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VectorGraphics

●特徴、仕様
   専用のベクタ画像形式「FVG」用のグラフィックエディタです。
   このエディタはベクタ画像のプログラム的な側面を前面に出し、
   グラフィック演算スクリプトのGUIエディタとして設計されています。

   そのため、グラフィック演算やプログラミングに関する知識が必要になりますが、
   ゲーム用グラフィック関連の作業には以下の点で便利です。

   ●画面モックアップの作成に便利
      グラフィック演算スクリプトとしての特性により
      実プログラム上で画面を構成する時とほぼ同じ構造でモックアップが作成できます。
      完成したモックアップを構成するFVGデータは実プログラム上で再現するのに必要な
      画像間の依存関係や座標などのパラメータを明確に保存しています。

   ●キャラクターやマップチップの作成に便利
      FVGは一つのファイルに複数のオブジェクト(画像)を含むことができ、
      FVGによって構成したオブジェクトをさらに別のオブジェクトの構成要素とすることができます。
      保存用のオブジェクトとプレビュー用のオブジェクトを分岐することにより、
      背景と重ねる、並べる、オートタイル処理、アニメーション等を
      保存用データに影響することなく、リアルタイムプレビューすることができます。
      (求めるプレビュー画像を生成するプレビュー用オブジェクトを記述する必要はあります)
      
      このエディタのビットマップエディタは
      ペンと塗り潰しとスタンプとパレットと矩形と色置換機能しか持ちませんが、
      強力なリアルタイムプレビューはドット絵素材の作成には有効に機能します。
   
   ●定型グラフィック処理ツールとして便利
      グラフィック演算スクリプトとしての特性により
      規格変換や色変換などといった定型のグラフィック処理については
      一度記述しておけば入力画像を切り替えることで処理後の出力画像を得ることができます。
   
   ●画像としてアルファ付きPNGが利用可能
      FVGでは32bit(ARGB32)で画像データを扱います。
      ラスタライズ(画像として保存)する場合、PNG形式を指定するとアルファ付きPNGとして保存されます。
      この時、同時にアルファマスク画像(A要素をグレースケールに変換したもの)を別に保存することもできます。
      また、外部画像データとしてアルファ付きPNGファイルを指定するとアルファ情報も読み込まれます。
      
●プログラム情報
   ベクタ式グラフィックエディタ。
   
   このソフトは内部用ツールとして作られたものを一般公開したもののため、
   本格的なマニュアルが準備されていません。ご了承ください。
   反響が良ければマニュアルやサンプルの整備を検討します。


   簡易マニュアル(クイックガイド) を用意しました。
   追加して欲しい項目について掲示板やTwitterで募集中です。
   
   配布形態:フリーソフト
   分類:グラフィックエディタ
   言語:MFC + C++
   対応OS:Windows
   動作確認OS:Windows 10 22H2 Pro 64bit
   備考:Visual C++2019 ランタイムが必要。
         32bit版(VectorGraphics.exe)と64bit版(VectorGraphics64.exe)を同梱。どちらも基本的に動作は同じです。
   
●Twitter
アカウント @fuku_fgs
簡易的な質問、バグ報告、要望等はTwitterに送っていただいてもOKですが、
複雑な内容や確実に届いて欲しい場合は サイト掲示板 を推奨します。

●ダウンロード
   ダウンロードする前に利用規定を確認してください
   ダウンロードしたファイルは、フォルダ情報を含んでいますので、
   フォルダ情報を維持したまま解凍してください。

   ●最新版(Version 3.20)
   ●ダウンロードする(24/03/07up 3,661,200bytes/3.49MB)

●機能拡張情報
項目名更新日状況
Ver2.21からの更新概要19/07/01Ver3.00で完了
「色空間演算」カテゴリの追加19/07/02Ver3.01で完了
ぼかし系演算に処理対象透過度範囲設定の追加19/09/23Ver3.04で完了
「要素指定コピー」命令の追加19/09/23Ver3.04で完了
演算命令20種の追加19/10/26Ver3.05で完了
回転系命令で負の拡大率に対応19/10/26Ver3.05で完了
メタオブジェクトの追加19/10/26Ver3.05で完了
WebP形式対応19/11/11Ver3.06で完了
Animated WebP形式対応20/01/03Ver3.07で完了
透過度置換系命令9種の追加と機能拡張20/01/12Ver3.08で完了
演算命令6種の追加20/03/14Ver3.09で完了
行列変形/アフィン変換描画でタイリングに対応20/03/21Ver3.10で完了
「rΘ行列で変形描画」で原点からの距離によるクリッピングに対応20/03/21Ver3.10で完了
演算命令6種の追加20/04/09Ver3.11で完了
演算命令5種の追加20/07/31Ver3.12で完了
ラスタスクロールに非クリッピングモード追加21/01/01Ver3.13で完了
オブジェクトリストで複製に対応21/01/01Ver3.13で完了
ビットマップエディタで削除操作を追加21/01/01Ver3.13で完了
アニメプレビューにプリセット設定を追加21/01/01Ver3.13で完了
ビットマップペーストで合成方法選択を追加21/01/01Ver3.13で完了
高品質化処理のオブジェクト単位設定を追加21/01/01Ver3.13で完了
演算命令4種の追加21/01/01Ver3.13で完了
ビットマップ保存設定を追加21/02/20Ver3.14で完了
表示アイコンクリックによる表示状態切替の追加21/08/03Ver3.16で完了
演算命令2種の追加21/08/03Ver3.16で完了
演算命令5種の追加21/11/07Ver3.17で完了
ベクタ系命令で濃度指定に対応21/11/07Ver3.17で完了
2種の命令で条件指定を拡張21/11/07Ver3.17で完了
依存関係リスト表示の追加22/05/27Ver3.18で完了
ゴーストファクターに「参照先の描画有無も反映」を追加22/05/27Ver3.18で完了
一斉適用に適用範囲指定を追加22/05/27Ver3.18で完了
アニメプレビューのスクロール同期に基準位置オプションを追加22/05/27Ver3.18で完了
ビットマップペーストで90度単位回転を追加22/05/27Ver3.18で完了
彩度乗算系命令でチャンネル別影響力設定と色空間設定を追加23/10/02Ver3.19で完了
演算命令14種の追加24/03/07Ver3.20で完了
色上書き系命令でHSV色空間に対応24/03/07Ver3.20で完了

●仕様変更情報
項目名更新日状況
ぼかし演算の再実装17/12/05Ver2.08で完了
前回終了時の位置の復元19/09/23Ver3.04で完了
必要ランタイムの変更19/09/23Ver3.04で完了
「色相のみコピー」で彩度0の扱いの変更19/10/26Ver3.05で完了
ベクタ一括変更時の終点の扱いの変更19/10/26Ver3.05で完了
「rΘ行列で変形描画」の初角度の扱いの変更20/03/21Ver3.10で完了
「彩度乗算」の名前変更20/07/31Ver3.12で完了
ぼかし系エフェクトの領域外扱いの変更21/01/01Ver3.13で完了
「名前を付けて保存」の初期入力ファイル名の変更21/01/01Ver3.13で完了
オブジェクト選択ウィンドウの表示位置制御の変更21/01/01Ver3.13で完了
回転描画処理の調整21/01/01Ver3.13で完了
マスク設定で空指定の仕様変更21/01/01Ver3.13で完了
オブジェクト選択時のスクロール制御調整21/01/01Ver3.13で完了
アニメプレビューへのペーストプレビューの反映21/01/01Ver3.13で完了
ビットマップ編集時のショートカット割り当ての変更21/05/07Ver3.15で完了
「マップ参照で上書き」命令の名前変更21/11/07Ver3.17で完了
ビットマップ画像の完全保持でも圧縮するように変更22/05/27Ver3.18で完了
非アクティブ状態でもマウスホイール操作を処理するように変更22/05/27Ver3.18で完了
ブレンド系処理の端数処理方法の変更24/03/07Ver3.20で完了

