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第4章『体積が有限で果てのない宇宙空間のメカニズム』


第1節 〈3次元的に閉じた宇宙〉

私たちが生きているこの宇宙空間は気が違くなるくらい広いが、その体積は決して無限ではなくて、有限に保たれている。しかし、3次元的にどの方向に何十億光年、何百億光年進んだとしても、決して宇宙の果てに突き当たることはない。つまり、この宇宙は体積は有限に保たれているが、どこまで行っても果てがないようにできている。

それではどうしたら、このようなメカニズムを造ることができるのだろうか?そのメカニズムを考える前に、次元の低い方から順に考えてみることにする。

図5:(5)〜(14)

まず1次元の直線があったとして、その長さを有限に保つために(図5) (5)  ▼ のように、その直線の両端に壁を作ったとする。
しかし1次元の住人は(図5) (6)  ▼ のように、その壁に穴を開けて、その壁の向こう側に出てしまう。すると、その壁の向こう側に、また進むことができる方向ができてしまう。そのため、壁によって、1次元の直線の長さを有限に保つことはできない。

そこで、(図5) (7)  ▼ のように、1次元の直線の両端を結ぶと、1次元的な広がりが、(図5) (8)  ▼ のような、リング状の2次元的な広がりに変わってしまう。つまり、1次元的に広がった直線の両端を、2次元的に閉じることで、線の長さを有限に保ちながら、1次元的に果てをなくしてしまうことができるのである。

次に一つ次元を高めて、2次元の平面を考えてみると、(図5) (8)  ▼ のように、2次元の平面の周りに壁を作り、その面積を有限に保とうとしても、2次元の住人は(図5) (9)  ▼ のように、壁に穴を開けて、その壁の向こう側に出てしまう。すると、そこにはまた平面が広がっているため、やはり、そこに進むことができる方向ができてしまう。そのため、壁によって、2次元の面積を有限に保つことはできない。

そこで、(図5) (10)  ▼ のように、平面上にXとYの二つの方向を作り、(図5) (11)  ▼ のように、X軸の両端を結び、さらに(図5) (12)  ▼ のように、Y軸の両端を結ぶと、2次元的な広がりが、(図5) (13)  ▼ のような、球面状の3次元的な広がりに変わってしまう。つまり、2次元的に広がった平面の、XとYの二つの方向の両端を3次元的に閉じることで、面積を有限に保ちながら、2次元的に果てをなくしてしまうことができるのである。

1次元の直線も、2次元の平面も、壁もしくは果てを作って、その長さや面積を有限に保とうとしても、壁もしくは果てが存在する限り、壁の向こう側ができてしまうため、結局その長さや面積を有限に保つことはできない。これをさらに一つ次元を高めて、3次元の空間になっても同じことで、(図5) (14)  ▼ のように、宇宙に果て(壁)を造ってしまえば、その壁の向こう側が必ずできてしまうため、その体積を有限に保つことはできない。

つまり、この宇宙を3次元空間としてしまう限り、この宇宙から果てをなくし、体積を有限に保つことはできないのである。


第2節 〈4次元的に閉じた宇宙〉ホームページでは公開していません。
第3節 〈宇宙の中心はどこにあるのだろうか?〉
ホームページでは公開していません。

この節はダイジェスト版につき、本ホームページでの掲載予定はありません。

関連図版:図6(掲載済み)図7(掲載済み)図11(略図あり)

第5章 『重力コントロールの理論』


第1節 〈序論〉

UFOはどのような推進力によって、飛行しているのだろうか?現代科学で考えられる飛行方法としては、へリコプターのようにプロペラを回し、その揚力によって、その物体を浮き上がらせて飛行する方法と、ロケットやスペースシャトルのように、ロケットエンジンによって燃料を燃やし、そのガスを勢いよく下方に噴射し、その反作用で飛行する方法がある。またそれ以外には、飛行機のように、ジェットエンジンでガスを後方に勢いよく噴射し、その反作用で前に進み、翼の揚力によって機体を上昇させて飛行する方法がある。

ところが、UFOにはプロペラも翼も付いていないばかりか、ジェットエンジンやロケットエンジンでガスを噴射しているわけでもない。それではUFOはどのような推進力によって、飛行しているのだろうか?

