
S8キー(キーボードのF)塗り潰し(カーソル位置と同じ種類のタイルが隣接する範囲に一括配置)
操作性を維持するため、カーソル位置を中心とした一定範囲内のみに適用されます
S9キー(キーボードのG)マップ情報ウィンドウの表示
Deleteキー削除(擬似ドラッグ指定範囲のタイルを削除)
数字キーZレイヤー(1〜3)/編集モード(4〜0)の切替え
F4キーオートタイル/対象レイヤーオプション設定
   ここで「擬似ドラッグ指定範囲」について説明します。
   「擬似ドラッグ」は通常マウスの左ボタンを押しながら行うドラッグ操作を、他のキーを押しながら行います。
   例えば、矩形配置操作を行う場合、
   起点にマウスカーソルを移動 → S4キーを「押したまま」マウスカーソルを終点に移動 → S4キーを放す
   という手順になります。
   
   1.起点にカーソルを合わせる


   2. S4キーを押しながらカーソルを移動


   3. S4キーを放す



   後は好きなようにマップを描きます。



●置物など追加タイルを配置する
   編集モード(右上の赤丸部分)には A/B/CU/C/Ev/U/S の7モードがあります。
   これはそれぞれ以下のモードを示します。
モード内容
AタイルAレイヤー
BタイルBレイヤー
CUタイルCレイヤーとUレイヤーに自動割り振り
CタイルCレイヤー
Evイベント
UタイルUレイヤー
S影レイヤー
   各レイヤーはそれぞれ別々にタイルを配置することができ、画面上では以下のように重なります。
   下←                                             →上
   タイルA < タイルB < タイルC < イベント < タイルU < 影

   透明や半透明の部分を持つタイルは上のレイヤーに置くことで画面上で合成することができます。
   
   各タイルレイヤー編集モードの操作方法は同一です。
   編集したいタイルレイヤーをクリックすることで編集対象のレイヤーを切り替えます。
   タイルCUレイヤー編集モードはマップチップデータベースの設定に従ってCまたはUレイヤーへの配置を行います。

   例:↓の画像のはタイルCレイヤー、はタイルUレイヤーに配置されています。

   
エディター画面ではこれといった違いは分かりませんが、
ゲーム画面では以下のようにキャラクターと重なった時の描画順が異なっています。





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最終更新 2021/07/05