●バグ情報
項目名更新日影響Ver状況
曲線の輪郭の太さが一部の配置で安定しない18/07/17継続Ver2.15で軽減
アルファマスクビットマップが出力できない19/07/083.00〜3.01Ver3.02で修正
一部状況で高品質化処理をすると画像が切れる19/07/08〜3.01Ver3.02で修正
一部構成で処理結果の色が暗くなる19/07/11〜3.02Ver3.03で修正
距離透過生成の出力が正しくないことがある19/09/23〜3.03Ver3.04で修正
テキスト入力欄で%文字幅がおかしい19/09/23〜3.03Ver3.04で修正
ゴーストファクターが再描画されないことがある22/05/27〜3.17Ver3.18で再修正
一部命令で欄外に透過度が設定されてしまうことがある19/10/26〜3.04Ver3.05で修正
「指定色に色設定」命令の強度255で色がずれる19/10/26〜3.04Ver3.05で修正
一部状況で異常動作する19/10/26〜3.04Ver3.05で修正
Undo/Redoで再描画されないことがある19/10/26〜3.04Ver3.05で修正
ベクタアルファ生成(輪郭参照)でゴースト処理が動作しない19/10/26〜3.04Ver3.05で修正
エラー表示中プレビューが正しく行えないことがある19/10/26〜3.04Ver3.05で修正
負の色相値を指定すると1ずれることがある19/10/26〜3.04Ver3.05で修正
領域塗りつぶし処理で異常動作することがある19/10/26〜3.04Ver3.05で修正
ラスタライズ後に本描画されない場合がある19/11/11〜3.05Ver3.06で修正
画面端が描画されない場合がある20/01/03〜3.06Ver3.07で修正
「XY行列で変形描画」で係数解釈が正しくない場合がある20/03/14〜3.08Ver3.09で修正
「rΘ行列で変形描画」で仮描画時に変形しない場合がある20/04/093.10Ver3.11で修正
表示状態を切り替えた時に正常に再描画されない場合がある20/07/31〜3.11Ver3.12で修正
水平スクロールバーを表示していない時プレビューが乱れる20/07/31〜3.11Ver3.12で修正
同じピクセルへの連続書き換えができない21/01/01〜3.12Ver3.13で修正
拡大時に縦方向の描画がずれることがある21/01/013.05〜3.12Ver3.13で修正
特定の操作で自動的な再描画が行われなくなる場合がある21/01/01〜3.12Ver3.13で修正
PrevObjectが正しく評価されない場合がある21/01/01〜3.12Ver3.13で修正
全ファクター一括移動時に再描画されないことがある21/01/01〜3.12Ver3.13で修正
パレットをペーストすると操作パネルの描画がおかしくなることがある21/01/01〜3.12Ver3.13で修正
FVG一括登録時、メタオブジェクトが正しく処理されない22/05/273.05〜3.17Ver3.18で再修正
詳細ベクタ描画処理時に隙間ができることがある21/02/20〜3.13Ver3.14で修正
アニメプレビューのスクロール同期位置が適切でないことがある21/05/07〜3.14Ver3.15で修正
アフィン変換描画のタイリングの反応範囲が狭い21/11/07〜3.16Ver3.17で修正
ベクタ系の「輪郭(参照)」が詳細設定以外を正しく処理しない21/11/07〜3.16Ver3.17で修正
ファクターの表示状態をクリックで切り替えると正しく再描画しないことがある21/11/073.16Ver3.17で修正
ベクタ詳細設定でSpaceキーを押した時の挙動が不安定21/11/07〜3.16Ver3.17で修正
ファクターの循環参照があると落ちることがある22/05/27〜3.17Ver3.18で修正
ゴースト系命令で外部参照を持つファクターの扱いが一貫していない22/05/27〜3.17Ver3.18で修正
ペーストプレビュー中にオブジェクトを切り替えるとおかしくなる22/05/27〜3.17Ver3.18で修正
アニメーションプレビュー裏のビットマップが編集できてしまう22/05/27〜3.17Ver3.18で修正
新規作成/ファイルを開く際に落ちることがある23/10/02〜3.18Ver3.19で修正
ペースト時に反転と回転を同時掛けすると正しく処理しない23/10/02〜3.18Ver3.19で修正
色変換描画のBackで異常描画する場合がある24/03/07〜3.19Ver3.20で修正



Ver2.21からの更新概要
状況:Ver3.00で完了

●概要:メジャーバージョンアップに伴い、Ver2系の更新情報を片付けました。
   Ver2.21からの変更点は以下の通りとなります。
   
   ●命令の統合
      基本描画方法「Alpha」「AlphaBlend」(色のみ含む)を統合し、「Alpha」(色のみ含む)としました。
      設定内容は「AlphaBlend」のものが継承され、旧「Alpha」は濃度255指定と等価です。
      基本描画方法「Layer」「LayerBlend」(色のみ含む)を統合し、「Layer」(色のみ含む)としました。
      設定内容は「LayerBlend」のものが継承され、旧「Layer」は濃度255指定と等価です。
      色空間「HSV/HSL/HSLY」を冠した命令を統合し、「色空間〜」としました。
      これらの命令では色空間選択が追加され、そこから各色空間を選ぶことが出来ます。
   
   
   ●描画方法の拡張
      基本描画方法に「Back」「Back(色のみ)」を追加しました。
      この描画方法は描画先の背後に描画元を「Alpha」で描画します。
      この描画方法はHTML5 Canvasの「destination-over」に相当します。
   
   
   ●合成法の拡張
      「画像合成」(旧「合成演算」)カテゴリにおいて、合成法が拡張されました。
      「乗算」「加算」「減算」(色のみ含む)では「即値」「Alpha」「Merge」が選択できます。
      旧バージョンの演算は「即値」に相当します。
      「スクリーン」「オーバーレイ」「ハードライト」(色のみ含む)他では「Alpha」「Merge」が選択できます。
      旧バージョンの演算は「Alpha」に相当します。
      
      各合成法の概要は以下の通りです。
      ●即値:ARGB各要素を完全に独立して計算します。
      ●Alpha:描画元の透過度を反映します。演算式の特性が強く出ます。
      ●Merge:描画元と描画先の透過度を反映します。描画元の色が強く出ます。
         この合成法はHTML5 Canvasの各合成演算と近い、または同等の結果になります。
   
   
   ●色空間適用範囲の拡張
      色空間グラデーション系(生成命令/2色パレット/4色パレット)において、
      従来のHSV/HSLに加えHSLYが使用できるようになりました。
      
      「色相のみ上書き」「彩度のみ上書き」「色彩度のみ上書き」「輝度のみ上書き」命令で、
      従来のHSLベースに加えHSLYベースが使用できるようになりました。
      HSLYベースはHTML5 Canvasの「hue」「saturation」「color」「luminosity」と近い結果になりますが、
      色相や彩度が定義されない場合の処理が異なるため、等価な結果にはなりません。
   
   
   ●濃度/強度設定の拡張
      以下の命令において、濃度/強度設定ができるようになりました。
      旧バージョンは濃度/強度が255の場合と同様の処理になります。
      ●[画像合成]乗算
      ●[画像合成]加算
      ●[画像合成]減算
      ●[画像合成]乗算(色のみ)
      ●[画像合成]加算(色のみ)
      ●[画像合成]減算(色のみ)
      ●[色・透過度演算]指定透過度を上書き
      ●[色・透過度演算]指定色を上書き
      ●[色・透過度演算]指定透過度に色設定
      ●[色・透過度演算]指定色に色設定
      ●[色・透過度合成]指定透過度にコピー
      ●[色・透過度合成]指定色のみにコピー
      ●[色・透過度合成]指定透過度に色描画
      ●[色・透過度合成]指定色に色のみ描画
      
   
   ●所属カテゴリの変更
      「HSV/HSL/HSLY〜」系のカテゴリは「色空間〜」に統合されました。
      「合成演算」カテゴリは「画像合成」カテゴリに名前変更されました。
      
      また、以下の命令は所属カテゴリが変更されました。
      ●透過度コピー:「色・透過度演算」→「色・透過度合成」
      ●透過度乗算:「色・透過度演算」→「色・透過度合成」
      ●透過度加算:「色・透過度演算」→「色・透過度合成」
      ●透過度減算:「色・透過度演算」→「色・透過度合成」
      ●指定透過度に色描画:「色・透過度演算」→「色・透過度合成」
      ●指定色に色のみ描画:「色・透過度演算」→「色・透過度合成」
      ●指定透過度にコピー:「色・透過度演算」→「色・透過度合成」
      ●指定色のみにコピー:「色・透過度演算」→「色・透過度合成」
      ●色相のみ上書き:「合成演算」→「色・透過度合成」
      ●彩度のみ上書き:「合成演算」→「色・透過度合成」
      ●色彩度のみ上書き:「合成演算」→「色・透過度合成」
      ●輝度のみ上書き:「合成演算」→「色・透過度合成」
      ●高濃度のみ残す:「合成演算」→「色・透過度合成」
   
