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このクラスはセーブファイルを管理するシーンクラス用の抽象基底クラスです。
このクラスを派生させてセーブ/ロード画面を定義します。
また、このクラスの派生クラスでは method_after_save を処理する必要があります。
このクラスではクラスメンバメソッドの CallScene メソッドを使用してシーンを開始します。
●継承/注入
wraps SimpleScene
●インターフェイスとインターフェイスメソッド
wraps INativeScene
●クラスメソッド
このクラスはクラスメソッドを持っていません。
●クラスメンバメソッド
●クラス共有変数
●インスタンス変数
SaveFileScene_Base::CallScene
public void CallScene( Integer mode,editable Integer return_obj,
INativeMethod? method_after_save=NULL)
このオブジェクトのシーンを呼び出し、起動します。
このメソッドを使うことでシーンの処理結果を取得することができます。
セーブロックを実行しているスレッドからこのメソッドを呼び出した場合、例外が発生します。
このメソッドはセーブ/ロード画面の処理が完了するまで処理を返しません。
また、このオブジェクトはローカル変数か、メモリ管理オブジェクトに直接接続されている必要があり、
このメソッドの処理完了後はこのオブジェクトは既に存在しません。
シーンの処理結果は選択されたセーブファイル番号で、キャンセルされた場合は-1を返します。
mode には SaveFileScene_Base::SAVE または SaveFileScene_Base::LOAD を指定します。
method_after_save にメソッドを指定した場合、セーブ完了後に呼び出されます。
この時指定するメソッドは以下の形で定義されている必要があります。
void AfterSave( Integer fileid)
Integer fileid :セーブしたファイルID。
Integer mode :シーンモード。
editable Integer return_obj :[出力]シーンの処理結果を出力するオブジェクト。
INativeMethod? method_after_save=NULL :セーブ後に呼び出すメソッド。
空参照を指定した場合は無視します。
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SaveFileScene_Base::Begin
internal void Begin()
シーン開始ハンドラです。
通常、このメソッドはネイティブから呼び出され、システムスレッドで実行されます。
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SaveFileScene_Base::Scene_Init
internal abstract void Scene_Init()
シーン初期化ハンドラです。
通常、このメソッドはシーン開始ハンドラから呼び出され、メインスレッドで実行されます。
このメソッドをオーバーライドしてシーン処理を行ってください。
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SaveFileScene_Base::SAVE
readable readonly Integer SAVE
シーンモードでセーブモードを示す定数。
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SaveFileScene_Base::LOAD
readable readonly Integer LOAD
シーンモードでロードモードを示す定数。
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SaveFileScene_Base::scene_mode
internal Integer scene_mode
現在のシーンモード。
先頭へ
SaveFileScene_Base::ret_obj
internal Pointer<Integer> ret_obj
シーンの結果を出力するオブジェクトへのポインタ。
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SaveFileScene_Base::method_after_save
internal ConstPointer<INativeMethod> method_after_save
セーブ後に呼び出すメソッドへのポインタ。
派生クラスはセーブ処理後にこのポインタに有効なオブジェクトがあった場合、
呼び出さなければいけません。
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最終更新 2018/03/06