まずその飛び方を観察してみると、UFOは上空で静止しているかと思えば、急発進、急上昇、あるいは時速100万kmもの猛スピードから急停止することも可能であるばかりか、直角に曲がったり、ジグザグに飛んだりしている。人類が造ったジェット機やスペースシャトルとUFOとでは、推進力が違うというだけではなくて、飛行のメカニズムからして根本的に違っている。

それは、人類が造ったいかなる乗り物も、3次元的な移動あるいは飛行をしているのに対して、UFOは連続的に4次元的な飛行をしているのであって、3次元的には地球の慣性系において、常に静止した状態を保っている。そのため、UFOは見かけ上どんなに急加速、急停止をしているように見えても、UFOの内部では加速度が生じることはないのである。

多くの人々がUFOが急加速や急停止ができるのは、UFOの進行方向、あるいはその逆方向に、強力な重力を発生させて、その重力によってUFOを引っぱり、加速や減速をしているのではないか?と考えているようだが、実はそうではない。

3次元的な飛行では加速度が生じるが、4次元的な飛行では加速度が生じないことが分った。それはなぜか?またUFOが空中に浮いていられるのはどのような原理によるものなのか?などについて順次述べて行くことにする。


以下の4節はダイジェスト版につき、本ホームページでの掲載予定はありません。

第2節 〈UFOの空中浮遊の原理〉ホームページでは公開していません。
第3節 〈UFOの推進力〉
ホームページでは公開していません。
第4節 〈重力コントロールは光速をも越える!〉ホームページでは公開していません。
第5節 〈UFOは高速で飛行しても音がしない?〉
ホームページでは公開していません。

関連図版:図6(掲載済み)図7(掲載済み)図11(略図あり)

第6章『3次元空間と4次元空間』


第1節 〈私たちの身の周りの3次元的な距離感は何を意味しているのだろうか?〉

“3次元空間”とは、距離によって広げられた空間であって、X,Y,Zの距離によって、その位置が特定される。そして、目に見えている物は、実際に見かけの位置に存在している。

これに対して“4次元空間”とは、3次元的に“ここ”という共通の空間に、全宇宙の全ての空間が存在していて、X,Y,Zのエーテルの周波数によって、その位置が特定される。そして、目に見えている物は、全て虚像であって、見かけの位置には何も存在していないが、その見かけの位置に向かって進んで行こうとすると、自動的にX,Y,Zの周波数が変換されてしまう。

それでは、その虚像までのX,Y,Zの距離感とは、いったい何を意味しているのだろうか?それは、自分とその物体のX,Y,Zのそれぞれの周波数の差が、どれだけ離れているかを意味しているのである。

ところが、周波数の差は直接目で見ることはできない。そこで、X,Y,Zの周波数の差をX,Y,Zの距離に変換した状態で見えるようになっている。従って、自分の身の周りに見えている物は、自分とその物体のX,Y,Zの周波数が全て近いことを意味している。

また(図11) (6)  ▼ のように、自分が向いている正面の遠く離れた所に、自分と同じ高さの位置に、ある物体が見えていたとする。そして、自分とその物体を結んだ線をY軸とすると、自分とその物体の位置関係を3次元の座標で表すと、X軸とZ軸の距離は0であって、Y軸の距離だけが遠く離れていることになる。

このような場合は、自分とその物体の周波数の差は、XとZに関しては0つまり同じ周波数であるが、Y軸の周波数だけが大きく離れていることを意味しているのであって、自分とその物体の3次元的な位置関係は、全く重なり合った共通の空間に存在しているのである。

このように、この宇宙はX,Y,Zの距離によって広げられた空間ではなくて、X,Y,Zのエーテルの周波数によって広げられた空間になっている。


第2節 〈距離によって広げられた空間とか、エーテルの周波数によって広げられた空間〉

宇宙空間の広げ方として、今まで人類が信じて来たようなX,Y,Zの距離によって広げられた、いわゆる“3次元空間”とX,Y,Zのエーテルの周波数によって“4次元的に広げられた空間”の2種類が考えられる。しかし、その中に入ってしまうと、両方とも全く同じ“3次元空間”として見えてしまう。

この二種類の空間のどちらの方が便利な空間だろうか?X,Y,Zの距離によって広げられた空間では、3次元的な距離しか存在していないため、2点間を移動するのに、間の空間を通らずに移動することは絶対に不可能である。

「宇宙の端から端までの距離が150億光年あるとすると」といっても、宇宙に端が存在している訳ではないので、(図11) (1)のAからZまでの距離=(箱の中の矢印の長さ)を宇宙の端から端までの距離と考え、その宇宙を移動するのにどれくらいの時間がかかるだろうか?