   
   ●描画命令の追加
      ベクタオブジェクトで使用できる描画命令が追加されました。
      追加される命令の所属と概要は以下の通りです。
      ●[画像合成]焼き込みカラー:HTML5 Canvasの「color-burn」と同質の合成です。
      ●[画像合成]覆い焼きカラー:HTML5 Canvasの「color-dodge」と同質の合成です。
      ●[画像合成]除外:HTML5 Canvasの「exclusion」と同質の合成です。
      ●[画像合成]絶対値差:HTML5 Canvasの「difference」と同質の合成です。
      ●[画像合成]Lighten:HTML5 Canvasの「lighten」と同質の合成です。
      ●[画像合成]Darken:HTML5 Canvasの「darken」と同質の合成です。
      ●[画像合成]XOR:HTML5 Canvasの「xor」と同質の合成です。
      ●[画像合成]焼き込み(色のみ):焼き込みカラーの透過度を変更しないバージョンです。
      ●[画像合成]覆い焼き(色のみ):覆い焼きカラーの透過度を変更しないバージョンです。
      ●[画像合成]除外(色のみ):除外の透過度を変更しないバージョンです。
      ●[画像合成]絶対値差(色のみ):絶対値差の透過度を変更しないバージョンです。
      ●[画像合成]Lighten(色のみ):Lightenの透過度を変更しないバージョンです。
      ●[画像合成]Darken(色のみ):Darkenの透過度を変更しないバージョンです。
      ●[画像合成]XOR(色のみ):XORの透過度を変更しないバージョンです。
      ●[色・透過度演算]塗りつぶし(色のみ):塗りつぶしの透過度を変更しないバージョンです。
      ●[色・透過度合成]透過度XOR:XORの透過度のみを変更するバージョンです。
      ●[色・透過度合成]条件(≧,&)でコピー:指定した領域の中でARGB各要素値が全て条件値以上の部分にだけ、描画元の色と透過度をコピーします。
                  指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。
      ●[色・透過度合成]条件(≦,&)でコピー:指定した領域の中でARGB各要素値が全て条件値以下の部分にだけ、描画元の色と透過度をコピーします。
                  指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。
      ●[色・透過度合成]条件(>,OR)でコピー:指定した領域の中でARGB各要素値が1つでも条件値より大きい部分にだけ、描画元の色と透過度をコピーします。
                  指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。
      ●[色・透過度合成]条件(<,OR)でコピー:指定した領域の中でARGB各要素値が1つでも条件値より小さい部分にだけ、描画元の色と透過度をコピーします。
                  指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。
      ●[色・透過度合成]条件(≧,&)で色描画:指定した領域の中でARGB各要素値が全て条件値以上の部分にだけ、描画元の色をコピーします。
                  指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。
      ●[色・透過度合成]条件(≦,&)で色描画:指定した領域の中でARGB各要素値が全て条件値以下の部分にだけ、描画元の色をコピーします。
                  指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。
      ●[色・透過度合成]条件(>,OR)で色描画:指定した領域の中でARGB各要素値が1つでも条件値より大きい部分にだけ、描画元の色をコピーします。
                  指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。
      ●[色・透過度合成]条件(<,OR)で色描画:指定した領域の中でARGB各要素値が1つでも条件値より小さい部分にだけ、描画元の色をコピーします。
                  指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。


   ●グリッド表示の追加
      プレビュー画面にグリッドを表示する機能が追加されました。
      グリッドはグリッド表示がONかつ表示拡大率を考慮して縦横4ピクセル以上の大きさの場合のみ表示されます。
      「グリッドラインを後ろに描画する」がONの場合は背景にグリッドを描画します。
      
      グリッドの設定はFVGファイル単位で保存されます。
   
   
   ●OSクリップボードからの画像取得機能の追加
      ビットマップオブジェクト編集中、Ctrl+Shift+Vキーを押すと
      「(コピーした画像)」オブジェクトにOSクリップボードから画像をコピーし、貼り付けることができます。
      
      また、オブジェクト追加/設定変更時にOSクリップボードの画像をコピー元にして
      ビットマップオブジェクトを設定できるようになりました。
   
   
   ●オブジェクト追加時の初期設定変更
      オブジェクトを追加する時、現在編集中のオブジェクトの大きさがデフォルトで入力されるようになりました。
   
   
   ●ファクターリスト展開時に表示切替を追加
      ファクターリストを展開している時、選択中のファクターの可視状態を切り替えるボタンを追加しました。
   
   
   ●色履歴を追加
      色を編集したり、プレビュー領域を右クリックしてピクセル詳細を表示した際、その時の色を記憶します。
      ここで記憶した色は色設定の色をプレビューしている場所を右クリックすることでリスト表示され、
      リストを選択することにより対応する色をその色設定に反映することが出来ます。
      
      現在色履歴に対応しているのはRGBベースの色設定のみです。
      RGBベースで設定できない色設定部分では記憶も反映も行われません。
      
      色履歴にはA値も記憶される場合がありますが、反映時にA値が反映されるかは反映先によります。
      これは命令内でARGBがひとつの情報として扱われている場合と、
      色と強さとして扱われている場合で結果が異なることによります。
      
   


「色空間演算」の追加
状況:Ver3.01で完了

●概要:「色空間演算」カテゴリを追加し、以下の命令を所属として追加します。
   ●RGB→色空間:RGBデータを他の色空間のデータに変換します。
         変換したデータはRGBの代わりに各8bitで保持されます。
         基本的には「色空間→RGB」と対で使用します。
   ●色空間→RGB:他の色空間のデータをRGBデータに変換します。
         基本的には「RGB→色空間」と対で使用します。
   ●色空間即値加算:色空間データ用の加減算を行います。
         各要素値は0〜255の範囲で、色相はループ、それ以外は飽和演算になります。
   ●色域即値加算:色空間データ用の加減算を行います。
         要素値が指定した各値の下限〜上限の範囲のピクセルのみ、処理を行います。
         各要素値は0〜255の範囲で、色相はループ、それ以外は飽和演算になります。
   ●色空間加算:色空間データ用の「加算(即値)」です。
         演算する要素を選択することが出来ます。
         各要素値は0〜255の範囲で、色相はループ、それ以外は飽和演算になります。
   ●色空間減算:色空間データ用の「減算(即値)」です。
         演算する要素を選択することが出来ます。
         各要素値は0〜255の範囲で、色相はループ、それ以外は飽和演算になります。



ぼかし系演算に処理対象透過度範囲設定の追加
状況:Ver3.04で完了

●概要:「エフェクト」カテゴリ所属の「色拡散ぼかし」「透過度拡散ぼかし」「透過/色拡散ぼかし」命令に
      処理対象透過度の範囲を指定できる機能を追加します。
      処理対象領域の透過度が指定範囲内にあるピクセルだけ、ぼかし処理を施します。
      旧バージョンは下限0、上限255を指定した場合と同じ動作です。



「要素指定コピー」命令の追加
状況:Ver3.04で完了

●概要:「色・透過度合成」カテゴリに「要素指定コピー」命令を追加します。
      この命令は指定した画像をARGB各要素ごとに指定した強度でコピーします。
      強度を0にした要素はコピーせず、強度を255にした要素は完全に上書きします。



