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定義構造


FGESの定義構造は基本的にC++からそのまま継承されています。

FGESでは定義空間をグローバル、クラス、インターフェイス、メソッドの4つに分けており、
それぞれ定義できる内容が異なります。
また、制御文や式についてはメソッド定義空間のみに記述することができます。

グローバル定義空間

グローバル定義空間はFGESソースコードのうち、
他の定義空間以外の範囲に適用されます。
グローバル定義空間に記述できる内容は以下の通りです。

●グローバル変数の定義
●グローバルメソッドの宣言、定義
●メソッドの分割定義
●クラスの定義
●インターフェイスの定義
●既存クラス対応インターフェイスの追加定義
●エイリアス(別名)の定義
●クラスメソッド(静的メソッド)のグローバル化
●他のFGESソースファイルのインストール

クラス定義空間

クラス定義空間はFGESソースコードのうち、
class で始まるクラス定義ブロックに適用されます。
クラス定義空間に記述できる内容は以下の通りです。

●デフォルトアクセス属性の変更
●インスタンス変数の定義
●クラス共有変数の定義
●クラスメンバメソッドの定義
●エイリアス(別名)の定義
●クラス内クラスの定義
●クラス内インターフェイスの定義

インターフェイス定義空間

インターフェイス定義空間はFGESソースコードのうち、
interface で始まるインターフェイス定義ブロックに適用されます。
インターフェイス定義空間に記述できる内容は以下の通りです。

●デフォルト定義属性の変更
●インターフェイスメソッドの宣言

メソッド定義空間


メソッド定義空間はFGESソースコードのうち、
method で始まるメソッド定義ブロックに適用されます。

メソッドの実行内容を制御文、式を使用して記述します。
   詳細については 制御文  演算子 などを参照してください。


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最終更新 2017/04/16