アインシュタインの特殊相対性理論によると、“いかなる物体も光の速度を越えることはできない。”ということになっている。従って、たとえ光に限りなく近い速度(≒光と同じ速度)で宇宙を移動できたとしても、150億光年の1億分の1の距離を移動するのに150年もかかってしまう。

150億光年という距離は私たちにはあまりにも遠すぎて理解できないので、この距離を日本の東京―大阪間の600kmに置き替えて考えてみると、全ての内で最も速い光の速度で、150年かかって進むことができる距離は150光年で、宇宙の端から端までの距離の1億分の1に相当する。

600kmの1億分の1は6mmだから、光の速度で150年もかかって、たったの6mmしか移動できないことになってしまう。(150年かかるといっても、アインシュタインの特殊相対性理論によると、物体が光の速度に近づくと時間の流れる速度が遅くなるため、宇宙船の中での時間は150年よりずっと短い時間しか経過しないことになるが、地球上での時間は150年かかることに変わりはない。)つまり、X,Y,Zの距離によって広げられた、“3次元空間”とは、地球上のごく短い距離を移動することはできたとしても、宇宙全体に渡って移動することは、不可能な空間と言わざるをえない。もちろん“3次元空間”では重力をコントロールすることも不可能である。

それに対して、X,Y,Zのエーテルの周波数によって“4次元的に広げられた空間”では、距離によって広げられた3次元空間と、その体積も密度も変わらないばかりか、見た目においても、3次元空間と全く変わらない。しかしこちらの空間では、見かけ上の3次元的な距離が存在しているのと同時に、次元を越えて移動した時の4次元的な距離が存在している。

そこで、この宇宙を次元を越えて4次元的に移動してしまうと、間の空間を全く通る必要がないため、一瞬の内に無限の距離を移動することができる。またこのように広げられた空間では、この宇宙のどことどこを結んでも瞬間移動ができてしまう。その上さらに、物体に向けて磁力線を放射し、その物体の周波数を徐々に変化させることで、その物体を自由自在に動かすこともできる。この方法は重力を発生させて、その力で引っぱっているのではないが、この宇宙空間を3次元的に考えると、重力をコントロールしているのと同じ意味を持つことになる。

この宇宙空間には未知のエネルギー(無限の宇宙エネルギー=フリーエネルギー)が存在していると仮定してみる。そのフリーエネルギーを磁場に変換し、その磁場を重い物体に向けて放射し、その物体の周波数を徐々に変化させれば、オーストラリアにあるエア一ズロックのような1億トンを越える巨大な岩石でも、空中に浮き上がらせることもできるに違いない。

今まで述べて来たことから判断する限り、この宇宙は距離によって広げられた“3次元空間”とは考えられない。それに、はるか遠く離れた宇宙から、宇宙人がUFOに乗って地球に飛んで来ていることは、数えきれないくらい多くの人々によって、そのUFOが目撃され、また写真やビデオによって撮影されていることや、そのUFOの内部に連れ込まれ、人体実験までされた人々も数えきれないくらいいることから考えても、その存在を否定する余地はないだろう。

そればかりか、彼ら宇宙人は「我々は3次元空間を通って来ているのではない。“次元を越えて4次元的”に飛んで来ている。“次元を越えて4次元的”に移動することで、無限の距離を一瞬の内に移動してしまう。」と言っていることから考えても、もはや議論の余地はないだろう。この宇宙空間はX,Y,Zのに距離によって広げられた“3次元空間”ではなくて、X,Y,Zのエーテルの周波数によって広げられた完全なる“4次元空間”になっている。

かの有名な『西遊記』に「孫悟空がおしゃか様の手の平から飛び立って、いく千もの山を越え谷を越え、何千里、何万里も飛んだつもりでも、結局孫悟空はおしゃか様の手の平から外に出ることすらできなかった。」という話が出てくるが、それと同様に、私たちが宇宙船に乗って、この宇宙をどんなに遠くまで移動したつもりでも、常に神の目の前にいるのである。


第3節 〈3次元空間と同様に見える4次元空間〉

(図21)(1)  ▼ は、2次元の平面をXYの2本の座標軸を用いて表した図である。(図21)(2) は、(図21)(1) Z軸を追加し、3次元を2次元の紙の上に擬似的に表した図である。(ここでは、時間の流れは考えに入れていないため、すべて現在とする。)

(図21)(3)  ▼ の四角の枠で囲まれた平面は、(図21)(2) をななめから見た図であり、その平面内に3次元空間を擬似的に表した図として描き、その3次元に1本の座標軸Wを追加することで、その方向を4次元の方向を表すものとする。

今までの科学においては、「3次元空間を表す、x,y,zの3本の座標軸は、(図21)(3) のように3次元の枠内で広げられている。」(距離によって広げられた3次元空間である。)と考えられて来た。しかしここで、この3本の座標軸を3次元の枠を超え、(3次元空間を越え。)(図21)(4)  ▼ のように、3本の座標軸X,Y,Zをすべて“4次元の方向に広げた” としたら、どのような理論が展開するだろう?