演算命令20種の追加
状況:Ver3.05で完了

●概要:複数のカテゴリに演算命令を追加しました。
      追加した命令の所属と概要は以下の通りです。
   ●[色・透過度演算]マスク位置を上書き:「マスク」に指定した画像の「条件値」と完全一致するピクセルの部分にだけ、
         指定した強度で「塗りつぶし」を行います。
   ●[色・透過度演算]マスク位置に色設定:「マスク」に指定した画像の「条件値」と完全一致するピクセルの部分にだけ、
         指定した強度で「塗りつぶし(色のみ)」を行います。
   ●[色・透過度演算]マスクで透過度設定:「マスク」に指定した画像の「条件値」と完全一致するピクセルの部分にだけ、
         指定した強度で「透過度設定」を行います。
   ●[色・透過度演算]マスクで色変換行列:「マスク」に指定した画像の「条件値」と完全一致するピクセルの部分にだけ、
         「色変換行列の適用」を行います。
   ●[色・透過度合成]指定値のみにコピー:指定した領域の中で指定した色と透過度を持つ部分にだけ、描画元の色と透過度をコピーします。
         指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。
   ●[色・透過度合成]指定値に色のみ描画:指定した領域の中で指定した色と透過度を持つ部分にだけ、描画元の色のみをコピーします。
         指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。
   ●[グラデーション作成]横方向補間:領域の左端と右端を色入力として、「横方向」と同じ処理をします。
         この命令は縦方向は1ピクセル毎に入力を処理します。
   ●[グラデーション作成]縦方向補間:領域の上端と下端を色入力として、「縦方向」と同じ処理をします。
         この命令は横方向は1ピクセル毎に入力を処理します。
   ●[グラデーション作成]色空間横補間:領域の左端と右端を色入力として、「色空間横方向」と同じ処理をします。
         この命令は縦方向は1ピクセル毎に入力を処理します。
         「色基準」パラメータは右端の色相の最低値を示し、指定値〜指定値+359を使用します。
         左端の色相は常に0〜359として扱います。
   ●[グラデーション作成]色空間縦補間:領域の上端と下端を色入力として、「色空間縦方向」と同じ処理をします。
         この命令は横方向は1ピクセル毎に入力を処理します。
         「色基準」パラメータは下端の色相の最低値を示し、指定値〜指定値+359を使用します。
   ●[グラデーション作成]横補間(濃度のみ):領域の左端と右端を色入力として、「横方向(濃度のみ)」と同じ処理をします。
         この命令は縦方向は1ピクセル毎に入力を処理します。
   ●[グラデーション作成]縦補間(濃度のみ):領域の上端と下端を色入力として、「縦方向(濃度のみ)」と同じ処理をします。
         この命令は横方向は1ピクセル毎に入力を処理します。
         上端の色相は常に0〜359として扱います。
   ●[グラデーション作成]横補間(色のみ):領域の左端と右端を色入力として、「横方向(色のみ)」と同じ処理をします。
         この命令は縦方向は1ピクセル毎に入力を処理します。
   ●[グラデーション作成]縦補間(色のみ):領域の上端と下端を色入力として、「縦方向(色のみ)」と同じ処理をします。
         この命令は横方向は1ピクセル毎に入力を処理します。
   ●[グラデーション作成]色空間横補間(色のみ):領域の左端と右端を色入力として、「色空間横(色のみ)」と同じ処理をします。
         この命令は縦方向は1ピクセル毎に入力を処理します。
         「色基準」パラメータは右端の色相の最低値を示し、指定値〜指定値+359を使用します。
         左端の色相は常に0〜359として扱います。
   ●[グラデーション作成]色空間縦補間(色のみ):領域の上端と下端を色入力として、「色空間縦(色のみ)」と同じ処理をします。
         この命令は横方向は1ピクセル毎に入力を処理します。
         「色基準」パラメータは下端の色相の最低値を示し、指定値〜指定値+359を使用します。
   ●[特殊]ゴーストオブジェクト:指定したオブジェクトの全ファクターを同じ設定で処理します。
         また「_Template?」オブジェクトの指定を置換して処理します。
   ●[特殊]オブジェクトリスト:処理対象のオブジェクトリストを設定します。
         この命令は被参照専用であり、出力はありません。
   ●[特殊]一括適用:指定した番号のファクターを指定したオブジェクトリストに従って連続適用します。
         この命令はオブジェクトリストの有効になっている項目の設定内容を
         「_Template?」オブジェクトの指定に置換して対象のファクターを処理します。
   ●[色空間演算]分布置換:画像の各要素を、指定した画像領域の基準要素が一致するピクセルの同要素の最頻値で置換します。



回転系命令で負の拡大率に対応
状況:Ver3.05で完了

●概要:回転系命令で拡大率に負値を指定できるようになります。
      負の拡大率はミラー化されます。



メタオブジェクトの追加
状況:Ver3.05で完了

●概要:プログラム側で特殊な処理が行われる以下のメタオブジェクトを追加します。
   メタオブジェクトの内容は状況依存で決定されるため、内容のプレビューや編集はできません。
   ・_PrevObject:対象のオブジェクトで直前に描画元として指定されたオブジェクトを示します。
         同じオブジェクトを連続して描画元に使う時に便利です。
   ・_Template1〜4:「ゴーストオブジェクト」「一括適用」命令で置換するオブジェクトです。
         これらの命令を経由していない場合は1x1の透明オブジェクトとして扱われます。



WebP形式対応
状況:Ver3.06で完了

●概要:WebP形式画像の読み込みおよび、ラスタライズ時にWebP出力ができるようになります。



Animated WebP形式対応
状況:Ver3.07で完了

●概要:アニメーションプレビューをAnimated WebP形式で保存できるようになります。
   また、Animated WebP画像をスプライトアニメーションの形にして読み込めるようになります。
   ただし、横向きにフレームを敷き詰めたときに8192ピクセルを超える場合は
   8192ピクセルに収まる範囲までしか読み込まれません。



透過度置換系命令9種の追加と機能拡張
状況:Ver3.08で完了

●概要:複数のカテゴリに演算命令を追加しました。
      追加した命令の所属と概要は以下の通りです。
   ●[色・透過度演算]透過度置換:指定した領域の中で指定した透過度を持つ部分にだけ、
         指定した強度で「透過度設定」を行います。
   ●[色・透過度演算]指定値に透過度設定:指定した領域の中で指定した色と透過度を持つ部分にだけ、
         指定した強度で「透過度設定」を行います。
   ●[色・透過度合成]指定透過度に透過度:指定した領域の中で指定した透過度を持つ部分にだけ、描画元の透過度をコピーします。
         指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。
   ●[色・透過度合成]指定色に透過度設定:指定した領域の中で指定した色を持つ部分にだけ、描画元の透過度をコピーします。
         指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。
   ●[色・透過度合成]指定値に透過度設定:指定した領域の中で指定した色と透過度を持つ部分にだけ、描画元の透過度をコピーします。
         指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。
   ●[色・透過度合成]条件(≧,&)で透過度:指定した領域の中でARGB各要素値が全て条件値以上の部分にだけ、描画元の透過度をコピーします。
               指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。
   ●[色・透過度合成]条件(≦,&)で透過度:指定した領域の中でARGB各要素値が全て条件値以下の部分にだけ、描画元の透過度をコピーします。
               指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。
   ●[色・透過度合成]条件(>,OR)で透過度:指定した領域の中でARGB各要素値が1つでも条件値より大きい部分にだけ、描画元の透過度をコピーします。
               指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。
   ●[色・透過度合成]条件(<,OR)で透過度:指定した領域の中でARGB各要素値が1つでも条件値より小さい部分にだけ、描画元の透過度をコピーします。
               指定した領域が描画元より大きい場合、描画元をタイリングします。

   また、「指定色に透過度設定」命令は強度指定ができるようになりました。



演算命令6種の追加
状況:Ver3.09で完了

●概要:複数のカテゴリに演算命令を追加しました。
      追加した命令の所属と概要は以下の通りです。
   ●[色・透過度演算]要素に数式適用:ARGB各要素ごとに指定した範囲の値に対して数式を適用します。
               この時、要素値は0〜1に正規化されます。
   ●[エフェクト]置換マップ:ピクセルを周辺のピクセルへ置換します(DisplacementMap)。
               置換するピクセルや強度はマップ画像によって指定します。
               マップ画像は座標として扱う場合はチャンネルの値を-128して扱います。
               この命令はARGB各チャンネル別に置換処理が可能です。
   ●[エフェクト]置換マップ(色のみ):ピクセルを周辺のピクセルへ置換します(DisplacementMap)。
               置換するピクセルや強度はマップ画像によって指定します。
               マップ画像は座標として扱う場合はチャンネルの値を-128して扱います。
               この命令はARGB各チャンネル別に置換処理が可能です。
               この命令はピクセルの透過度を変更しません。
   ●[エフェクト]置換マップ(透過度):ピクセルを周辺のピクセルへ置換します(DisplacementMap)。
               置換するピクセルや強度はマップ画像によって指定します。
               マップ画像は座標として扱う場合はチャンネルの値を-128して扱います。
               この命令はピクセルの色を変更しません。
   ●[エフェクト]置換マップ係数乗算:置換マップ系命令で使用するマップ画像用に乗算処理を行います。
               この命令はRGBチャンネルの値を-128してから乗算し、その後+128します。
               Aチャンネルの値はそのまま乗算します。
   ●[特殊]アフィン変換描画:指定した画像をアフィン変換によって変形して描画します。
               変形描画の描画方法は Alpha 相当になります。



行列変形/アフィン変換描画でタイリングに対応
状況:Ver3.10で完了

●概要:「特殊」所属の「XY行列で変形描画」「rΘ行列で変形描画」「アフィン変換描画」において、
   描画元領域を無限に敷き詰めたものとして扱う「タイリング」オプションに対応しました。
   ただし原点から遠くなるほど処理が重くなるため、できるだけ原点付近を使用してください。



「rΘ行列で変形描画」で原点からの距離によるクリッピングに対応
状況:Ver3.10で完了

●概要:「特殊」所属の「rΘ行列で変形描画」において、
   描画先原点からの距離によるクリッピングを指定できるようになりました。
   クリッピング範囲外へは描画処理が行われません。



演算命令6種の追加
状況:Ver3.11で完了

●概要:複数のカテゴリに演算命令を追加しました。
      追加した命令の所属と概要は以下の通りです。
   ●[画像合成]除算:指定した領域と描画元の領域の色と透過度をARGBベースで除算します。
   ●[画像合成]除算(色のみ):指定した領域と描画元の領域の色と透過度をARGBベースで除算しますが、
               描画先の透過度を更新しません。
   ●[色・透過度演算]同値範囲を上書き:指定した領域の中で処理開始座標から連続して同じ色と透過度を持つピクセルの色と透過度を上書きします。
               これはいわゆるバケツツールの処理です。
   ●[色・透過度演算]同値範囲に色設定:指定した領域の中で処理開始座標から連続して同じ色を持つピクセルの色を上書きします。
               これはいわゆるバケツツールの処理です。
   ●[色・透過度演算]彩度乗算:指定した領域の各ピクセルの彩度に指定値を乗算します。
   ●[色・透過度合成]透過度除算:指定した領域の透過度に転送元の透過度を除算します。



演算命令5種の追加
状況:Ver3.12で完了

●概要:複数のカテゴリに演算命令を追加しました。
      追加した命令の所属と概要は以下の通りです。
   ●[色・透過度演算]明度即値乗加算:指定した領域の各ピクセルの明度に指定値を乗算/加算します。
   ●[色・透過度合成]彩度乗算:指定した領域を指定した画像の内容に従って彩度に乗算します。
         指定する画像はピクセル毎のパラメータで、以下の仕様で指定します。
         A:強度(0なら影響なし、255で指定値通りを乗算)を指定します
         R:128以上なら正、127以下なら負を乗算します
         G:乗算する絶対値を1/64単位で指定します(Bと合算)
         B:乗算する絶対値を1/16384単位で指定します(Gと合算)
   ●[色・透過度合成]明度乗加算:指定した領域を指定した画像の内容に従って明度に乗加算します。
         指定する画像はピクセル毎のパラメータで、以下の仕様で指定します。
         A:強度(0なら影響なし、255で指定値通りを乗加算)を指定します
         R:(R-128)*2を加算します
         G:乗算する値を1/64単位で指定します(Bと合算)
         B:乗算する値を1/16384単位で指定します(Gと合算)
   ●[特殊]描画マスク設定:描画可能な範囲を制限する描画マスクを設定します。
         描画マスクを設定すると指定した領域外への変更ができなくなり、
         指定領域内は指定した画像の透過度を上限とした影響力しか及ばなくなります。
         透過度が0か255のみの画像を指定した場合はクリッピングマスクとして機能します。
         現在、この命令はゴースト処理では機能しません。
   ●[特殊]描画マスク解除:設定されている描画マスクを解除します。
         現在、この命令はゴースト処理では機能しません。



ラスタスクロールに非クリッピングモード追加
状況:Ver3.13で完了

●概要:「エフェクト」所属の「ラスタスクロール」で非クリッピングモードが使えるようになりました。
   このモードでは対象領域の外側の部分も描画されます。



オブジェクトリストで複製に対応
状況:Ver3.13で完了

●概要:「特殊」所属の「オブジェクトリスト」で
   要素追加/挿入時にCtrlを押していると選択中の項目の複製ができるようになりました。



ビットマップエディタで削除操作を追加
状況:Ver3.13で完了

●概要:ビットマップエディタでカット範囲選択を行った際、選択範囲を削除できるようになりました。
   また、Deleteキーを押しながら塗ることで対象領域を削除できるようになりました。



アニメプレビューにプリセット設定を追加
状況:Ver3.13で完了

●概要:アニメーションプレビューにプリセット設定を作成できるようになりました。
   プリセット設定はFVGファイル単位で保存されます。



ビットマップペーストで合成方法選択を追加
状況:Ver3.13で完了

●概要:ビットマップエディタでペーストを行う際、合成方法が選択できるようになりました。



高品質化処理のオブジェクト単位設定を追加
状況:Ver3.13で完了

●概要:ベクタオブジェクトにおいて、高品質化処理を適用するかをオブジェクト単位で設定できるようになりました。
   この設定で高品質化処理を有効にしない場合、他の設定にかかわらず高品質化を行いません。



演算命令4種の追加
状況:Ver3.13で完了

●概要:「エフェクト」カテゴリに演算命令を追加しました。
      追加した命令の所属と概要は以下の通りです。
   ●[エフェクト]変形マップ:ピクセルをマップに従い同画像の他のピクセルへ置換します。
               マップ画像はARGBを一つの32bit値と捉え、
               bit15-29を1/4単位の参照先X座標、bit0-14を1/4単位の参照先Y座標と解釈します。
   ●[エフェクト]変形マップ(色のみ):ピクセルをマップに従い同画像の他のピクセルへ置換します。
               マップ画像はARGBを一つの32bit値と捉え、
               bit15-29を1/4単位の参照先X座標、bit0-14を1/4単位の参照先Y座標と解釈します。
               この命令はピクセルの透過度を変更しません。
   ●[エフェクト]変形マップ(透過度):ピクセルをマップに従い同画像の他のピクセルへ置換します。
               マップ画像はARGBを一つの32bit値と捉え、
               bit15-29を1/4単位の参照先X座標、bit0-14を1/4単位の参照先Y座標と解釈します。
               この命令はピクセルの色を変更しません。
   ●[エフェクト]変形マップ計算:変形マップ系命令で使用するマップ画像用に乗加算処理を行います。



ビットマップ保存設定を追加
状況:Ver3.14で完了

●概要:ビットマップオブジェクトで「透明ピクセルの情報を含め完全に保存する」オプションを追加しました。
   従来バージョンはこのオプションにチェックした状態と同じです。
   このチェックを外すと保存時に圧縮され、FVGファイルサイズが小さくなりますが、
   透明ピクセルの情報が保存されなくなります。



表示アイコンクリックによる表示状態切替の追加
状況:Ver3.16で完了

●概要:ファクター選択ウィンドウおよび、ベクタ描画系の頂点リスト、オブジェクトリストにおいて
   表示状態アイコンをクリックした時、表示状態切替とする機能を追加しました。



演算命令2種の追加
状況:Ver3.16で完了

●概要:「色・透過度演算」カテゴリに演算命令を追加しました。
      追加した命令の所属と概要は以下の通りです。
   ●[色・透過度演算]マップ参照で上書き:
      指定した領域内の条件値に一致するピクセルをマップ画像の対応ピクセルで色と透過度を上書きします。
      X/Yで指定したチャンネルはマップのX/Y参照位置になり、条件値の判定から除外されます。
      マップ画像は指定位置から右に256ピクセル、下に1(Yがなしの場合)または256ピクセルの範囲が有効である必要があります。
   ●[色・透過度演算]画像で一斉置換:
      指定した領域内のピクセルのうち、マップ画像のY=0となる横一列と同じ値のピクセルを、
      マップ画像の一致したピクセルの1ピクセル下のピクセルで色と透過度を上書きします。
   


演算命令5種の追加
状況:Ver3.17で完了

●概要:複数カテゴリに演算命令を追加しました。
      追加した命令の所属と概要は以下の通りです。
   ●[色・透過度演算]画像参照で上書き(色のみ):
      指定した領域内の条件値に一致するピクセルをマップ画像の対応ピクセルで色のみを上書きします。
      X/Yで指定したチャンネルはマップのX/Y参照位置になり、条件値の判定から除外されます。
      マップ画像は指定位置から右に256ピクセル、下に1(Yがなしの場合)または256ピクセルの範囲が有効である必要があります。
   ●[色・透過度演算]画像参照で上書き(透過度):
      指定した領域内の条件値に一致するピクセルをマップ画像の対応ピクセルで透過度のみを上書きします。
      X/Yで指定したチャンネルはマップのX/Y参照位置になり、条件値の判定から除外されます。
      マップ画像は指定位置から右に256ピクセル、下に1(Yがなしの場合)または256ピクセルの範囲が有効である必要があります。
   ●[色・透過度演算]画像一斉置換(色のみ):
      指定した領域内のピクセルのうち、マップ画像のY=0となる横一列と同じ値のピクセルを、
      マップ画像の一致したピクセルの1ピクセル下のピクセルで色のみを上書きします。
   ●[色・透過度演算]画像一斉置換(透過度):
      指定した領域内のピクセルのうち、マップ画像のY=0となる横一列と同じ値のピクセルを、
      マップ画像の一致したピクセルの1ピクセル下のピクセルで透過度のみを上書きします。
   ●[特殊]描画ベクタマスク設定:描画可能な範囲を制限する描画マスクを設定します。
      この命令は指定したベクタ情報を持つファクターの形状で描画マスクを設定します。
      描画マスクを設定すると指定した領域外への変更ができなくなり、
      指定領域内は指定した要素の透過度を上限とした影響力しか及ばなくなります。
   