“4次元の方向に広げた” とは、周波数の違う空間どうしを重ね合わせることを意味している。また前章でも述べたように、距離によって広げられた空間を“3次元空間”と呼ぶのに対して空間に空間を重ね合わせた状態を座標軸の数に関わらずすべて“4次元”という言葉で表現している。また(図21)(4)  ▼ のように、4次元の方向にX,Y,Zの3本の座標軸が存在するという意味は、3次元空間は(図6)(1),(2),(3),(4),(5),(6) のように、3つの方向に折りたたむことができるためである。

“距離”といった概念は、3次元空間におけるものであって、4次元の世界においては存在していない。しかし、4次元の世界においても、X,Y,Zの3本の座標軸が存在している。そのため、いかにも距離と方向によって広げられた“3次元空間”のように見えてしまう。 しかしその“距離感は現実のもの(3次元的な距離)ではなく実際には、“4次元空間に満たされたエーテルの周波数の違う空間や、その中に存在している物質と物質の周波数の差が、距離と方向に置き替えられて見えているに過ぎないのである。

第4節 〈原子レベルで見た物質の周波数と見かけの位置〉

物質の周波数を原子レベルで見ると、(図22)(1),(2)  ▼ のように、原子核の周りを特定の周波数を持った電子が回っていることになる。その電子の周波数は、(図22)(3),(4)  ▼ のように、いくつかの周波数が掛け合わされた合成周波数になっている。その合成周波数を成分に分離すると、(図22)(5)  ▼ のX1, Y1, Z1, T1もしくは(図22)(6)  ▼ のX2,Y2,Z2, T2のように、それぞれの周波数に分けられる。原子核を結び付けている核力にも周波数が存在していて、その周波数は、電子の合成周波数と一致している。厳密にいうと、1つの原子にも大きさがあるため、その原子を(図5)(1) に当てはめると、その原子の上下、左右、前後の位置の違いによるわずかな周波数の違いはある。同様に、電子と原子核の位置の違いによるわずかな周波数の差も存在するが、ここではその周波数差はわずかなため無視して理論を進めていく。

4次元的に折りたたまれた空間内に、(図22)(1) の周波数でできた物質と、(図22)(2) の周波数でできた物質が存在していたとする。その見かけ上の位置関係はどのように見えるだろうか?それは、(図22)(5),(6) のそれぞれの周波数の差が距離に変換された状態で見える。それは、X2−X1”,“Y2−Y1”,“Z2−Z1”から求められた数値を (図22)(7) の4次元的に広げられた空間の座標軸にあてはめると、その(図22)(7) のA,Bの位置関係として見える。そこはいかにも3次元空間内のA,Bの異なった位置に存在しているかのように見えてしまう。

このことから考えても理解できるように、私たちが生きているこの宇宙が、距離によって広げられた“3次元空間”のように見え、また感じてしまうのである。しかし、あくまでも(図22)(1) の原子Aの周波数でできた物質と、(図22)(2) の原子Bの周波数でできた物質が存在している絶対的な位置(3次元的な位置)は同一空間内ということになる。それは、(図21)(4) の4次元の方向に向けて広げられたX,Y,Zのすべての座標軸が(図21)(4) の3次元空間を擬似的に表した平面上の一点つまり、3次元空間内の一点で交わっているためである。そこは(図21)(2) においては、x,y,zの3本の座標軸が交わった一点であり、3次元空間内の一点であることを表している。このことから、(図22)(1) の原子Aでできた物質と、(図22)(2) の原子Bでできた物質は3次元的に共通の空間に存在していることになる。

(図21)(4) で4次元的に広げられたXYZの座標軸が、私たちが夜星空を眺めている全宇宙の広がりを表している。もしそうだとすると、満天の夜空において数万光年離れていると思われていた星と星の距離も、数十億光年離れていると思われていた銀河と銀河の距離も、実はすべて見せかけの距離にすぎない。なぜなら、全宇宙のすべての空間は3次元的に共通の空間つまり、“ここ”という一点に共存しているからである。

(図21)(5) は、4次元の方向に広げられた時間軸Tを表している。4次元の方向に広げられた時間軸Tは “3次元+時間軸の枠”内の時間軸t上の一点(現在)のところで交わっている。これは、4次元の方向に広げられた全ての時間(年代)が同時刻に存在していることを表している。私たちの肉体の目では過去や未来を見ることはできないが、時間と空間は基本的に同じ種類のものであり、全宇宙の全ての時間と空間、それは正に“今”、“ここ”に存在しているという結論に達する。

この説で書いた図と文章は3次元の座標軸と4次元の座標軸をもちいて、時間と空間のメカニズムを説明した内容になっているため、理解することがむずかしいと感じる人もいるかもしれないが、その内容は、今まで多くの図を用いて説明してきたとおりで、時間とは現在だけが存在しているものではなく、(図3)(1) の映画のフィルムのように“過去”、“現在”、“未来”は同時に存在しているということであり、全宇宙のすべての空間は(図6)(1),(2),(3),(4),(5),(6) のように4次元的に折りたたまれ、3次元的に共通の空間に存在しているということである。

「4次元時空理論」第1部 終わり

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