ベクタ系命令で濃度指定に対応
状況:Ver3.17で完了

●概要:「ベクタ描画」「ベクタアルファ生成」カテゴリで濃度指定が可能になりました。
   


2種の命令で条件指定を拡張
状況:Ver3.17で完了

●概要:「画像参照で上書き」「画像一斉置換」命令で条件値を評価する要素を指定できるようになりました。
   チェックを外した要素は一致しなくても条件が成立したものとして扱われます。
   ただし、少なくとも1要素はチェックしなければ処理が行われません。
   


依存関係リスト表示の追加
状況:Ver3.18で完了

●概要:オブジェクト操作から依存関係リストを表示できるようになりました。
   編集中のオブジェクトと関連のある他のオブジェクトを一覧できます。
   


ゴーストファクターに「参照先の描画有無も反映」を追加
状況:Ver3.18で完了

●概要:「特殊」所属の「ゴーストファクター」に「参照先の描画有無も反映」オプションを追加しました。
   これにチェックすると参照先のファクターが描画する設定になっている場合のみ描画処理されます。
   参照先の描画設定を確認しないファクターの参照先に取られた場合は影響しません。
   


一斉適用に適用範囲指定を追加
状況:Ver3.18で完了

●概要:「特殊」所属の「一斉適用」に適用範囲指定を追加しました。
   リストの開始番〜終了番(同値含む)までのみを一斉適用します。
   終了番が-1の場合は「残り全て」として扱います。
   終了番が-2の場合は「開始番のみ」として扱います。
   旧バージョンの指定は開始番=0、終了番=-1に相当します。
   


アニメプレビューのスクロール同期に基準位置オプションを追加
状況:Ver3.18で完了

●概要:アニメーションプレビュー設定でスクロール同期を行う際、
   スクロール位置を決定する方法に左上基準と中央基準を選べるようになりました。
   左上基準はアニメプレビュー領域の左上位置をメインプレビュー領域の左上位置に合わせます。
   中央基準はアニメプレビュー領域の中央位置をメインプレビュー領域の中央位置に合わせます。
   旧バージョンは中央基準に相当します。
   


ビットマップペーストで90度単位回転を追加
状況:Ver3.18で完了

●概要:ビットマップエディタでペーストを行う際、90度単位で回転できるようになりました。
   


彩度乗算系命令でチャンネル別影響力設定と色空間設定を追加
状況:Ver3.19で完了

●概要:「色・透過度演算」所属の「彩度即値乗算」、「色・透過度合成」所属の「彩度乗算」において、
   赤、緑、青各チャンネルへの影響力および色空間を設定できるようになりました。
   旧バージョンは全て影響力1および色空間をRGBに設定した場合と同等です。
   


演算命令14種の追加
状況:Ver3.20で完了

●概要:複数カテゴリに演算命令を追加しました。
      追加した命令の所属と概要は以下の通りです。
   ●[画像合成]逆乗算:指定した画像を逆乗算で合成します。
   ●[画像合成]ソフトライト:指定した画像をソフトライトで合成します。
   ●[画像合成]ビビッドライト:指定した画像をビビッドライトで合成します。
   ●[画像合成]リニアライト:指定した画像をリニアライトで合成します。
   ●[画像合成]焼き込みリニア:指定した画像を焼き込みリニアで合成します。
   ●[画像合成]逆乗算(色のみ):指定した画像を逆乗算で色のみに合成します。
   ●[画像合成]ソフトライト(色のみ):指定した画像をソフトライトで色のみに合成します。
   ●[画像合成]ビビッドライト(色のみ):指定した画像をビビッドライトで色のみに合成します。
   ●[画像合成]リニアライト(色のみ):指定した画像をリニアライトで色のみに合成します。
   ●[画像合成]焼き込みリニア(色のみ):指定した画像を焼き込みリニアで色のみに合成します。
   ●[色・透過度合成]透過度逆乗算:指定した領域の透過度に転送元の透過度を逆乗算します。
   ●[特殊]射影変換描画:指定した画像を射影変換によって変形して描画します。
               変形描画の描画方法は Alpha 相当になります。
   ●[特殊]3D板描画:指定した画像を3D空間に板として配置し、オイラー角で回転して描画します。
               変形描画の描画方法は Alpha 相当になります。
   ●[特殊]3D球描画:指定した画像を3D空間に球として配置し、オイラー角で回転して描画します。
               変形描画の描画方法は Alpha 相当になります。
   


色上書き系命令でHSV色空間に対応
状況:Ver3.20で完了

●概要:「色・透過度合成」所属の「色相のみ上書き」「彩度のみ上書き」
   「色彩度のみ上書き」「輝度のみ上書き」において、
   HSV色空間を設定できるようになりました。
   これに伴い、「輝度のみ上書き」は「明度/輝度のみ上書き」に名前変更されました。
   


ぼかし演算の再実装
状況:Ver2.08で完了

●概要:「エフェクト」所属の「透過度拡散ぼかし」「透過/色拡散ぼかし」を再実装しました。
   これに伴い、パラメータが1〜45の範囲に限定され、処理結果が変化します。
   また、Ver2.07以前で作成したFVGファイルに含まれる同演算をロードできなくなりました。
   この影響でFVGファイルが開けなくなってしまった場合、
   該当FVGファイルをコピーした上でメモ帳等で開き、「Shade」を「Blur」で置換してください。
   (FVGファイルはテキストファイルであるため、この方法で修正できます)



前回終了時の位置の復元
状況:Ver3.04で完了

●概要:前回終了時の位置と大きさを記憶し、次回起動時に復元するように仕様変更しました。



必要ランタイムの変更
状況:Ver3.04で完了

●概要:アプリケーションの実行に必要なランタイムがVisual C++2008からVisual C++2019に変更されました。
   起動時にvcruntime140.dllやmfc140.dllが見つからないと表示される場合は必要なランタイムがありません。
   なお、Visual C++2015/2017ランタイムでも動作可能な可能性があります。



「色相のみコピー」で彩度0の扱いの変更
状況:Ver3.05で完了

●概要:「色相のみコピー」命令で、
   指定した画像の彩度が0(色相が定義されない)ピクセルを変更しないようになります。



ベクタ一括変更時の終点の扱いの変更
状況:Ver3.05で完了

●概要:ベクタ系命令の詳細設定で一括してベクタ設定を操作する時、
   起点と終点が同じ位置にあった場合は終点を始点から離れないように変更しました。



「rΘ行列で変形描画」の初角度の扱いの変更
状況:Ver3.10で完了

●概要:「rΘ行列で変形描画」の初角度パラメータにおいて、Θ計算後に除外する仕様を削除しました。
   これにより、初角度パラメータによっても回転するようになります。
   従来同様に回転させずに初角度を操作したい場合はΘ+=を使って調整してください。



「彩度乗算」の名前変更
状況:Ver3.12で完了

●概要:「色・透過度演算」所属の「彩度乗算」を「彩度即値加算」に名前変更しました。
   設定内容および動作に変更はありません。



ぼかし系エフェクトの領域外扱いの変更
状況:Ver3.13で完了

●概要:「エフェクト」所属の「色拡散ぼかし」「透過度拡散ぼかし」「透過/色拡散ぼかし」において、
   画像領域外からの影響を「ARGBが全て0」から「端のピクセルの値と同じ」に変更しました。
   これにより、領域端で黒成分や透過成分が発生しなくなります。



「名前を付けて保存」の初期入力ファイル名の変更
状況:Ver3.13で完了

●概要:「名前を付けて保存」ダイアログを開いた時、
   初期状態で現在開いているファイル名を入力するように変更しました。
   また、ラスタライズ時にオブジェクト名を入力するように変更しました。



オブジェクト選択ウィンドウの表示位置制御の変更
状況:Ver3.13で完了

●概要:オブジェクト選択ウィンドウで項目の多い階層から少ない階層へ移動した時、
   ウィンドウのY座標を下側へずらさないように変更しました。



回転描画処理の調整
状況:Ver3.13で完了

●概要:回転描画処理の端数座標計算によるブレの抑制処理を追加しました。
   これにより、90/180/270°回転の出力が改善します。



マスク設定で空指定の仕様変更
状況:Ver3.13で完了

●概要:「特殊」所属の「マスク設定」において、
   空指定および_Templateを指定した場合はマスク範囲のみを設定するように変更しました。



オブジェクト選択時のスクロール制御調整
状況:Ver3.13で完了

●概要:オブジェクト選択時のプレビューでのスクロール位置制御を調整しました。



アニメプレビューへのペーストプレビューの反映
状況:Ver3.13で完了

●概要:ビットマップ編集時、アニメプレビューにもペーストプレビューが反映されるように変更しました。



ビットマップ編集時のショートカット割り当ての変更
状況:Ver3.15で完了

●概要:ビットマップ編集時のショートカット割り当てを以下の通り変更しました。
キー旧割り当て新割り当て
1なし描画モードを「ペン」に設定
2なし描画モードを「塗りつぶし」に設定
3なし描画モードを「スタンプ」に設定
E「座標/範囲ドラッグでマウスを1/4の感度で処理」ON/OFF選択中ペンパレットを1グループ上へ移動
R「座標/範囲ドラッグでマウスを1/8の感度で処理」ON/OFF選択中ペンパレットを1グループ下へ移動
T「変更時に仮描画で操作速度を維持する」ON/OFF押している間、削除ペンとして処理(Deleteと同様)



「マップ参照で上書き」命令の名前変更
状況:Ver3.17で完了

●概要:「色・透過度演算」所属の「マップ参照で上書き」命令を「画像参照で上書き」に名前変更しました。



ビットマップ画像の完全保持でも圧縮するように変更
状況:Ver3.18で完了

●概要:ビットマップ画像を完全に保持する場合でもWebPによる圧縮が行われるようになりました。
   これによりVer3.18以降で同設定のビットマップ画像を保存したFVGファイルはVer3.17以前では開けなくなります。



非アクティブ状態でもマウスホイール操作を処理するように変更
状況:Ver3.18で完了

●概要:アプリケーションが非アクティブ状態であっても、
   マウスホイール操作を受け取った場合は直ちに処理するように変更しました。



ブレンド系処理の端数処理方法の変更
状況:Ver3.20で完了

●概要:各種ブレンド系処理において、小数点以下の端数処理の方法を変更しました。
   これに伴い、各要素値の計算結果が従来バージョンと1ずれる場合があります。



曲線の輪郭の太さが一部の配置で安定しない
状況:Ver2.15で軽減
   Ver2.15で行った変更により、太さが指定値から大きくずれる状況は減少しましたが、
   依然一部の配置パターンにおいて指定値より太くなったり、塗り潰されたりしてしまいます。
   この問題は曲線の軌跡を計算する数式内に存在しており、完全に解決できる数式を見つけられていません。

●現象:曲線の輪郭を描画する時、起点、終点、中心の各点が特定の形で配置されると、
   描画される輪郭の太さが指定値から大きくずれ、細くなったり太くなったり塗り潰されたりします。
   
●原因:曲線の軌跡を計算する数式を太さに応じて再構成する際、
   太さを正確に維持できる式の書き換え規則を導出できていないためです。
   Ver2.15で角度計算などを補正し、問題が発生するパターンは減少しましたが、解決には至っていません。



アルファマスクビットマップが出力できない
状況:Ver3.02で修正

●現象:ラスタライズ時にAlphaMask Bitmapの作成を実行しても、
   保存される画像が真っ白になります。
   
●原因:Ver3.00で行った仕様変更の反映漏れにより、対象画像のA値が処理されていませんでした。



一部状況で高品質化処理をすると画像が切れる
状況:Ver3.02で修正

●現象:縦長の画像を扱っている時、回転や変形描画を高品質化すると下側の出力が切れる場合があります。
   
●原因:高品質化処理内で画像の高さに誤って画像の横幅が指定されている箇所がありました。
      これにより、画像の横幅よりYが大きい領域が出力されなくなっていました。



一部構成で処理結果の色が暗くなる
状況:Ver3.03で修正

●現象:描画先のAが255以外のピクセルに「Layer」系、「条件付上書き」系、「条件コピー」系命令を
      濃度/強度255以外で使用すると、処理結果の色が暗くなります。
   
●原因:これらの命令が使用しているLAYERBLEND合成コードブロックで
      描画先のAが255以外の時に色計算値が低くなるバグがありました。



距離透過生成の出力が正しくないことがある
状況:Ver3.04で修正

●現象:「エフェクト」所属の「距離透過生成」命令で「近濃度」>「遠濃度」として構成すると
      出力結果が正しくありません。
   
●原因:この条件に対応する透過度計算処理のバグです。



テキスト入力欄で%文字幅がおかしい
状況:Ver3.04で修正

●現象:Windows10上でテキスト入力欄に半角の%文字を入力すると変な隙間が空きます。
   
●原因:半角の%文字描画時の文字幅計算処理のバグです。



ゴーストファクターが再描画されないことがある
状況:Ver3.18で再修正

●現象:ゴーストファクターの対象に指定しているファクターの参照先が更新されても、
   それに起因する再描画が行われないことがあります。
   
●原因:再帰的な再描画判定処理中のバグおよび、キャッシュ制御のバグです。



一部命令で欄外に透過度が設定されてしまうことがある
状況:Ver3.05で修正

●現象:一部の命令で編集できない場所に透過度が設定されてしまい、
   指定した透過度が正しく反映されない場合があります。
   
●原因:処理関数に色+透過度情報を渡す時の構成ミスです。



「指定色に色設定」命令の強度255で色がずれる
状況:Ver3.05で修正

●現象:「指定色に色設定」命令で強度255を指定すると出力値が微妙にずれることがあります。
   
●原因:強度の端数処理のバグです。



一部状況で異常動作する
状況:Ver3.05で修正

●現象:一部の命令で処理領域の起点をオブジェクトの有効座標外に設定すると
   描画が乱れたり異常動作したり異常終了したりします。
   
●原因:処理領域のクリッピング処理のバグです。



Undo/Redoで再描画されないことがある
状況:Ver3.05で修正

●現象:Undo/Redoする時、編集状態や表示状態によってはプレビューや操作パネルが再描画されません。
   なおこの問題は表示上のみで、内部的には正しくUndo/Redoされており、
   編集等で該当箇所を再描画すると正常化します。
   
●原因:Undo/Redoする時の再描画要求設定漏れです。



ベクタアルファ生成(輪郭参照)でゴースト処理が動作しない
状況:Ver3.05で修正

●現象:ベクタアルファ生成所属の「輪郭(参照)」でゴーストファクターを指定しても動作しません。
   
●原因:該当命令のゴーストファクター処理漏れです。



エラー表示中プレビューが正しく行えないことがある
状況:Ver3.05で修正

●現象:編集中オブジェクトで描画エラーが発生している状態で、
   他のオブジェクトをプレビューしようとしても編集中オブジェクトのエラー表示が一部継続する場合があります。
   
●原因:エラーメッセージ構成処理と表示対象処理の不整合です。



負の色相値を指定すると1ずれることがある
状況:Ver3.05で修正

●現象:一部の命令で負の色相値を指定すると内容が1ずれることがあります。
   
●原因:色相値の符号化処理と復号処理の不整合です。



領域塗りつぶし処理で異常動作することがある
状況:Ver3.05で修正

●現象:ビットマップ編集時等の領域塗りつぶし(いわゆるバケツツール)処理で、
   特定の条件が満たされると大量のメモリ要求を出しながらフリーズします。
   (そのまま放置していると、メモリ限界に到達して異常終了します)
   
●原因:処理対象ピクセル判定処理で処理済みのピクセルを再度対象に取ってしまう場合がありました。
   大量のメモリ要求は処理待ちのピクセルリストが無限に大きくなり続けることに起因します。



ラスタライズ後に本描画されない場合がある
状況:Ver3.06で修正

●現象:ラスタライズの実行後、プレビュー領域が仮描画のままになる場合があります。
   この状態は表示対象の切り替えやファクターの編集など、プレビュー領域を再描画すると直ります。
   
●原因:ラスタライズ後、プレビュー領域の本描画カウントをリセットしていなかったため、
   仮描画のままで本描画済み状態になる場合がありました。



画面端が描画されない場合がある
状況:Ver3.07で修正

●現象:プレビュー領域を拡大している時、描画元データの1ピクセル未満の領域が再描画されず、
   直前の描画内容が残る場合があります。
   
●原因:プレビュー領域への描画領域計算のクリッピング処理のバグです。



「XY行列で変形描画」で係数解釈が正しくない場合がある
状況:Ver3.09で修正

●現象:「XY行列で変形描画」命令で「座標を描画元で指定」オプションを有効にしているとき、
   係数の組み合わせによっては指定した係数と異なる変形を行う場合があります。
   
●原因:「座標を描画元で指定」オプション用の行列変換処理のバグです。



「rΘ行列で変形描画」で仮描画時に変形しない場合がある
状況:Ver3.11で修正

●現象:「rΘ行列で変形描画」命令で変形するべき領域が
   係数の組み合わせによっては仮描画時に変形しないことがあります。
   
●原因:Ver3.10の変更時に混入した、変形対象範囲計算のバグです。



表示状態を切り替えた時に正常に再描画されない場合がある
状況:Ver3.12で修正

●現象:選択中のファクターの表示状態を切り替えたとき、正常に再描画されない場合があります。
   
●原因:表示状態の変更でキャッシュ構成が変化した場合に
      適切にキャッシュが再構成されていませんでした。



水平スクロールバーを表示していない時プレビューが乱れる
状況:Ver3.12で修正

●現象:水平スクロールバーを表示していない状態で
      ファクタープレビューを行うと、水平スクロールバーの領域が再描画されません。
   
●原因:描画領域を計算する際の水平スクロールバーの領域計算のバグです。



同じピクセルへの連続書き換えができない
状況:Ver3.13で修正

●現象:ビットマップエディタで直前に描画したピクセルへ
      連続して再度描画しようとしても描画できません。
   
●原因:不要なUndoログ生成抑止および処理負荷軽減のための処理カットが変更を認識せず、
      意味のない操作として処理をカットしていました。



拡大時に縦方向の描画がずれることがある
状況:Ver3.13で修正

●現象:プレビュー画面を拡大状態にしている時、
      描画範囲で読み取り元に端数ピクセルが発生すると縦方向の描画がわずかに縮小する場合があります。
   
●原因:拡大時の描画範囲計算において、縦軸と横軸を取り違えている箇所がありました。
      これにより、縦軸の端数ピクセル補正が正しく行われていませんでした。



特定の操作で自動的な再描画が行われなくなる場合がある
状況:Ver3.13で修正

●現象:トレースやアニメプレビューの描画経路となるオブジェクトを選択した後、
      同じく描画経路となるビットマップオブジェクトを選択すると
      トレースやアニメプレビューの再描画が行われなくなる場合があります。
   
●原因:ビットマップオブジェクト選択時に再描画キャッシュの再構成が行われず、
      直前に参照していたオブジェクトの構成のまま処理されていたためです。



PrevObjectが正しく評価されない場合がある
状況:Ver3.13で修正

●現象:メタオブジェクト「_PrevObject」が構成によっては正しく評価されず、エラーが表示されます。
   
●原因:一部の処理でこのメタオブジェクトの処理が正しく構成されておらず、
      当該処理でメタオブジェクトが処理されると目標を見失っていました。



全ファクター一括移動時に再描画されないことがある
状況:Ver3.13で修正

●現象:全ファクター一括移動操作時に編集対象を参照するオブジェクトが再描画されません。
   
●原因:同操作における再描画要求の発信漏れです。



パレットをペーストすると操作パネルの描画がおかしくなることがある
状況:Ver3.13で修正

●現象:パレットをペーストした際、メインウィンドウでビットマップのペーストが可能な状態だと
      操作パネル上に座標設定が表示されることがあります。
   
●原因:本来は反応するべきでない、メインウィンドウ上でのペースト処理が暴発していました。



FVG一括登録時、メタオブジェクトが正しく処理されない
状況:Ver3.18で再修正

●現象:FVGファイルを一括登録から追加すると、メタオブジェクトが正常に処理されず、
      他のオブジェクトをコピーしたような状態で追加されます。
      また、メタオブジェクトへの参照が正しく保持されません。
   
●原因:メタオブジェクトが正しく処理除外されていませんでした。

なお、修正後はメタオブジェクトは登録されなくなります。



詳細ベクタ描画処理時に隙間ができることがある
状況:Ver3.14で修正

●現象:ベクタ描画系の詳細指定で、一部の構成を行うと隙間ができることがあります。
   
●原因:該当構成時の頂点処理において境界条件判定に誤りがありました。
      このバグを踏むと当該頂点が2回処理され、範囲内/範囲外の判定が逆になっていました。



アニメプレビューのスクロール同期位置が適切でないことがある
状況:Ver3.15で修正

●現象:アニメプレビューでスクロール同期を行った時、構成によっては表示位置がずれることがあります。
   
●原因:スクロール同期時の座標補正処理のバグです。



アフィン変換描画のタイリングの反応範囲が狭い
状況:Ver3.17で修正

●現象:「特殊」所属の「アフィン変換描画」のタイリングのチェックのクリック反応範囲が
      見た目より狭くなっています。
   
●原因:同項目のクリック応答範囲設定ミスです。



ベクタ系の「輪郭(参照)」が詳細設定以外を正しく処理しない
状況:Ver3.17で修正

●現象:「ベクタ描画」「ベクタアルファ作成」所属の「輪郭(参照)」で、
      詳細設定以外のベクタファクターを参照しても正しく描画されません。
   
●原因:輪郭情報設定の同期漏れです。



ファクターの表示状態をクリックで切り替えると正しく再描画しないことがある
状況:Ver3.17で修正

●現象:選択中でないファクターの表示状態をマウスクリックで切り替えた後、
      ファクター選択を決定するまで再描画が正しく行われなくなります。
   
●原因:マウスクリックで表示状態を切り替えた時、
      再描画キャッシュが表示状態を切り替えたファクターの編集用に構成されていました。
      これにより実際の編集中ファクターと再描画キャッシュに齟齬が生じ、正しく再描画できなくなります。
      この状態は何らかのファクターを選択しなおすことで再描画キャッシュが再構成され回復します。



ベクタ詳細設定でSpaceキーを押した時の挙動が不安定
状況:Ver3.17で修正

●現象:ベクタ詳細設定でSpaceキーで頂点挿入を行う際、
      フォーカス状態によって選択頂点基準またはカーソル位置基準で挿入されます。
   
●原因:Spaceキーに「リスト決定」が割り当てられていたため、
      頂点リストがフォーカスを持っているとカーソル位置に選択頂点を切り替える処理が動作し、
      カーソル位置基準で頂点を挿入したような動作になっていました。

修正後は常に選択頂点基準で頂点挿入を行います。



ファクターの循環参照があると落ちることがある
状況:Ver3.18で修正

●現象:ファクターに対する外部参照を持つファクターが循環参照している時、
      そのファクターに関連する場所を編集した時に異常終了することがあります。
   
●原因:再描画が必要なオブジェクトを探索する際、
      一部構成の循環参照に起因する無限ループに対する打ち切り処理がなかったため、
      スタックオーバーフローにより異常終了することがありました。



ゴースト系命令で外部参照を持つファクターの扱いが一貫していない
状況:Ver3.18で修正

●現象:ゴースト系命令でファクターに対する外部参照を持つファクターをゴーストした際、
      ファクターを検索するオブジェクトが命令によって一貫しない挙動を示します。
   
●原因:ファクターに対する外部参照をゴースト処理する際の明確なルールを設定していなかったため、
      命令によってゴースト元/ゴースト先のどちらを参照するかが一貫していませんでした。

修正後は全ての場合において、「ゴーストファクター」はゴースト元(命令があるオブジェクト)、
「ゴーストオブジェクト」はゴースト先(ゴーストされるオブジェクト)を参照します。



ペーストプレビュー中にオブジェクトを切り替えるとおかしくなる
状況:Ver3.18で修正

●現象:ペーストプレビューを表示している時にオブジェクトを切り替えると、
      ペーストしようとしていたオブジェクトにプレビューが残ったり、編集が不安定になります。
   
●原因:当該操作を行った時にペーストプレビューが完全に解除されておらず、
      プレビューが残存したり、編集処理がプレビュー処理と競合したりしていました。



アニメーションプレビュー裏のビットマップが編集できてしまう
状況:Ver3.18で修正

●現象:アニメーションプレビュー領域をクリックした時、
      ビットマップオブジェクト編集中の場合編集されてしまいます。
   
●原因:ビットマップ編集処理でアニメーションプレビュー領域を除外していなかったためです。



新規作成/ファイルを開く際に落ちることがある
状況:Ver3.19で修正

●現象:「ファイル→新規作成」やFVGファイルを開く際に異常終了することがあります。
      この問題は起動時にファイルを開く場合は発生しません。
   
●原因:保持しているFVGデータを放棄して新しいFVGデータを準備する時、処理順序の一部に不備がありました。
      その結果、放棄されたデータを参照しようとして異常終了することがありました。



ペースト時に反転と回転を同時掛けすると正しく処理しない
状況:Ver3.19で修正

●現象:ビットマップをペーストする際、反転と回転を同時に実行すると正しく変形しません。
   
●原因:回転で縦横が入れ替わっても、反転処理の範囲に反映されていませんでした。



色変換描画のBackで異常描画する場合がある
状況:Ver3.20で修正

●現象:色変換描画所属の「Back」「Back(色のみ)」において、
      描画オブジェクトのAが0になる一部のピクセルで出力色が乱れることがあります。
   
●原因:ピクセルの合成比率を計算する過程で負のオーバーフローが発生する場合があり、
      出力値が壊れる場合がありました。




最終更新 2024/03/07